こちらのエントリーでご紹介したように、早速改札口が移設されて新しくなった和歌山市駅を見てきました。
この和歌山市駅と和歌山駅間のJR紀勢線では、本日よりICOCA等のICカード乗車券が利用できるようになりました。
参考:【JR西日本】紀勢線(和歌山〜和歌山市)でICカード乗車券利用開始(2017年7月)併せて同区間を含む南海・JR西日本IC連絡定期券も発売へ : 阪和線の沿線から

この利用開始を記念して、利用開始記念イベントが開催されることも発表されていました。
参考:【JR西日本】和歌山〜和歌山市駅間ICOCA利用開始記念イベント実施(2017.7.15)カモノハシのイコちゃんとの記念撮影も実施 : 阪和線の沿線から

丁度和歌山市内に滞在していること、またこのイベントにカモノハシのイコちゃんがやってくることから、是非ともその様子を見てみたいと思い、イベント開始となる10時半頃に再び和歌山市駅に戻ってきました。

会場となるJR和歌山市駅改札付近に来ると、既にイベントの準備が整いつつありました。
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程なくして、今回の改札機渡り初めともなるこどもサポーターによるリハーサルも始まりました。
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リハーサルも済み、更なる主役のゆるキャラ達も、控え場所から会場に出てきました。
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カモノハシのイコちゃんがいよいよ登場です。
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係員に誘導されながら、定位置に到着です。
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程なくして、イベントが始まりました。

最初に、和歌山駅長による挨拶です。
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和歌山支社の挨拶では、県内のICOCAエリア拡大については、2015年のわかやま国体で宮前〜海南間、昨年12月に海南以南の特急停車駅で利用エリアが拡大、また累計の発売枚数は1500万枚に達し、またICOCA電子マネーも拡大していて、県内ではオークワ(総合スーパー)での利用も増えている、といった内容となっていました。

その挨拶の合間、隣の3番線(南海線・加太線ホーム)には、これまた示し合わせたかのように、加太線の観光列車「めでたいでんしゃ」が入線してきました。
紀勢線でICカードが利用できるようになり、おめでたいことから、「めでたいでんしゃ」の来る時間に合わせたのかどうかは定かではありませんが、まず今後見られる可能性があるとは思えない「めでたいでんしゃ」とカモノハシのイコちゃんの並びの記録も撮ることができました。
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次に、イコちゃん等との記念撮影となります。
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記念撮影の後に、こどもサポーターによる自動改札機の渡り初めです。
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続いてゆるキャラ達も自動改札機を通過して改札内に入る訳ですが、ゆるキャラ達の中で一番図体がデカいカモノハシのイコちゃんが、果たして自動改札機を通過できるのか、会場のギャラリーの注目はこの瞬間、その一点に集中しました。
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他のゆるキャラ達に続いてスムーズに通過しようとするイコちゃん。

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しかし、やはりデカすぎる図体が徒となり、自動改札を容易に通れないイコちゃん。
発車時刻が迫る中、果たして自動改札機を通ることができるのか?!

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何とか無事に、イコちゃんは自動改札機を通過することができました。

やれやれ、というか安堵というか、そんな雰囲気の中、イベントは粛々と進み、いよいよ11時3分発の和歌山行きの列車の見送りとなります。
私も前もって購入した入場券を使用し、改札内から見送り風景を見てみることにします。
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今回使用した和歌山市駅の入場券。
これまでは南海側で発売されていた為、このようにJRの地紋・形式で購入できるのも本日からとなります。

こどもサポーター、ゆるキャラ達による発車見送りです。
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これで今回のイベントのプログラムは全て終了となりました。
場所があまり広くないとはいえ、紀勢線でのICOCA利用開始をアピールするには十分の賑わいのイベントだったと感じました。
また、ほどよい賑やかさだったので、大きな混乱もなく(イコちゃんが自動改札機を通過できるのか、といった心配はありましたが)、和やかな雰囲気でのイベントと感じました。

個人的にはイコちゃんの実物?をようやくにして目にすることができ、非常に満足いくイベントでした。

さて、和歌山市駅から帰ろうとすると、とあるマスコミ記者の方から取材を受けました。
取材の内容としては、改札口が2階から1階となり、どう感じたか、ということでしたが、利用しやすくなったことは勿論、これまでJR・南海の改札が一体だったものが分離され、南海線からJR線に抜けるという不正乗車が不可能となった点も評価できる旨を回答しました。
当該内容が記されている報道メディアがあるとすれば、私が答えた内容を参考にして記事化したのだな、と感じていただければと思います。


今回の紀勢線(和歌山〜和歌山市)のICカード利用可能になったことにより、今後和歌山市駅から阪和線方面に向かう場合も窓口の精算が不要になったので便利に感じることと思います。
一方で、南海とJRの改札が分離したことから、今後例えば南海への新車の甲種輸送を記録する場合は、南海の入場券を別途購入する必要が出てきますが、その際は南海の入場券を購入して記録していこうと思います。

これまで述べてきたように、今後和歌山市駅は旧駅ビルの解体、新しい駅ビルの建設と、工事が進んできますが、その様子も今後ご紹介していきたいと思います。

和歌山駅〜和歌山市駅間ICOCA利用開始記念イベント開催(和歌経写真ニュース) - 和歌山経済新聞
JR西日本 ICOCA 和歌山市〜和歌山間利用開始記念イベント撮影 2017年07月15日 ( 鉄道、列車 ) - 西和路快速の撮り鉄日記&情報局 - Yahoo!ブログ



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