こちらのエントリーでアルピコ交通上高地線に乗車し、松本から特急「あずさ」と普通列車を乗り継いでやってきた大月駅。
ここから、これまた未乗の富士急行線に乗車しますが、その富士急行線初乗車となる列車が、こちらの「富士山ビュー特急」。

「富士山ビュー特急」については、こちらのエントリーで紹介したように、JR東海の371系電車を譲り受け、内外装を大きく変え、富士山への観光列車としてリニューアルして、2016年4月に登場したもので、まもなく運行開始2年となりますが、今回はじめて乗車することとなりました。
まだ車内清掃中ということもあり、ホームから「富士山ビュー特急」を眺めてみます。

真横から

先端部のヘッドマークあたりをアップ。
ここから、これまた未乗の富士急行線に乗車しますが、その富士急行線初乗車となる列車が、こちらの「富士山ビュー特急」。

「富士山ビュー特急」については、こちらのエントリーで紹介したように、JR東海の371系電車を譲り受け、内外装を大きく変え、富士山への観光列車としてリニューアルして、2016年4月に登場したもので、まもなく運行開始2年となりますが、今回はじめて乗車することとなりました。
まだ車内清掃中ということもあり、ホームから「富士山ビュー特急」を眺めてみます。

真横から

先端部のヘッドマークあたりをアップ。
側面を色々撮ってみます。



この「富士山ビュー特急」、1号車は指定席の特別車両、2・3号車は自由席となっています。
自由席は特急料金で利用可ですが、指定席は特急料金に加えて900円の特別車両料金が必要となります。
言ってみればJRの「グリーン車」に相当するこの特別車両、個人的にも興味があるので、迷わず指定席車に乗車してみることにしました。
新宿からの「かいじ」の客を受けてドアが開いたので、車内に入ってみます。





客室乗務員に迎えられて車内に入ると、2人・4人のボックスシートと、1人席は丸テーブルを囲んだ席が6席、それとは離れた窓に沿った向きに2席の空間となっています。
2人掛けの座席が並ぶ自由席車とは明らかに車内のゆとりが違う車内となっています。
指定された席につくと、客室乗務員が挨拶と飲み物のオーダーを取りに来ました。
この指定席車では、ドリンクはコーヒー等は無料、アルコールとピーチジュースは有料となっています。
また無料のドリンクはおかわりが自由となっているので、各種飲み比べながら楽しむことも可能となっています。
まずはコーヒーをいただきながら、発車を待つとします。

その後乗客は少しずつ集まり、ボックス席に2組、一人掛け席に二人の乗客が指定席に乗車し、14時52分、河口湖駅に向けて出発します。
富士急行線は単線であることや、普通列車とのダイヤの関係もあるのか、特急列車とはいえあまり高速で走るわけではありません。
逆に言えば、ゆったり走ってくれるからこそ、車内を楽しむゆとりもある、といったところでしょうか。
それを、JR東海371系の時代からの特徴でもあった展望の良い先頭車から眺めることができるのも、この指定席のまたとない特徴でしょうか。
途中で5000形「トーマスランド号」とすれ違います。

さらに進むと、今度は8000系「フジサン特急」とすれ違います。

この「フジサン特急」も、かつて、JR東海371系とともに特急「あさぎり」として運用されていた小田急20000形RSE車で、両車が富士山の反対側で同じ路線で再び特急として活躍するのも何かの縁でしょうか。
途中の富士山のビューポイントで徐行します。

この日はあまり綺麗に富士山は見れませんでしたが、このような感じとなりました。
こういった場所で徐行のダイヤを予め組んでいるのも、観光特急ならではといったところでしょうか。
約45分の乗車時間を経て、終点の河口湖駅に到着です。



元・JR東日本205系の6000系「マッターホルン号」と並びます。
構内踏切から、「富士山ビュー特急」の前面を撮影します。

平日の夕方ということもあり、指定席の客の多くは富士山駅で降り、河口湖まで乗り続けたのは私だけでした。
一方自由席からは結構多くの乗客が降りてきたので、この時間からでも富士五湖などの観光に向かう流動はそれなりあるのかな、とも感じました。
河口湖駅は、外国人旅行者も多く、平日というのにかなり混んでいました。
冬のシーズンオフでこの様子となると、夏の観光シーズンとかになると、これまた大混雑になるのではないか、とも思ったりして、今回は比較的空いている時期に訪問できてよかったかな、とも感じました。
以上のように、「富士山ビュー特急」乗車の記録をご紹介しました。
昨年4月から運行を開始しましたが、1月の平日であっても、外国人旅行者を多く見かけただけに、そういった海外の旅行者にとってもこのような趣向を凝らした観光列車が走るのは、高い訴求力をもつのではないか、と感じました。
オリジナルの371系を大幅に改造したこの「富士山ビュー特急」、その大幅すぎるリニューアルには様々な意見があるようですが、富士山麓までの約45分程度のアクセスを楽しむ趣向として満足できる列車なのではないか、と個人的に感じました。
それは、ただ風景を眺めるのみならず、特別車両での手厚いサービスも含めてのおもてなし、というサービス全般も含めて楽しかった、と感じました。
この特別車両ですが、土休日は「スイーツプラン」が設定されており、乗車券とセットで4,000円となっていますので、次回乗車する機会があれば、こちらも経験できればとも思った乗車でした。
<おまけ>
「富士山ビュー特急」などのネット予約について
今回「富士山ビュー特急」乗車にあたり、富士急行のWebサイトからネット予約を行いました。
富士急行特急予約
予約後の案内が特に書かれていないので、受取等がどうなっているのか、分からなくて不安な向きもあるかと思いますので、ここで少しご紹介したいと思います。
ネットで予約の後、特急券等の引き替えは当日乗車前まで可能で、また、特急券つきのフリーきっぷ「富士急特急フリーきっぷ」の場合、「富士山ビュー特急」の指定席乗車の場合は、追加の特急料金を支払うだけで可能となっています。
ネット予約の場合、たいていの場合は事前決済を求めるケースが多いわけですが、富士急の場合は当日決済で可能となっていることから、今後富士急行の指定席を利用される際には参考にしてみてはいかがでしょうか。
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この「富士山ビュー特急」、1号車は指定席の特別車両、2・3号車は自由席となっています。
自由席は特急料金で利用可ですが、指定席は特急料金に加えて900円の特別車両料金が必要となります。
言ってみればJRの「グリーン車」に相当するこの特別車両、個人的にも興味があるので、迷わず指定席車に乗車してみることにしました。
新宿からの「かいじ」の客を受けてドアが開いたので、車内に入ってみます。





客室乗務員に迎えられて車内に入ると、2人・4人のボックスシートと、1人席は丸テーブルを囲んだ席が6席、それとは離れた窓に沿った向きに2席の空間となっています。
2人掛けの座席が並ぶ自由席車とは明らかに車内のゆとりが違う車内となっています。
指定された席につくと、客室乗務員が挨拶と飲み物のオーダーを取りに来ました。
この指定席車では、ドリンクはコーヒー等は無料、アルコールとピーチジュースは有料となっています。
また無料のドリンクはおかわりが自由となっているので、各種飲み比べながら楽しむことも可能となっています。
まずはコーヒーをいただきながら、発車を待つとします。

その後乗客は少しずつ集まり、ボックス席に2組、一人掛け席に二人の乗客が指定席に乗車し、14時52分、河口湖駅に向けて出発します。
富士急行線は単線であることや、普通列車とのダイヤの関係もあるのか、特急列車とはいえあまり高速で走るわけではありません。
逆に言えば、ゆったり走ってくれるからこそ、車内を楽しむゆとりもある、といったところでしょうか。
それを、JR東海371系の時代からの特徴でもあった展望の良い先頭車から眺めることができるのも、この指定席のまたとない特徴でしょうか。
途中で5000形「トーマスランド号」とすれ違います。

さらに進むと、今度は8000系「フジサン特急」とすれ違います。

この「フジサン特急」も、かつて、JR東海371系とともに特急「あさぎり」として運用されていた小田急20000形RSE車で、両車が富士山の反対側で同じ路線で再び特急として活躍するのも何かの縁でしょうか。
途中の富士山のビューポイントで徐行します。

この日はあまり綺麗に富士山は見れませんでしたが、このような感じとなりました。
こういった場所で徐行のダイヤを予め組んでいるのも、観光特急ならではといったところでしょうか。
約45分の乗車時間を経て、終点の河口湖駅に到着です。



元・JR東日本205系の6000系「マッターホルン号」と並びます。
構内踏切から、「富士山ビュー特急」の前面を撮影します。

平日の夕方ということもあり、指定席の客の多くは富士山駅で降り、河口湖まで乗り続けたのは私だけでした。
一方自由席からは結構多くの乗客が降りてきたので、この時間からでも富士五湖などの観光に向かう流動はそれなりあるのかな、とも感じました。
河口湖駅は、外国人旅行者も多く、平日というのにかなり混んでいました。
冬のシーズンオフでこの様子となると、夏の観光シーズンとかになると、これまた大混雑になるのではないか、とも思ったりして、今回は比較的空いている時期に訪問できてよかったかな、とも感じました。
以上のように、「富士山ビュー特急」乗車の記録をご紹介しました。
昨年4月から運行を開始しましたが、1月の平日であっても、外国人旅行者を多く見かけただけに、そういった海外の旅行者にとってもこのような趣向を凝らした観光列車が走るのは、高い訴求力をもつのではないか、と感じました。
オリジナルの371系を大幅に改造したこの「富士山ビュー特急」、その大幅すぎるリニューアルには様々な意見があるようですが、富士山麓までの約45分程度のアクセスを楽しむ趣向として満足できる列車なのではないか、と個人的に感じました。
それは、ただ風景を眺めるのみならず、特別車両での手厚いサービスも含めてのおもてなし、というサービス全般も含めて楽しかった、と感じました。
この特別車両ですが、土休日は「スイーツプラン」が設定されており、乗車券とセットで4,000円となっていますので、次回乗車する機会があれば、こちらも経験できればとも思った乗車でした。
<おまけ>
「富士山ビュー特急」などのネット予約について
今回「富士山ビュー特急」乗車にあたり、富士急行のWebサイトからネット予約を行いました。
富士急行特急予約
予約後の案内が特に書かれていないので、受取等がどうなっているのか、分からなくて不安な向きもあるかと思いますので、ここで少しご紹介したいと思います。
ネットで予約の後、特急券等の引き替えは当日乗車前まで可能で、また、特急券つきのフリーきっぷ「富士急特急フリーきっぷ」の場合、「富士山ビュー特急」の指定席乗車の場合は、追加の特急料金を支払うだけで可能となっています。
ネット予約の場合、たいていの場合は事前決済を求めるケースが多いわけですが、富士急の場合は当日決済で可能となっていることから、今後富士急行の指定席を利用される際には参考にしてみてはいかがでしょうか。
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