東京都交通局、同局が運行する恩賜上野動物園のモノレールについて、2019年11月1日(金)から運行を休止することを発表しました。
恩賜上野動物園モノレール休止のお知らせ | 東京都交通局
概要は以下の通りです。
また、この上野動物園モノレールですが、1月24日に発生した車両故障により、運行を見合わせている旨、同局より発表されています。
緊急ニュース | 東京都交通局
概要は以下の通りです。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
上野動物園といえば、最近ではパンダのシャンシャンが生まれたことでニュースになってはいるのですが、こと和歌山で仕事をしている私としては、パンダ生誕のニュースは、何年かに一回の恒例のニュース、という感じなのでありますが、今回取り上げるのは、上野動物園のパンダの話ではなく、モノレールの話です。
上野動物園の園内には、同園の敷地内を東西に結ぶモノレールが運行されています。
このモノレールは、日本で最初に開業したもので、また園内にあるものの鉄道事業法に基づく交通機関として運営されていることが特徴となっています。
参考:上野動物園モノレール | 東京都交通局
その上野動物園モノレールですが、現在運行されている車両が導入後17年を経過し、老朽化が進んでいることから、今年11月1日から休止することとしています。
加えて、その車両更新についても国内唯一の特殊な方式であることから、製造に3年程度必要であり、また電気設備等についても、大規模な更新が今後必要であることから、今後の方針を検討していくとしていますが、この路線唯一の方式であることを考えると、このまま車両更新を行って運行再開を行う、というのは難しいのかな、とも思ったりしました。
ここまで読んで、「それなら早く乗りに行かなくては!パンダより先にモノレール!」と早速行動に移そう、と考えた方に、更に追い打ちをかけるともいえるのが、後半のニュースです。
この上野動物園モノレールでは、1月24日に車両故障が発生し、1月25日以降の運行を見合わせているとのことです。
その状況としては、走行装置内の部品(ベアリング)が損傷しているとのことで、修理を行うのには時間を要することで、当面の間運行を見合わせることとしています。
「ベアリング」といえば、車両の走行を安全・確実に行う主要な部品であり、これが損傷しているということは、かなりのダメージと、素人の私でも直感できます。
その修理に時間を要するのは当然なのですが、先の運行休止の発表資料も併せて考えると、このまま運行休止→廃止、ということも十分あり得るのではないか、と考えられます。
実は私自身、この上野動物園モノレールに乗車したことがなく、運行休止のニュースを聞いた際に、次に東京へ行った際には、「パンダは白浜で沢山見られるけど、モノレールは上野でしか乗れない」ので、真っ先に上野動物園に向かおうと思っていました。
しかし、この運転見合わせが長期間続くと、本当に乗れなくなりそうな気もするだけに、大いに気になります。
本当に、「乗れるときに乗っておく」ことがどれほど重要か、改めて思い知らされたニュースであるとともに、今後の動きを引き続きご紹介したいと思います。
●関連ニュースサイト:
上野動物園のモノレールが休止へ…車両老朽化が理由、電気自動車などで代替 11月1日から | レスポンス(Response.jp)
東京都交通局,上野動物園モノレールを11月1日から運転休止に|鉄道ニュース|2019年1月23日掲載|鉄道ファン・railf.jp
●関連ブログ:
東京都、恩賜上野動物園モノレールの運行を休止へ - kqtrain.net(京浜急行)
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恩賜上野動物園モノレール休止のお知らせ | 東京都交通局
概要は以下の通りです。
●休止日:
2019年11月1日〜
●休止理由:
現行の車両は、昨年11月から12月にかけて定期検査を実施し、車両設備等の安全性を確認しているが、平成13年度の運行開始から17年が経過し、経年劣化が顕著に進んでいることから、次回の定期検査前をもって運行休止することとした。
●休止中の措置:
東園と西園を往復する車両(電気自動車など)を無料運行する予定。
●今後について:
車両更新等については、これまで検討してきたが、当該車両は国内唯一の特殊な車両であり製造に3年程度要すること、電気設備等についても今後、大規模な更新が必要なことなどの課題があり、また、動物園全体としての魅力向上に向けた取組も、あわせて考えていく必要がある。
こうした状況を踏まえ、今後の車両更新またはそれに替わる方策については、都民等の意見を聞きつつ検討する。
また、この上野動物園モノレールですが、1月24日に発生した車両故障により、運行を見合わせている旨、同局より発表されています。
緊急ニュース | 東京都交通局
概要は以下の通りです。
●車両の状況:
点検の結果、走行装置内の部品(ベアリング)の損傷を確認。
その他の部品にも不具合がないか、製造会社にて詳細な検査を実施。
●今後の見通し:
不具合の原因分析を進めたうえで走行装置の修理を行うが、れらの作業には時間を要するため、当面の間、運行を見合わせる。
運行再開については、判明次第発表。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
上野動物園といえば、最近ではパンダのシャンシャンが生まれたことでニュースになってはいるのですが、こと和歌山で仕事をしている私としては、パンダ生誕のニュースは、何年かに一回の恒例のニュース、という感じなのでありますが、今回取り上げるのは、上野動物園のパンダの話ではなく、モノレールの話です。
上野動物園の園内には、同園の敷地内を東西に結ぶモノレールが運行されています。
このモノレールは、日本で最初に開業したもので、また園内にあるものの鉄道事業法に基づく交通機関として運営されていることが特徴となっています。
参考:上野動物園モノレール | 東京都交通局
その上野動物園モノレールですが、現在運行されている車両が導入後17年を経過し、老朽化が進んでいることから、今年11月1日から休止することとしています。
加えて、その車両更新についても国内唯一の特殊な方式であることから、製造に3年程度必要であり、また電気設備等についても、大規模な更新が今後必要であることから、今後の方針を検討していくとしていますが、この路線唯一の方式であることを考えると、このまま車両更新を行って運行再開を行う、というのは難しいのかな、とも思ったりしました。
ここまで読んで、「それなら早く乗りに行かなくては!パンダより先にモノレール!」と早速行動に移そう、と考えた方に、更に追い打ちをかけるともいえるのが、後半のニュースです。
この上野動物園モノレールでは、1月24日に車両故障が発生し、1月25日以降の運行を見合わせているとのことです。
その状況としては、走行装置内の部品(ベアリング)が損傷しているとのことで、修理を行うのには時間を要することで、当面の間運行を見合わせることとしています。
「ベアリング」といえば、車両の走行を安全・確実に行う主要な部品であり、これが損傷しているということは、かなりのダメージと、素人の私でも直感できます。
その修理に時間を要するのは当然なのですが、先の運行休止の発表資料も併せて考えると、このまま運行休止→廃止、ということも十分あり得るのではないか、と考えられます。
実は私自身、この上野動物園モノレールに乗車したことがなく、運行休止のニュースを聞いた際に、次に東京へ行った際には、「パンダは白浜で沢山見られるけど、モノレールは上野でしか乗れない」ので、真っ先に上野動物園に向かおうと思っていました。
しかし、この運転見合わせが長期間続くと、本当に乗れなくなりそうな気もするだけに、大いに気になります。
本当に、「乗れるときに乗っておく」ことがどれほど重要か、改めて思い知らされたニュースであるとともに、今後の動きを引き続きご紹介したいと思います。
●関連ニュースサイト:
上野動物園のモノレールが休止へ…車両老朽化が理由、電気自動車などで代替 11月1日から | レスポンス(Response.jp)
東京都交通局,上野動物園モノレールを11月1日から運転休止に|鉄道ニュース|2019年1月23日掲載|鉄道ファン・railf.jp
●関連ブログ:
東京都、恩賜上野動物園モノレールの運行を休止へ - kqtrain.net(京浜急行)
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