このブログでも撮影記録を随時お届けしている「パンダくろしお『Smileアドベンチャートレイン』」。
パンダの顔に見立てた前面と、側面にはアドベンチャーワールドの様々な動物たちを描いた特別装飾は、2017年8月の運行開始直後から話題を集め、今なお高い人気を集めています。

当ブログでもこれまでこの「パンダくろしお」の走行中の様子を撮影した画像をご紹介したり、昨年の桜の時期には、山中渓の桜並木を通過するパンダくろしおの様子をご紹介しました。
参考:「パンダくろしお」桜満開の山中渓駅で撮影(2018.3.30) : 阪和線の沿線から

これほどまでにご紹介はしている「パンダくろしお」ですが、管理人自身は実はまだ乗車したことはありません。
車内でも、座席ヘッドカバーや車内扉にもオリジナルの装飾が施されており、その様子も見てみたいとは思いつつ、なかなか遭遇する機会に恵まれませんでした。

本日(2019年5月13日)、この「パンダくろしお」が新大阪発和歌山行きの「くろしお25号」に充当されることから、仕事を早めに終えて日根野からこの「パンダくろしお」に乗ってみようと、と考え、早速和歌山駅から日根野駅まで戻って、パンダくろしおの到着を待つこととしました。

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▲列車発車標。
和歌山行き「くろしお25号」は、2018年3月のダイヤ改正で、通勤客向けの着席サービスを主体として増発された列車です。
参考:【JR西日本】2018年春ダイヤ改正を発表。特急「くろしお」新大阪〜和歌山間増発の一方、白浜〜新宮間で1往復削減。新大阪発着の快速列車も取りやめへ : 阪和線の沿線から

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▲日根野駅に到着した「くろしお25号」。
停車時間はわずかですので、素早く乗り込みます。


車内は、以前から知っていたとはいえ、まさに「アドベンチャーワールド」、そして「パンダ」の世界でありました。
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▲座席。
パンダの座席ヘッドカバーが目立ちますね。

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▲そのヘッドカバーの後部はこのような感じ。

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▲背後の車内広告も「パンダ」「アドベンチャーワールド」限定であります。

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▲私が乗車したのは6号車。
運転席を仕切る車内扉のラッピングも、勿論アドベンチャーワールドであります。


この車内扉、各号車によりデザインがことなりますので、1号車まで歩いて、確認してみます。
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▲6号車(出入口側)

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▲5号車

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▲4号車

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▲3号車

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▲2号車

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▲1号車


「パンダ」等の車内広告もご紹介します。
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車内の様子を一通り撮影して、6号車の自席に戻ると、もうまもなく和歌山駅到着の案内が行われたところでありました。

19時53分、和歌山駅に到着しました。
この「くろしお25号」は和歌山駅までで、乗客は全員下車しますので、下車直後の車内に誰もいない一瞬を撮影してみます。
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▲「パンダくろしお」6号車車内。

座席ヘッドカバーに描かれているパンダが全てこちらを見ているのは、壮観でありますが、それだけでなく威圧感さえも感じそうであります。

和歌山駅止めなので、下車後も車両をじっくり撮影できます。

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▲前面。
「パンダの顔」の強いインパクトは、今なお人気であります。

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▲6号車から側面を眺めてみます。


以上、「パンダくろしお」の乗車記でありました。
日根野から和歌山までという、所要約20分という短い時間でありましたが、今回は「パンダくろしお」の車内を記録することを主眼に乗車してみました。
パンダなどの動物がふんだんに描かれた車内は、やはり「楽しい」の一言でありました。
今度は本当にアドベンチャーワールドに行く際に利用できれば、嬉しいことこの上ないと感じました。


この「パンダくろしお」、運行は今年の11月頃までを予定していますが、これだけインパクトを与えた「パンダくろしお」の第2弾が走ると良いな、とも感じたりしますが、そのためには更なる高い人気を獲得する必要があると思われますので、このブログでも、より多くの方々が「パンダくろしお」に乗っていただけるよう、様々な情報をご提供したいな、と思いを新たにした乗車でありました。




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