大阪〜別府、神戸〜大分、大阪〜志布志のフェリーを運航する「フェリーさんふらわあ」では、同社の大阪〜別府航路に、新造船を投入することを発表しました。

お知らせ「大阪/別府航路 待望の新造船就航決定!」 | フェリーさんふらわあ

概要は以下の通りです。

●船名:
「さんふらわあ くれない」
「さんふらわあ むらさき」(※)
(※)変更の可能性あり

●就航時期:
2022年末〜2023年前半

●就航航路:
大阪〜別府航路

●新造船のポイント:
・移動手段としてのフェリーに客船(クルーズ)の要素を取り入れ、船旅そのものを楽しむことができる“初めての経験 わくわくドキドキ さんふらわあのカジュアルクルーズ”をさらに進化。
・貨物スペースを現行船の1.5倍に拡大し、物流をサポート
・日本発のLNG燃料フェリーとして、LNG(液化天然ガス)を燃料とし、硫黄酸化物(SOx)をほぼ排出せず、窒素酸化物(NOx)と二酸化炭素(CO2)の排出を大幅削減

●主な特徴:
・長距離フェリー初となる「コネクティングルーム」を設置し、和室・洋室の連結が可能に。
・大浴場・レストランを拡大。(大浴場面積は現行船の2倍、レストランの席数は1.5倍)
・トラック積載台数が、現行92台から136台へ増加。
・定員一人当たりの面積が6.9屬ら10.9屬愕搬隋
・大阪〜志布志航路に就航している「さんふらわあ さつま・きりしま」で好評の最上等級「スイート」、3層吹き抜けのアトリウムやプロジェクションマッピング、ペットと一緒に過ごせる「ゥイズペットルーム」「ドッグラン」などを用意

●スペック比較(現行船→新造船):
総トン数・・・9245トン→17,300トン
定員・・・710名→763名
個室割合・・・80%→90%

●イメージ:
sunflower_kurenai_image
▲「さんふらわあ くれない」のイメージ
(上記発表資料(https://www.ferry-sunflower.co.jp/news/article/2022_LNG_ferry_debut.html)より引用)

sunflower_kurenai_restaurant
▲「さんふらわあくれない」のレストラン。
席数は現行船の1.5倍に拡大されます。


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。

このブログでも時折ご紹介しているフェリー情報ですが、大阪〜九州航路に関しては、2015年の阪九フェリー「いずみ」「ひびき」を皮切りに、名門大洋フェリー「フェリーおおさか供廖屮侫Д蝓爾たきゅうしゅう供廖▲侫Д蝓爾気鵑佞蕕錣◆屬気鵑佞蕕錣◆,気弔沺Δりしま」、そして来年春に就航予定の阪九フェリー「せっつ」と、ここ近年で怒濤の新造船ラッシュが続いています。

そして、満を持して、といいましょうか、かつての関西汽船時代から「さんふらわあ」の代名詞的な航路として著名な「大阪〜別府」航路に、新造船投入が発表されました。

新造船の概要をみますと、近年の新造船のトレンドとなっている個室重視等といったカジュアルクルーズ的な要素を盛り込んだものとなっていますが、「さんふらわあ くれない」での一番の注目は、「国内初のLNG燃料フェリー」でしょうか。
フェリーと言えば重油を焚くものがこれまでの常識でしたが、今回の「さんふらわあ くれない」は、重油でなくLNG(液化天然ガス)を使用することで、クリーンなエネルギーによる運行が実現します。
地球環境的にもCO2の削減という大きなメリットがあるのですが、乗客的にも、甲板にでて感じる重油の臭いが相当縮小されることから、より快適な船旅を楽しめるのではないか、と思われます。


新造船の就航は2022年末と、3年ほど先の話になりますが、実際の就航を心待ちにしたい、そんなニュースでありました。




●関連ニュースサイト:
日本初「LNG燃料フェリー」建造へ 「さんふらわあ」大阪〜別府航路2隻を置き換え | 乗りものニュース
フェリーさんふらわあ、日本初のLNG燃料フェリーを2隻建造



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