JR北海道のキハ40形気動車は、登場から40余年が経過し、来年のダイヤ改正以降新型車両への置き換えが計画されています。
一方で昨年デビューした「北海道の恵み」シリーズ4両のほか、今年は「山紫水明」シリーズとして内外装を一新した車両も活躍を始めたことから、これを記念して北海道内各地で運行するキハ40形をデザインした「北の40(ヨンマル)記念入場券」を発売することを発表しました。
キハ40形 山紫水明シリーズ運行開始記念 北の40記念入場券を発売します|JR北海道
概要は以下の通りです。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
JR北海道では、「わがまちご当地入場券」「キハ183-0記念入場券」といった、デザインつきの記念入場券を相次いで発売してきました。
このうち、「わがまちご当地入場券」は、2017年7月の発売開始以降、累計80万枚以上も売り上げましたが、この9月末をもって発売終了となりました。
その際、来春を目処に新しい企画を準備中であることも併せて発表されましたが、今回の「北の40記念入場券」は、その「新しい企画」であるようにも思えます。
JR北海道管内のほとんどの路線で運行されてきたキハ40形であるだけに、記念入場券が発売されるのも、南は函館、北は名寄、東は釧路と、キハ40形が運行されたゆかりの地域で発売されているのがやはりミソといえるでしょう。
そのため、根室や稚内、留萌といった、キハ40形と縁があまりない(キハ54形が中心)の駅では発売されないので、注意が必要といえるでしょう。
ここまでなら、記念入場券のご紹介で終わるのですが、今回の「北の40記念入場券」で特筆すべきことは、キャンペーンの第1弾として、投票で最多票数を集めた塗色を復元させる「北の復刻40リクエスト」でありましょうか。
JR北海道のキハ40形は、朱色一色のいわゆる「首都圏色」と、白地に黄緑の帯が入ったJR北海道カラーが代表的なのですが、この「リクエスト」では、実際キハ40形を改造したキハ400に施された「宗谷線急行気動車」だけでなく、キハ27「快速ミッドナイト」やキハ22「一般型気動車」、キハ56「急行気動車」といった一般型・急行形気動車に施された塗色に加え、キハ82・キハ183といった特急形気動車に施された塗色まで候補に上がっています。
特急形気動車の塗色までキハ40形の塗色候補に挙げるとは、これまた遊び心満点のキャンペーンでありますし、上記のイラストだけでも、もはやお腹いっぱい楽しめるくらいのデザインでありますが、これらの塗色のうち、どれが実際に選ばれるのか、これまた楽しみであります。
かつて実在した塗色、という意味では「宗谷線急行気動車」が人気が高そうですが、「快速ミッドナイト」も雰囲気的には違和感なく、似合っている塗装なのではないか、という気もします。
一方で、キハ40形に特急形塗装を施すとどのようになるのか、というのも見てみたい気持ちがあります。
いっそのこと、この6種類全て実現してくれれば嬉しいのですが、何せ経営事情の苦しいJR北海道でありますから、1種類だけでも復元されるのは、本当に有り難く感じたいところです。
入場券は12月4日から発売されますが、発売期間中に北海道へ向かうことができればいいな、とも感じたニュースでありました。
●関連ニュースサイト:
JR北海道がキハ40形の塗色リクエスト企画 候補は6種類 往年の車両デザインを再現 | 乗りものニュース
JR北がキハ40形の塗色を投票によって変更、キハ183風や快速ミッドナイト風など - 鉄道コム
●関連ブログ:
JR北海道のキハ40が名車の塗装になる?: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
Msykの業務(鉄道)日誌:キハ40の復刻塗装リクエスト
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一方で昨年デビューした「北海道の恵み」シリーズ4両のほか、今年は「山紫水明」シリーズとして内外装を一新した車両も活躍を始めたことから、これを記念して北海道内各地で運行するキハ40形をデザインした「北の40(ヨンマル)記念入場券」を発売することを発表しました。
キハ40形 山紫水明シリーズ運行開始記念 北の40記念入場券を発売します|JR北海道
概要は以下の通りです。
●発売開始日時:
2019年12月4日(水) 各発売箇所の窓口営業開始時刻より
●発売価格:
1枚200円(小児用の設定はなし)
●発売箇所:
以下の北海道内24駅で発売。駅ごとに異なるデザイン。
函館・七飯・新函館北斗・森・長万部・倶知安・苗穂・岩見沢・滝川・東室蘭・苫小牧・千歳・静内・追分・富良野・新得・帯広・釧路・摩周・網走・北見・遠軽・旭川・名寄
●キャンペーンの実施:
・キャンペーン第1弾「北の復刻40リクエスト」(2020年3月末まで)
以下の6種類の候補の中から、実現させたい塗色を選んでリクエスト。
2020年秋以降に、キハ40形1両を最多得票となった塗色に塗り替えて運行。
応募方法:
各駅の「北の40記念入場券」に添付の「応募券」を3駅分集めて、郵便ハガキで貼り付けて応募。
2020年3月31日(火)消印分まで有効。
車体塗色候補:
▲「北の復刻40リクエスト」車体塗色候補
(上記発表資料(https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20191129_KO_40.pdf)より引用)
・キャンペーン第2弾「列車種別幕プレゼント」(2020年4月から8月末まで)
2020年4月以降に運用を終了するキハ40形車両より取り下ろした「前面種別表示幕」(1コマ分にカットしたもの)を抽選で40名(予定)にプレゼント。
詳細は2020年3月頃、JR北海道特設サイトで案内。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
JR北海道では、「わがまちご当地入場券」「キハ183-0記念入場券」といった、デザインつきの記念入場券を相次いで発売してきました。
このうち、「わがまちご当地入場券」は、2017年7月の発売開始以降、累計80万枚以上も売り上げましたが、この9月末をもって発売終了となりました。
その際、来春を目処に新しい企画を準備中であることも併せて発表されましたが、今回の「北の40記念入場券」は、その「新しい企画」であるようにも思えます。
JR北海道管内のほとんどの路線で運行されてきたキハ40形であるだけに、記念入場券が発売されるのも、南は函館、北は名寄、東は釧路と、キハ40形が運行されたゆかりの地域で発売されているのがやはりミソといえるでしょう。
そのため、根室や稚内、留萌といった、キハ40形と縁があまりない(キハ54形が中心)の駅では発売されないので、注意が必要といえるでしょう。
ここまでなら、記念入場券のご紹介で終わるのですが、今回の「北の40記念入場券」で特筆すべきことは、キャンペーンの第1弾として、投票で最多票数を集めた塗色を復元させる「北の復刻40リクエスト」でありましょうか。
JR北海道のキハ40形は、朱色一色のいわゆる「首都圏色」と、白地に黄緑の帯が入ったJR北海道カラーが代表的なのですが、この「リクエスト」では、実際キハ40形を改造したキハ400に施された「宗谷線急行気動車」だけでなく、キハ27「快速ミッドナイト」やキハ22「一般型気動車」、キハ56「急行気動車」といった一般型・急行形気動車に施された塗色に加え、キハ82・キハ183といった特急形気動車に施された塗色まで候補に上がっています。
特急形気動車の塗色までキハ40形の塗色候補に挙げるとは、これまた遊び心満点のキャンペーンでありますし、上記のイラストだけでも、もはやお腹いっぱい楽しめるくらいのデザインでありますが、これらの塗色のうち、どれが実際に選ばれるのか、これまた楽しみであります。
かつて実在した塗色、という意味では「宗谷線急行気動車」が人気が高そうですが、「快速ミッドナイト」も雰囲気的には違和感なく、似合っている塗装なのではないか、という気もします。
一方で、キハ40形に特急形塗装を施すとどのようになるのか、というのも見てみたい気持ちがあります。
いっそのこと、この6種類全て実現してくれれば嬉しいのですが、何せ経営事情の苦しいJR北海道でありますから、1種類だけでも復元されるのは、本当に有り難く感じたいところです。
入場券は12月4日から発売されますが、発売期間中に北海道へ向かうことができればいいな、とも感じたニュースでありました。
●関連ニュースサイト:
JR北海道がキハ40形の塗色リクエスト企画 候補は6種類 往年の車両デザインを再現 | 乗りものニュース
JR北がキハ40形の塗色を投票によって変更、キハ183風や快速ミッドナイト風など - 鉄道コム
●関連ブログ:
JR北海道のキハ40が名車の塗装になる?: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
Msykの業務(鉄道)日誌:キハ40の復刻塗装リクエスト
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