かつての大阪市交通局のバス部門を引き継いだ大阪シティバスでは、関西空港交通及び京阪バスとの共同運行で、天満橋・大阪城〜関西空港間の空港リムジンバスを運行することを発表しました。

空港リムジンバスINDEX | 大阪シティバス株式会社
【お知らせ】2020年4月1日 ダイヤ改正の実施について  (4/1-) | インフォメーション | 【公式】関西国際空港のエアポートリムジンバス・時刻表・のりば・運賃・全路線一覧(関西空港交通株式会社)


概要は以下の通りです。

●運行開始日:
2020年4月1日(水)

●運賃:
天満橋駅・大阪ビジネスパーク・大阪城公園駅(城テラス)〜関西空港間
大人片道1,600円、往復2,900円、日帰り往復2,200円

●運行本数:
天満橋駅・大阪ビジネスパーク・大阪城公園駅〜関西空港間:14往復
天満橋駅発6:10〜20:10、関西空港第1ターミナル8:05〜21:15の間で、概ね1時間間隔で運行。


詳細は、上記Webサイト等をご覧下さい。

大阪シティバスの前身である大阪市交通局では、かつて関西空港開港して間もない頃、関西空港〜OCAT間を結ぶリムジンバスを運行していたことがありました。
車体は、関西空港交通と共通のブルーを基調としたもので、運転席下に大阪市章である「澪つくし」が描かれていたのが、ポイントでありました。

しかしこのリムジンバスも、OCATの場所の悪さもあってか数年しましたが、それ以来、そして大阪シティバスとしては勿論初めての空港リムジンバス参入であります。


運行する路線は、天満橋・OBP・大阪城公園駅〜関西空港と、ビジネスにも観光にも利用者が見込まれる路線・・・と言いたいところですが、昨今の新型コロナウイルス感染症の影響により観光客が激減しているなか、逆風の中のスタートは、いささか気の毒、としか言い様のない状況であります。

とはいえ、上述のとおり、ビジネスにも観光にもポテンシャルの高い路線であると思えるので、新型コロナウイルス感染症の影響が収束し、従前のように世界各地から関西空港への観光客がひっきりなしに訪問する日常が戻ってくれば、この路線も賑わってくるのかも知れませんし、そういう日が早く来ることを願いつつ、まずは大阪シティバスとして初、前身の大阪市交通局から含めても約20年ぶりとなる空港リムジンバスが、無事に運行が続くことを願いたいな、と感じたニュースでありました。




●関連ブログ:
【大阪シティバス】大阪城〜関空などの空港リムジンバスを4/1から運行開始…京阪バスなどと共同運行 | Osaka-Subway.com



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