在宅で楽しむ鉄道趣味活動、ということで、部屋を整理していたら出てきた懐かしいきっぷをあれこれご紹介しています。

この記事でご紹介するのは、こちらの記念入場券です。
阪和線沿線在住の鉄道ファンとしては、特に大事にしたい記念入場券であります。

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「阪和線全通50周年記念入場券」です。

現在のJR阪和線は、当時の阪和電気鉄道により、昭和4年(1929年)に天王寺〜和泉府中間及び鳳〜阪和浜寺(現・東羽衣)間が開業し、翌年の昭和5年(1930年)には和泉府中〜東和歌山(現・和歌山)間の開業により、全通しました。

その後、阪和電気鉄道から南海鉄道、そして国有化、日本国有鉄道を経て、現在のJR西日本の運営に至っています。
昨年は、天王寺〜和泉府中間開業90周年を記念して、和泉市で開通90周年の展示イベントを実施していたことは、記憶に新しいところです。
参考:



今回ご紹介した「全通50周年」は、今から40年前、昭和55年に当時の国鉄・天王寺鉄道管理局が発売した記念入場券であります。
券面には、昭和16年(1941年)に投入されたクタ7000形式電車と、阪和電鉄時代の駅スタンプ(熊取、阪和砂川(現・和泉砂川)、六十谷)がデザインされており、どちらも今では貴重なデザインのきっぷであります。

この入場券ですが、私自身が購入した訳ではなく、ふとしたきっかけから譲っていただいたものであります。
あと10年すれば、阪和線全通100周年を迎えますが、その際にどのようなイベントが開催され、そしてどのような記念商品が発売されるのか。
そんな楽しみを期待しながら、いつまでも健康に過ごし、その時を迎えるようにしたいものであります。



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