下記記事でご紹介したように、昨日(6月5日)、和歌山市駅前の複合施設「キーノ和歌山」が開業しました。





開業翌日であり、そして最初の週末ともなった本日(6月6日)、早速「キーノ和歌山」様子を見てみようと、歯医者の通院前の時間を利用して、訪問してみることにしました。


HORIZON_0001_BURST20200606142146550_COVER
▲キーノ和歌山とカンデオホテルズ南海和歌山

DSC_1760
▲キーノ和歌山全景

「キーノ和歌山」は、南海和歌山市駅の改札口を境に左右に分かれています。
メインとなるテナントは向かって左側に多い感じでしょうか。

外観上の特徴としては、各フロアから駅前を一覧できるオープンスポットが多い印象を受けました。
このように、和歌山市駅前を俯瞰した光景を眺めながら、のんびりと過ごすこともできます。
DSC_1767

DSC_1765
DSC_1768


1階の角の部分、和歌山市駅の改札口に近い場所には「マツモトキヨシ」があります。
DIAGONAL_0001_BURST20200606144519531_COVER

マツモトキヨシに関しては、和歌山県内初出店とのことなので、便利な場所にドラッグストアができて有り難い方も多いのではないのでしょうか。

DSC_1770

1階には、マツキヨに加え、「ロックスターファームズ」という名称で、野菜、精肉、鮮魚等の良質の素材を扱う販売者が軒を連ねた食料品店となっています。
一般的なスーパーマーケットとは一線を画す品ぞろえとなっているのが特徴といえるでしょう。

2階は飲食店街、3階はクリニック等のテナントが出展していますが、特徴的なのは3階の「快活CLUB」でしょうか。
DSC_1766
▲快活CLUBの入口は3階にあります。

快活CLUBは、24時間営業のインターネットカフェですが、このように駅ビルあることで、終電後に翌朝まで少し寝泊まりしたり、ちょっと時間が空いたときにくつろぎたい等、様々なニーズに対応できるのではないかと思われます。


この「キーノ和歌山」開業に併せて、和歌山市民図書館も移転開業しました。
移転に併せて、TSUTAYAや蔦屋書店を運営している「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」が指定管理者となり運営することとなりました。
以前の市民図書館とは全く違った雰囲気の館内は、図書館であることすら忘れそうなものでした。

TSUTAYAグループが運営する公立図書館については、これまでの図書館の常識を大胆に打ち破る陳列方法等に賛否があるとのことで、実際に入館して評価が分かれそうかな、という印象は持ちましたが、果たして市民にとってどのように評価されていくのか、見守っていきたいところであります。

この日は図書館も多くの来訪者があったので、じっくり本を見る余裕もなかったので、改めて訪問したいと思います。



以上、この6月5日(金)に開業した「キーノ和歌山」の様子をご紹介しました。
年々乗降客数が減少し、駅前の人通りも寂しくなる一方の和歌山市駅でありましたが、今回の「キーノ和歌山」の開業で、日常生活や飲食を中心とした店舗が揃うほか、駅から少し離れていた和歌山市民図書館が移転開業することとなり、長年続いていた衰退傾向に歯止めがかかればいいな、と思っています。

本日はオープン直後の週末ということもあり、最近の和歌山市駅では見たこともないくらいの多くの人が「キーノ和歌山」を訪れていました。
これほどの勢いがずっと続くとは思えませんが、日常の買い物・食事のスポットとして、末永く市民に愛用されるといいな、と思っています。

個人的には、ネット上でもよく話題に出てくる「快活CLUB」を使ってみたいな、とも思いますので、開業後、落ち着いてから実際に利用してみたいところであります。