下記記事でご紹介したように、JR九州では、熊本地震で被災した豊肥本線について、来る2020年8月8日(土)に全線で運転再開することを発表しています。


この度、豊肥本線全線開通後の特急列車の運行体系について、JR九州より発表がありました。

豊肥本線全線開通に伴う特急列車の運行体系について〜特急「あそぼーい!」が熊本〜大分・別府で直通運転〜|JR九州

概要は以下の通りです。

●全線開通日:
2020年8月8日(土) 始発列車より

●特急列車の運行体系・運行計画:
「あそぼーい!」:
熊本〜大分・別府間で、土休日を中心に1日1往復
熊本9:09発→別府12:32、別府15:12→熊本18:29

「九州横断特急」:
熊本〜大分・別府間で1日2往復運転。
うち1往復(下記▲)は「あそぼーい!」運休日に運転
熊本発9:09(▲)・15:05(毎日)
別府発7:51(毎日)・15:12(▲)

「あそ」:
熊本〜宮地間で、1日1往復〜3往復運転。
熊本発9:51(※)・11:45・13:39(※)
宮地発11:55(※)・13:32・15:48(※)
(※):多客期間に運転


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。




既に来る8月8日(土)に全線での運転再開が発表されているJR九州・豊肥本線ですが、この度復旧後の特急列車の運転体系が発表されました。

目を引くのは「あそぼーい!」が熊本〜別府間と、豊肥本線を全線通してでの運行になる点でしょうか。
熊本地震前は、「あそぼーい!」は土休日を中心に熊本〜宮地間で1日2往復運転されていましたが、これが熊本〜別府間でのロングランでの運転となります。
これにより、熊本市内からの阿蘇観光アクセスのみならず、九州を横断して別府方面へのルート(あるいは逆ルート)での利用も可能になり、より多彩なプランニングが可能となります。

また、これまで「あそぼーい!」が担っていた、熊本市内から阿蘇方面へのアクセスとしては、新たに設定される特急「あそ」がその役割を引き継ぐこととなります。
特急「あそ」の名称は、かつて、1992年から2004年まで、熊本〜大分・別府間の特急列車に使用されていましたが、およそ15年半ぶりの返り咲きとなります。

一方、熊本〜大分間の、豊肥本線全線通しの特急列車の本数は、熊本地震前は3往復(「九州横断特急」)だったものが、復旧後は2往復(「あそぼーい!」または「九州横断特急」)となり、1往復減となります。
沿線利用者の減少も考えられますが、ここは阿蘇方面への観光アクセスを重視した結果、とも考えられるだけに、いわゆる「アフターコロナ」後の観光需要の回復が、どの程度これらの特急列車の利用状況に影響を及ぼすのか、気をつけて見ておきたいところです。


ともあれ、全線復旧と同時に、「あそぼーい!」が九州を横断するようになることから、機会があれば、「あそぼーい!」を通しで豊肥本線に乗ってみて、およそ30年以上ぶりに全線乗車をしてみたいな、とも感じたニュースでありました。




●関連ニュースサイト:
JR九州,豊肥本線全線開通にともなう特急列車の運行体系を決定|鉄道ニュース|2020年6月16日掲載|鉄道ファン・railf.jp
『あそぼーい!』は豊肥本線全線走行、阿蘇・宮地折返しの『あそ』を新設…再開後の特急運行計画 | レスポンス(Response.jp)
特急 あそ 運転(2020年8月8日〜) - 鉄道コム
特急「あそ」が復活 8月の豊肥本線再開区間で「あそぼーい!」「九州横断特急」も運転 | 乗りものニュース



●関連ブログ:
全線復旧後の豊肥線は特急最大5往復: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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