和歌山電鐵貴志川線では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、4月29日(水・祝)より最終列車の繰り下げを実施し、また5月9日(土)改正後のダイヤでも減便を継続しています。


この度、県境をまたぐ移動が全国で解禁される見通しとなるとともに、貴志川線の利用実態を踏まえ、6月22日(月)から一部ダイヤを変更した上で、特別ダイヤでの運行とすることを発表しました。

【重要】新型コロナウイルスの影響に伴う減便について(6/17更新)|和歌山電鐵

概要は以下の通りです。

●6月22日(月)以降も運転取りやめとなる列車:
・夜間(平日・土休日とも)
和歌山23:36発→貴志0:06着
伊太祈曽23:09発→貴志23:26着
貴志23:41発→伊太祈曽23:53着


・早朝(土休日のみ)
伊太祈曽5:45発→貴志5:57着
和歌山6:55発→伊太祈曽7:13着
貴志5:28発→伊太祈曽5:39着
伊太祈曽6:30発→伊太祈曽6:49着

●6月22日(月)〜の最終列車:
[下り]
和歌山発 貴志行き 23:00発
[上り]
貴志発 和歌山行き 22:14発
貴志発 伊太祈曽行き 22:55発


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除され、徐々に日常の生活を取り戻しつつありますが、その動きは鉄道やバスのダイヤでも如実に現れています。

今回取り上げた和歌山電鐵貴志川線でも、緊急事態宣言時には、最終列車の繰り上げを実施し、和歌山発貴志方面行きの最終列車が22:30発となり、本来のダイヤよりも約1時間繰り上げのダイヤで運行していました。
しかし、前述のとおり、緊急事態宣言の解除や、都道府県をまたぐ移動自粛の全面解除を受け、減便の縮小を発表しました。

縮小される減便は夜間の時間帯で、最終列車が区間によっては30分程度遅くなることとなりますので、これまで最終列車の繰り上げを気にしながら仕事等をしていた方にとっては、ようやくの朗報といえるのではないのでしょうか。

とはいえ、貴志川線に関しては、最終列車も含めてまだ運休列車が残っていますので、利用者が少しでも早く回復し、本来のダイヤに戻る日が早く来ることを願いたいところですね。




●関連ブログ:
wap ONLINE:わかやま電鉄、6月22日から減便を縮小【追記あり・和バス特別ダイヤは今週末も続行】



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム