先の記事で第十二番札所の正法寺を訪問した後、同じ大津市内の石山寺に向かいます。

正法寺と石山寺は、最寄り駅や最寄りの高速道路のインターチェンジもともに同じという位置関係となっており、両方を同時に回るのが効率的で、事実、正法寺から15分程度で石山寺に到着します。

また公共交通機関の場合、京阪大津線(石山坂本線)の終点・石山寺駅から徒歩15分ほどで、訪問しやすい札所であります。


先ほどの正法寺とは違って、石山寺は市街地にあることもあってか、参拝客が多く見かけられました。

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石山寺東大門

東大門を通り、境内に入ると、参拝道の両側には桜が植えられているようです。
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春になると、きれいな桜の風景が楽しめそうです。

石段を登ると、なにやら巨大な石が見えてきました。
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この石ですが、ここ「石山寺」の名前の由来となった硅灰石で、この石の上に立つ寺、ということから石山寺の名前が付けられた、とのことです。
ちなみにこの硅灰石は天然記念物とのことです。

本堂は、この硅灰石を左に曲がったところにあります。
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ここ石山寺は、紫式部が源氏物語を書いた寺、とも言われており、その紫式部が実際に執筆した場所が「源氏の間」として残されています。
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当時の様子をイメージしやすいように、紫式部の人形も置かれていました。

本堂内は撮影禁止となっていますので、このブログで掲載することはできませんが、土曜日ということもあり多くの方々が御朱印の列に並ばれていました。

御朱印の列の時間待ちの間に、境内を見て回ります。
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多宝塔。

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多宝塔の手前から眺めた境内。

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境内を更に登っていくと、紫式部展が開催されていました。
時間待ちが無ければ寄ってみようとも思いましたが、新型コロナウイルス対策で入場制限を行っている模様でしたので、今回はスルーすることとしました。

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「大黒堂」に隣接する庭には、少しかわいい大黒様がおられました。


同行者の御朱印がようやく終わり、石山寺を後にします。
ちょうど昼食時でしたので、どこで食べようか思案した結果、折角なので、門前にあるこちらのお店で「志じみ釜めし」を食べることとしました。
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「湖舟」という、昭和36年創業の志じみ釜めし専門店です。
注文を受けてから炊く釜飯は、石山寺の名物とのことで、釜飯のホカホカのおいしさに、それも納得、と感じました。
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以上のように、この日三つ目の札所である石山寺まで訪問しました。
時間的にまだ余裕がありそうなので、この際同じ大津市内にある「三井寺」に向かうこととしますが、それは改めての記事でご紹介したいと思います。



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