静岡県の大井川鐵道では、SL「かわね路号」や「きかんしゃトーマス号」が有名ですが、鉄道ファン的には、十和田観光電鉄や南海電鉄、近畿日本鉄道(近鉄)の中古車両を譲り受け、ほぼ当時の姿で運行している点でも人気のある路線であります。
その大井川鐵道で、今回南海電鉄6000系を譲り受けたとの報道が、地元の静岡新聞が報じていましたので、ご紹介します。
1966年製造、南海電鉄車両仲間入り 大井川鉄道、クレーンで搬入|静岡新聞アットエス
上記報道によりますと、大井川鐵道では、南海電鉄の6000系(1966年製造)を2両導入するとのことで、今後同社線での運転に必要な安全装置等の取り付けを行うとのことで、運転開始時期は現在のところ未定とのことです。
また、今回の南海6000系導入に伴い、近鉄16000系(2編成4両)のうち2両を廃車するとも報じられています。
南海6000系は、1962年(昭和37年)から投入された同社初のステンレスカーで、合計72両が製造され、投入後50年を過ぎる近年まで全車両が、新製当時に投入された高野線で、優等列車から各停まで幅広く運用されてきました。
しかし、2018年3月に発表された同社の中期経営計画では、この6000系を2023年度までに全車両を更新(8300系による新車投入)されることとなりました。
この計画に基づき、昨年11月からは新型車両8300系による高野線での運用も開始され、6000系の廃車も徐々に発生している模様です。
一番古い車両で製造後60年に間もなくなろうかという車両でありますので、もはや全ての車両が廃車・解体されるものと思っていましたが、まさかの大井川鐵道への譲渡が実現するとのことで、驚くよりほかありません。
オールステンレスの6000系の車体自体はかなり耐久性に優れているようですが、まさか60年近くの運用を経て、第二の職場が与えられるとは、仰天でありますが、それだけ6000系の耐久性が高い証左、ともいえるのかも知れません。
今後、整備を経て大井川本線で運用されるものと思われますが、既に同線で運用されている21000系との共演が、四半世紀を経たいま、再び大井川鐵道で実現するとは、引退・譲受の当時には誰が想像したことでありましょうか。
南海6000系が大井川鐵道で運用を開始すれば、是非とも見に行くことができればと思っています。

▲大和川橋梁を渡る南海6000系(2019年7月6日撮影)
このように毎度大和川を渡っていた光景が、今後大井川で見られることになるだけに、胸熱に思えるのは、決して私だけではないかも知れませんね…
●関連ブログ:
南海6000系が大井川鐵道に: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
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その大井川鐵道で、今回南海電鉄6000系を譲り受けたとの報道が、地元の静岡新聞が報じていましたので、ご紹介します。
1966年製造、南海電鉄車両仲間入り 大井川鉄道、クレーンで搬入|静岡新聞アットエス
【注意】
当記事執筆時点では、大井川鐵道から南海電鉄6000系の譲受に関する公式な発表は行われておりませんので、ご注意下さい。
上記報道によりますと、大井川鐵道では、南海電鉄の6000系(1966年製造)を2両導入するとのことで、今後同社線での運転に必要な安全装置等の取り付けを行うとのことで、運転開始時期は現在のところ未定とのことです。
また、今回の南海6000系導入に伴い、近鉄16000系(2編成4両)のうち2両を廃車するとも報じられています。
南海6000系は、1962年(昭和37年)から投入された同社初のステンレスカーで、合計72両が製造され、投入後50年を過ぎる近年まで全車両が、新製当時に投入された高野線で、優等列車から各停まで幅広く運用されてきました。
しかし、2018年3月に発表された同社の中期経営計画では、この6000系を2023年度までに全車両を更新(8300系による新車投入)されることとなりました。
この計画に基づき、昨年11月からは新型車両8300系による高野線での運用も開始され、6000系の廃車も徐々に発生している模様です。
一番古い車両で製造後60年に間もなくなろうかという車両でありますので、もはや全ての車両が廃車・解体されるものと思っていましたが、まさかの大井川鐵道への譲渡が実現するとのことで、驚くよりほかありません。
オールステンレスの6000系の車体自体はかなり耐久性に優れているようですが、まさか60年近くの運用を経て、第二の職場が与えられるとは、仰天でありますが、それだけ6000系の耐久性が高い証左、ともいえるのかも知れません。
今後、整備を経て大井川本線で運用されるものと思われますが、既に同線で運用されている21000系との共演が、四半世紀を経たいま、再び大井川鐵道で実現するとは、引退・譲受の当時には誰が想像したことでありましょうか。
南海6000系が大井川鐵道で運用を開始すれば、是非とも見に行くことができればと思っています。

▲大和川橋梁を渡る南海6000系(2019年7月6日撮影)
このように毎度大和川を渡っていた光景が、今後大井川で見られることになるだけに、胸熱に思えるのは、決して私だけではないかも知れませんね…
●関連ブログ:
南海6000系が大井川鐵道に: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
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