新日本海フェリーでは、グループの「東京九州フェリー」が運航を予定している横須賀(神奈川県)〜新門司(福岡県)に就航する第一船の命名就航式を行いました。

東京九州フェリーに就航する新造船の命名進水式が行われました | 舞鶴・敦賀・新潟・秋田と北海道を結ぶフェリー航路。

概要は以下の通りです。

●第一船船名:
「はまゆう」
(横須賀市の花であり、花言葉「どこか遠くへ」のとおり、関東と九州の架け橋として新たな需要を開拓)

●就航時期:
2021年7月

●運航ダイヤ:
日曜日を除く週6便運航
横須賀23:45発→新門司21:00(翌日)着
新門司0:00発→横須賀20:45(当日)着

●就航船舶の概要:
・総トン数:
約15,400トン

・速力:
28,3キロノット

・積載台数:
トラック約154台、乗用車約30台

・旅客定員:
デラックス・・・2名×2室=4名
ステート和洋室・・・4名×18室=72名
ステート(ウィズベッド)・・・2名×2室=4名
ツーリストS(1名個室寝台)・・・62名
ツーリストA(傾斜階段式2段寝台)・・・96名
ドライバー室(1名個室寝台)・・・30名
合計・・・268名

●「はまゆう」進水式の様子:
snf_hamayu
(上記発表資料(https://www.snf.jp/東京九州フェリーに就航する新造船の命名進水式/)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



この横須賀と新門司を結ぶ新航路ですが、2018年12月に開設計画について発表があり、当ブログでも下記の記事にて取り上げたところです。



この度、命名進水式とともに、本航路の詳細も明らかにされました。
それによれば、まずダイヤは、横須賀・新門司ともに夜に発着するものとなっていますが、いずれも出航は24時前の遅い時間、一方到着については、着後の陸上交通もまだ利用できる時間帯となっており、貨物のみならず旅客にとっても使えるダイヤになっているといえます。

また船室をみれば、2名1室の「デラックス」から、2段寝台となる「ツーリストA」まで一通りの等級が揃っており、「オーシャン東九フェリー」がカジュアルフェリーに置き換えられて以降、関東〜九州間で設定の無かった上級クラスが久々に設定されることから、関東地区の方々でも久々に、九州方面へお手軽にで、かつ優雅な船旅が楽しめることができそうです。

加えて船内設備をみれば、「吹き抜けエントランスとシースルーエレベーター」や「レストランやバーベキューコーナー」、「最上階の露天風呂」「プラネタリウムやシアター」、といったように、他の新日本海フェリーや、SHKグループの阪九フェリーで提供されているような、これまたお手軽で豪華な船旅を楽しむことができる設備が見て取れることもあり、就航への期待が高まる、といってもいいでしょ。

一方、他の航路以上に貨物輸送がメインになるという想定からか、旅客定員は200名台と、新日本海フェリーの北海道航路の600名〜800名台に比べると、大幅に少ないことが分かりますので、特に繁忙期に利用する際には早めの予約を心がける必要も出てきそうです。


さて、「ダイヤ」「設備」が発表され、相当快適な船旅が楽しめそうなことが分かってきましたが、残るは運賃が気になるところでありますが、これについては就航直前に発表されることでしょうから、競合(といっても寄港地があるので直接的ではありませんが)となるオーシャン東九フェリー、そして何より新幹線や航空、高速バスといった他の交通機関と比べて、船内で一泊してゆったり移動できるメリットを訴求できる運賃になるのか、これまた引き続き注目したいところと感じたニュースでありました。




●関連ニュースサイト:
「東京九州フェリー」の高速カーフェリー進水 新設の横須賀〜北九州航路へ投入 | 乗りものニュース
横須賀・新門司フェリーの時刻表と客室仕様。個室・寝台のみで大部屋なし | タビリス
東京九州フェリー、開設航路に新造船「はまゆう」来年7月就航



●関連ブログ:
東京九州フェリーは2021年7月デビュー: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム