京都鉄道博物館では、JR西日本近畿エリアの都市間輸送を支える「新快速」の運行開始50周年を記念したイベントを、9月19日(土)から実施することを既に発表しています。

【京都鉄道博物館】新快速50周年記念イベントを実施(2020.9.19〜12.13(一部除く))特集展示・映像シアター・ジオラマ・収蔵資料展と豊富な内容 : 阪和線の沿線から

この度、既に発表された内容に追加して、「この秋は新快速で50(ゴー)」と題した各種企画を実施することが発表されました。

新快速50周年記念「この秋は新快速で50! 〜学んで、遊んで、しんかいそく!〜」 〜追加情報〜(京都鉄道博物館) :JR西日本

概要は以下の通りです。

●「電車でGO!!」とコラボ ・歴代ゲーム作品の展示コーナー設置:
タイトーのゲーム「電車でGO!」の歴代作品から、新快速が収録されている作品を中心に、「電車でGO!」の登場から現在までの紹介。
・展示期間:
2020年9月19日(土)〜12月13日(日)
・展示場所:
本館2階 企画展示室

●初の専用車両「117 系」トップナンバーを特別展示:
JR西日本の営業線と接続している引込線を活用し、117系電車の先頭車両トップナンバーである1号車を展示。
・展示期間:
2020年11月7日(土)〜11月10日(火)
・展示場所:
本館1階「車両のしくみ/車両工場」エリア
・展示車両:
117系4両(クハ117形1号車 ほか)
・内容:
行先表示は、デビュー当時の表示をシールで再現

●セブンチケット限定・オリジナルクリアファイル「新快速50年のあゆみ」グッズ引換券発売:
117系ほかの歴代新快速車両が集合したオリジナルファイル(2枚組)引換券を数量限定で発売。
・発売箇所:
全国のセブンイレブン(店頭のマルチコピー機で購入)
・発売期間:
2020年9月12日(土)午前0時〜12月13日(日)23時59分まで
(引換は京都鉄道博物館出口で、9月19日(土)午前10時より開始)
・発売数量:
500枚(売り切れ次第終了)
・発売価格:
入館料金(通常)+600円
(例)一般:1,800円

●追加イベントイメージ:
jrw_50th_specialrapid
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/200911_00_hakubutukan_1.pdf)より引用)



その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



既に当ブログでもご紹介しているように、9月19日(土)から京都鉄道博物館で新快速50周年企画が実施されることとなっていますが、今回の発表は、これに加えての企画であります。

いずれも先の発表とはまた趣向の違った、面白い企画でありまして、まず「電車でGO!」とのコラボでは、ゲーム「電車でGO!」でも新快速が度々登場してきたことをベースに、これまでの「電車でGO!」のあゆみも紹介していく、というものです。

折しも、現在アーケード版で展開されている「電車でGO!」が家庭用ゲーム機(PlayStation4、Nintendo Switch)で発売されることが決定していますが、これと時期を一としたコラボ企画、とも考えられます。
(なお、現在のアーケード版「電車でGO!」では、新快速列車の収録はありませんが、JR西日本管内では大阪環状線が収録されています。)
電車でGO!! はしろう山手線|SQUARE ENIX
【速報】最新版「電車でGO!! はしろう山手線」、ついにPS4・Switchに登場へ | 鉄道プレス


加えて、京都鉄道博物館のウリの一つである「引込線」を活用した企画として、117系実車両の展示が発表されています。
117系先頭車のトップナンバーである「クハ117-1」を含む4両が展示されるとのことですが、当該編成は現在、登場当時のクリーム色とブラウン色の帯ではなく、緑色一色の塗色に変更されています。
確かに登場当時の塗色で展示して欲しい、という気持ちもあるかも知れません。
一方、上記発表資料にもあるように、行先表示がデビュー当時の表示をシールで再現するとのことですので、緑色の塗色にデビュー当時のヘッドマークが掲げられた117系、というのもそれはそれでレア物でありますし、これこそ記録しがいのある展示なのでは、とも思ったりしました。


最後の発表は、オリジナルクリアファイル引換券つき入場券セットの販売です。
これは、セブンイレブンのマルチコピー機で購入し、入場当日に引換券をクリアファイルと交換する仕組みとなっています。
全国のセブンイレブンのマルチコピー機で購入できるものとなっていますが、入館日を指定する必要がありますが、日時が予め決まっている方は、500枚限定ということもありますので、早めにセブンイレブンで購入しておいた方がいいかも知れません。
【参考】
京都鉄道博物館|セブン-イレブン チケット情報・購入・予約 セブンチケット
エンタメチケットの購入方法|セブン‐イレブン〜近くて便利〜



以上、「新快速」登場50周年の企画をご紹介しましたが、関西地区の生活スタイルを大きく変えてきた「新快速」の登場から50年というのは、鉄道ファンのみならず一般の方々にとっても興味のあるニュースとなっている模様です。

9月12日(土)付けの朝日新聞夕刊には、その1面で「関西の足 新快速50年」と銘打った記事を掲載しています。
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▲2020年9月12日(土)付け朝日新聞夕刊1面より引用


「無料の特急」誕生50年 街も変えたJR西の新快速:朝日新聞デジタル

記事では、兵庫県太子町のデザイナーが大阪府内の大学院に「新快速」のおかげで通えたことのエピソードからはじまり、全国トップレベルの最高速度に加え日本最長運行距離を誇る「新快速」を「地元でも見慣れた列車でも、全国的に見れば特異な存在」(当該記事より引用)としています。

次いで、1970年の運行開始から民営化を経てスピードアップを目指して並行民鉄からのシェア奪回、そして福知山線事故を契機としたダイヤ修正(スピードダウン)、有料座席サービス「Aシート」の取り組みを紹介しています。
最後に「街を変える力」の事例として、2011年の新快速停車開始により滋賀県内の乗降客数トップとなった南草津駅の事例を挙げ、鉄道作家の寺本光照さんのコメントとして、「関西圏の通勤・通学エリアを広げてきたのが新快速」であり「全国的に珍し」く、「今後も関西の看板列車であり続けるだろう」(当該記事より引用)と括っています。


先の当ブログ記事でも触れましたが、民営化以降の新快速の運行本数及び運転区間の拡充は目をみはるものがあり、今や北は敦賀から、西は播州赤穂に至るまでのエリアが、新快速によってカバーされることとなりました。
兵庫県南西部や滋賀県東部のように、一昔前は大阪市内への通勤・通学が無理であったエリアでも、今や引っ越しすることなく通勤・通学が可能となったのは、まさしく「新快速」の功績なわけであります。
それだけに、新快速が登場して半世紀を迎えるというターニングポイントは、単に鉄道ファンの興味という限られた範囲だけでなく、新快速によって日々の生活に恩恵を受けている全ての人々にとっても、並々ならぬ関心を抱くことであっても、当然のものといえるでしょう。


以上、長々と記してきましたが、京都鉄道博物館の「新快速」展示は、来週末から開始ですので、じっくり見に行くことができればいいなと思っていますし、日程が確定すれば、折角ですのでセブンイレブンのマルチコピー機で、クリアファイル引換券の入手にトライしてみたいな、と思った次第であります。




●関連ニュースサイト:
京都鉄道博物館、50周年を迎えた「新快速」の歴史と魅力を紹介する展示・イベント。「電車でGO!」パネル展示や117系電車の特別展示も - トラベル Watch
京都鉄道博物館,『新快速50周年記念「この秋は新快速で50!〜学んで,遊んで,しんかいそく!〜」』の追加企画を発表|鉄道イベント|2020年9月12日掲載|鉄道ファン・railf.jp
JR西日本「新快速」50周年、京都鉄道博物館で117系の特別展示など | マイナビニュース



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