京阪電鉄では、深夜時間帯のプレミアムカーの利用状況等を鑑み、一部の列車での「プレミアムカー」サービスの提供を中止するとともに、早朝・深夜時間帯の一部の「プレミアムカー」において、専属のアテンダントによるサービスを中止することを発表しました。

深夜時間帯の一部「プレミアムカー」サービスの提供中止について|京阪電鉄

概要は以下の通りです。

●実施日:
2020年10月1日(木)〜

●「プレミアムカー」サービスの提供を中止する列車:
・平日ダイヤ(下り2列車)
出町柳駅22:39発 淀屋橋行き特急(淀屋橋23:33着)
出町柳駅23:03発 淀屋橋行き特急(淀屋橋23:58着)

・土休日ダイヤ(下り2列車)
出町柳駅22:36発 淀屋橋行き特急(淀屋橋23:30着)
出町柳駅23:03発 淀屋橋行き特急(淀屋橋23:58着)

(※)
上記列車において、出町柳〜淀屋橋間の全区間で「プレミアムカー」の乗車は不可
なお、特急列車の運転自体は実施(「プレミアムカー」以外には乗車可能)

●一部区間での専属アテンダントによるサービス中止:
・早朝・深夜時間帯の一部列車の「プレミアムカー」において、一部の区間では専属アテンダントの乗務を中止
※ 「プレミアムカー」サービスの提供を中止するものではなく、「プレミアムカー」には乗車可能。

・ アテンダントが乗務しない区間では、無料サービス(ブランケットや携帯電話充電器の貸出し)及びプレミアムカーグッズの車内販売を中止
※現在、新型コロナウイルス感染症への感染防止対策として、全てのプレミアムカーでブランケット等の無料貸出は中止。

・適宜、係員が巡回する場合あり。


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



DSC_7963

2017年8月に登場した京阪特急「プレミアムカー」。
これまで「座席指定」という概念のなかった京阪特急に、座席指定とともにゆとりあるサービスの提供で登場したこの「プレミアムカー」は瞬く間に人気となり、多客時を中心として満席となることも多いようです。

一方で、新型コロナウイルス感染症の影響により、所謂「三密」の状況が容易に発生しやすい夜の飲み会などが極端に減っていることから、深夜時間帯の鉄道利用者も相当減少しているものと思われます。

そんな中、この度京阪電鉄では、深夜時間帯の出町柳発淀屋橋行きの「プレミアムカー」のサービス提供中止、及び早朝・深夜時間帯の一部の列車での専属アテンダント乗務中止を発表しました。

「プレミアムカー」そのものが中止となる列車は、出町柳駅の深夜2列車に限られていて、上述の深夜時間帯の利用者減少に加えて、元々プレミアムカーの利用自体が少ない時間帯であったかも知れません。

また、専属のアテンダントの乗務中止となる早朝・深夜の列車も、シートサービスは実施するものの、アテンダントを乗務させるほどの利用者がいない現状を反映したものとも考えられます。


とはいえ、それ以外の時間帯の「プレミアムカー」については、今回はサービスの見直しは発表されていないのは一安心、といったところですが、逆に言えば、今後も利用状況に応じて、こういった「プレミアムカー」のサービス提供体制が調整されてくる可能性もあるかも知れません。

下記記事でご紹介したように、来年1月には3000系でも「プレミアムカー」導入が予定されていますが、プレミアムカー連結列車が増えることから、今後こういったサービス提供の最適化、というのも引き続き実施されるのかな、とも感じたニュースでありました。





●関連ブログ:
京阪、深夜の一部「プレミアムカー」サービスを中止: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム