南海電鉄では、2015年より8300系車両を新製投入し、南海線の7100系のみならず高野線の6000系の置き換えを実施しています。
この8300系は、紀勢線(和歌山〜和歌山市)を経由して南海線の和歌山市駅まで輸送される(甲種車両輸送)ルートで毎回運搬されています。

昨年度は、南海線のみならず高野線にも8300系が投入されたこともあってか、計4回の甲種車両輸送を和歌山市駅でみることができました。
南海電鉄8300系の甲種車両輸送を和歌山市駅でみる(2019.5.15) : 阪和線の沿線から
南海8300系の甲種車両輸送を和歌山市駅でみる(2019.6.5) : 阪和線の沿線から
南海電鉄8300系の甲種車両輸送を見る(2019.10.16) : 阪和線の沿線から
南海8300系の甲種車両輸送をみる(2019.12.11) : 阪和線の沿線から

今年度(2020年度)も、少し遅くはなった模様ですが、昨年度までと同様、8300系の新製投入が行われ、例によって甲種車両輸送が実施されましたので、少し早起きして和歌山市駅まで見にいくことにしました。

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▲和歌山市駅に留置されている8300系新車
今回納入されたのは、4両+2両の計6両でした。

例によって、難波方から一両ごとに見ていきます。
まずは4両編成から
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▲8316号車

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▲8616号車

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▲8666号車

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▲8416号車

続いて2両編成をみてみます。
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▲8714号車

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▲8364号車
前後両方に設置されたパンタグラフが特徴的です。


和歌山市駅まで8300系を牽引してきた機関車は、DD51 1193号機でした。
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DD51と8300系が両方フレームに入る写真を撮影してみます。
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ホームの先端から、DD51と8300系を撮影してみます。
スマホの広角撮影モードで撮影してみました。
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以上が、本日車両メーカーから到着した8300系の甲種車両輸送終了直後の様子でした。

下記記事でご紹介したように、8300系については、南海電鉄の中期経営計画において6000系の更新ということで、2023年度まで順次投入されることが発表されています。
【南海電鉄】中期経営計画「共創136計画」を発表。高野線6000系は2023年度までに更新 : 阪和線の沿線から

もちろん、昨今の新型コロナウイルス感染症とそれに伴う利用者の動向変化もあることから、この置き換えの計画が今後見直される可能性もあり得ますが、それでも6000系の更新はある程度進める必要があることから、しばらくの間はこのように8300系の新製投入が見られることになるかと思われます。

一方で、車両メーカーからJR西日本の鉄道路線を使って輸送する手法が今後も使われるのか、というと、牽引する機関車の老朽化や、和歌山線で予定されている信号システムの変更(下記記事参照)から、6000系置き換え後の8300系投入(南海線7100系の置き換えが想定)の際にも、引き続き同じルートで納入されるのかは、保証できない状況、といえるでしょう。
【JR西日本】和歌山線(橋本〜和歌山間)に無線式ATCを導入(2023年春予定) : 阪和線の沿線から


そんなわけですので、毎年恒例の風物詩的なものではあるものの、DD51と南海の車両が並ぶ姿は、チャンスがある限り記録しておいた方がいいよな、とも感じた次第でありました。



●関連ニュースサイト:
南海8300系6両が甲種輸送される|鉄道ニュース|2020年11月18日掲載|鉄道ファン・railf.jp
南海 8300系 甲種輸送/2020年11月17日(火) - 鉄道コム



●関連ブログ:
今日の撮影(11月18日)南海和歌山市駅に"DD51"が : くろしお99号のblog



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