阪堺電軌軌道(阪堺電車)では、9月19日より筑豊電気鉄道(筑豊電鉄)との共同PR企画として実施している、筑鉄電車カラー(赤電)塗装車のモ162号車について、点検のため運行を延期しておりましたが、本日11月29日(日)より運行を開始することを発表しています。

筑鉄電車(赤電)カラー車(モ162号車)の運行について|阪堺電軌軌道

なお、発表において、「電車を撮影される方へのお願い」として、以下の事項が記されています。

・撮影の際、電車をご利用されるお客さまや通行者のご迷惑にならないよう ご注意ください。
・私有地などには、無断で立ち入らないようにしてください。
・電車を撮影するために、車やバイク・自転車等で無理に追いかけをすると事故になる恐れがありますので、お止めください。
※交通ルールをお守りください。
・通行の妨げとなりますので、踏切内や道路上などに立ち止まって撮影しないようにしてください。
・事故防止のため、運行している電車に向かってフラッシュ撮影しないでください。

(上記発表資料(https://www.hankai.co.jp/_wp/wp-content/uploads/2020/10/e0d8bfca44b2558b249e4131b06a1804.pdf)より引用)




阪堺電車と筑豊電鉄の共同PRは、上記記載のとおり既に今年9月からの実施が、下記にて発表がありました。
『筑鉄電車』×『阪堺電車』共同PR企画第1弾!!合言葉は、『好きっちゃ筑鉄』『好きやねん阪堺』 阪堺電車で筑鉄電車カラーの電車が走ります|阪堺電軌軌道

ここでは、3年間の共同PR期間において、阪堺・筑豊電鉄の両社のカラーを取り入れた車両の運行や、コラボ乗車券の発売等が予定されていました。

その第1弾として、阪堺電車のモ161形1両を筑豊電鉄の赤電カラーに塗装するもので、塗装は実際に施行され、9月には撮影会ツアーも実施されていました。

その後、10月には下記団体臨時列車「ことは号」でも当車両が充当されており、その様子は下記記事でも既にご紹介したところです。
阪堺電気軌道の貸切列車「ことは号」を撮影する(2020.10.4) #ことは号 : 阪和線の沿線から
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▲阪堺電車モ161形「筑鉄電車カラー」(住吉鳥居前〜細井川)

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▲同、浜寺駅前

その後、営業運転に入るものと思われていましたが、車両点検のため運行が延期されていたようですが、本日無事に営業運転開始となった模様です。

昭和初期に投入され、昭和、平成の時代を走り続け、そして令和の現在も未だ現役であるモ162号車でありますので、ちょっとしたトラブルも気になりますが、まずは運行開始となり、安心した次第です。

と同時に、運行期間は3年間が予定されていますので、慌てず、焦らず、上述の阪堺電車から発表されている「お願い」を厳守して、撮影しておきたいものであります。



●関連ブログ:
Msykの業務(鉄道)日誌:筑豊色(赤電)となった阪堺モ162を見に行く




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