JR東日本では、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言の発出及び国・関係自治体からの要請を踏まえ、終電付近の一部列車の運転取りやめを発表しました。

終電付近の一部列車運転取りやめについて|JR東日本

概要は以下の通りです。

【実施期間】
2021年1月20日(水)〜当面の間

【対象列車】
11線区 計42本
(土休日は計40本)


運転を取りやめる線区や列車等、詳細は上記発表資料をご覧下さい。




JR東日本では、今年3月のダイヤ改正において、各線区で終電時刻の繰り上げを実施することを既に発表しています。

この終電繰り上げは、新型コロナウイルス感染症の流行を契機とした利用者の行動様式の変化に加え、夜間の鉄道工事における作業時間確保の観点から実施することとされていました。

今回の発表は、新型コロナウイルス感染症の流行に関する緊急事態宣言が首都圏各都県に発出されたこと、またそれに伴い国や各自治体から感染拡大を防ぐため、特に夜遅くの行動を抑制する観点からの終電繰り上げの要請に応じることから、実施されるものとされています。

今回の終電繰り上げは、イメージとしては3月のダイヤ改正に伴う繰り上げを一部先行して実施するような感じと言えますでしょうか。
中央線快速の下り列車について、最終列車の東京駅発車時刻を例に取ると、以下の通りとなります。
【現行】
高尾行き0:15、豊田行き0:25、武蔵小金井行き0:35

【2021年1月20日〜】
高尾行き0:06が最終
高尾までは9分繰り上げ、豊田までは19分繰り上げ、武蔵小金井までは29分繰り上げ

【2021年3月13日〜】
高尾行き23:45、豊田行き23:56、武蔵小金井行き0:05
高尾までは更に21分繰り上げ、豊田までは更に10分繰り上げ、武蔵小金井までは更に1分繰り上げ



3月ダイヤ改正での終電繰り上げは、特設Webサイトも設けられていることから、周知を丹念に行っていることがわかり、利用者の理解も進んでいることと思われます。
一方で、今回の緊急事態宣言発出等に伴う繰り上げは、一週間後の実施ということで、短い周知期間となってしまう上に、この中央線快速列車のように、大幅に繰り上げるケースもありますので、利用予定の方々は、十分注意しておく必要があるかと思われます。


緊急事態宣言に関しては、1月7日に関東一都三県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)に発出されましたが、それに加えて、本日(1月13日)、二府五県(栃木県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県)にも発出されました。

最終列車の時刻繰り上げについては、国土交通省の要請もあり、JR東日本をはじめとする関東地区鉄道事業者が既に発表していますが、今後要請対象の事業者が増えると、その他の鉄道事業者でも実施する動きが出てくるかも知れません。
特に近畿地方の鉄道事業者で実施される動きが出てきた場合は、当ブログでも丁寧にご紹介できればと思っています。



●関連ニュースサイト:
JR東日本 1月20日から首都圏の終電繰り上げ 11線区 最大32分程度 | 乗りものニュース
JR東日本,深夜の一部列車の運転を1月20日から取りやめへ|鉄道ニュース|2021年1月13日掲載|鉄道ファン・railf.jp



●関連ブログ:
[JR東日本]1/20から終電繰り上げ。現行ダイヤのまま終電近辺を運休に。国と1都3県の要請受け: 鉄道ダイヤ改正ニュース



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