京阪電鉄では、この度「安全安心」のさらなる向上を目指した施策・サービスの展開を発表し、新しいATSや新造車の導入、衛生対策の教科を実施することを発表しました。

「安全安心」のさらなる向上を目指した施策・サービスを展開します|京阪電鉄

この中で、新造車の投入については、13000系車両を新たに6両36編成を導入することとしています。
今回投入される13000系(5次車)では、「戸挟み検知装置」や「車内防犯カメラ」、「広告用デジタルサイネージ」の設置を行うこととしています。

なお、この13000系(5次車)の投入に伴い、2021年2月以降5000系車両は順次置き換えられ、2021年6月頃の置換えを完了を予定しているとのことです。

詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



本日実施のダイヤ改正により、3000系車両でのプレミアムカーのサービスが開始されることとなりましたが、一方で5000系の5扉での運用も今改正から消滅することとなりました。
(実際には、平日ダイヤの最終日である1月29日(金)に終了しています。)


上記発表では、5扉運用終了後の5000系の去就については、特に発表がありませんでしたが、ホームドア設置も進められていることから、今後の動向に注目が集まっていましたが、この度京阪電鉄では、13000系6両編成を6本(計36両)導入し、今年6月頃に置換えを完了することが発表されました。

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▲京阪電鉄5000系(西三荘駅)
この姿が見られるのも、今年6月頃までとなりました。

今回の改正で5000系は終日3扉での運用となり、他の車両と扉の枚数的には共通化が図られたのですが、扉の位置が若干異なることから、ホームドア設置のタイミングで5000系の完全置き換えとなるわけで、その引退時期が今回、明らかになったというわけです。

5枚以上の扉を持つ、いわゆる「多扉車」の歴史にも、とうとう終止符が打たれることになりますが、引退直前でもやは記録さえも取れない前に一度でも、その姿を見ることができればいいな、と思っています。


ところで今回投入される13000系は、6編成36本の投入とされています。
京阪電鉄では、今回のダイヤ改正により新たに6両編成のダイヤも用意されているようですが、上述のプレミアムカー導入に伴い入れ換えとなった3000系6両(1両×6本)があり、これと組み合わせて7両編成とするのか、はたまた違う形が見られるのか、これはこれで気になるところでもありますし、今後の動向を観察することができればと思っています。




●関連ニュースサイト:
防犯カメラ デジタルサイネージ搭載の13000系36両導入 5000系置き換えで 京阪電鉄 | 乗りものニュース
【日報】京阪5000系の置き換えは6月ごろに完了か【20210127】 | 鉄道コラム | 鉄道チャンネル



●関連ブログ:
【京阪】5000系の引退は2021年6月? | 鉄道プレス



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