昨日、和泉鳥取駅のみどりの窓口が3月12日(金)限りで閉鎖される記事をご紹介しましたが、同日をもって同じく阪和線の六十谷(むそた)駅のみどりの窓口も閉鎖されることとなっています。

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▲六十谷駅みどりの窓口

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▲3月12日(金)付けで「みどりの窓口」が閉鎖となる旨が掲示されています。


3月13日(土)以降は、六十谷駅でマルス券を購入できなくなることから、入場券に加えて、隣の駅・紀伊中ノ島駅までの往復乗車券を購入しました。

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▲六十谷駅入場券

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▲六十谷〜紀伊中ノ島の往復乗車券(ゆき)

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▲同・往復乗車券(かえり)


みどりの窓口の閉鎖が発表されて以降、こういったきっぷを記念に購入しようとするファンがちらほらいるらしく、私が購入した時も、同じくみどりの窓口が閉鎖となる和泉鳥取駅を既に訪問したのか、聞かれたりしました。

六十谷駅でも、先にご紹介した南海電鉄との連絡乗車券を購入することが可能と考えられます。
難読名の駅名と、南海電鉄の駅名が並んだ乗車券という組み合わせにもなりますので、興味のある方は、こちらで購入してみるのもいいのではないのでしょうか。


ところで、今回「みどりの窓口」が閉鎖されるのは、和泉鳥取、六十谷の両駅だけでなく、私が確認できただけでも、紀三井寺、黒江駅でも窓口でのきっぷ販売が終了となっています。


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▲紀三井寺駅の「みどりの窓口」閉鎖案内
https://www.jr-odekake.net/eki/top?id=0622089より引用)

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▲黒江駅での窓口きっぷうりば閉鎖の案内
https://www.jr-odekake.net/eki/top?id=0622095より引用)

これら両駅でも、3月13日(土)以降はマルス券等、窓口で販売されているきっぷが購入できなくなりますので、記念に購入したい方は、早めに訪問しておいたほうがよいかと思われます。
またこれらの各駅とも、窓口が閉鎖されている時間帯がありますので、訪問の際にはご注意下さい。



ところで、今回みどりの窓口及びきっぷうりばが閉鎖される各駅には、泉鳥取高校(和泉鳥取)、開智学園中学・高等学校(六十谷)、和歌山県立医科大学(紀三井寺)、智辯学園和歌山中学・高等学校(黒江)と、いずれも相応の生徒数が在籍する高校・大学が存在しています。

通学定期購入の際、新規及び進級時には、必ず窓口での購入が求められています。
【参考】
通学定期券をご利用の方へお知らせ|JR西日本

今回、これら4駅の窓口で定期券の販売を終了することから、特に新年度は他の窓口設置駅での混雑が激しくなるものと考えられます。
今回の閉鎖により、和歌山市内とその周辺で、引き続き窓口で定期券の購入が可能なのは、和歌山・紀伊・岩出の3駅、そして「みどりの券売機プラス」での購入が可能な海南駅も加えても、計4駅しかありませんので、学生や保護者の皆さんは、新年度からの通学定期購入には、十分注意しておきたいところです。




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