南海バスでは、新型コロナウイルス感染症の影響により運休をしていた高速バス高速バス「大阪・京都〜長岡・三条線」「大阪・京都〜鶴岡・酒田線」を運行再開することを発表しました。

高速バス「大阪・京都〜長岡・三条線」「大阪・京都〜鶴岡・酒田線」の運行再開について | 南海バス

概要は以下の通りです。

【運行再開日】
大阪・京都〜鶴岡・酒田線:2021年3月18日(木)より
大阪・京都〜長岡・三条線:2021年3月19日(金)より


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。




新型コロナウイルス感染症の影響により利用者が激減していることを踏まえて、各地の高速バスでは減便・運休が多く発生しています。

南海バスでも、夜行路線のうち現在運行しているのは「神戸・大阪・神戸〜長野・湯田中・野沢温泉」線のみという状況になっています。

関東方面の路線も全て運休しているなかではありますが、今回京都府・大阪府・兵庫県への緊急事態宣言が終了したことも踏まえて、上記の二路線が運行再開となりました。


このうち、「大阪・京都〜鶴岡・酒田線」は2017年4月に運行開始した路線で、関西地区と庄内地区を結ぶ初めての高速バス路線ということで、路線開設直後から目立つ存在ではありました。



一方で、庄内地区の人口がさほど多くないことなどもあり、このコロナ禍を契機に廃止さえることもあり得るのではないか、と思っていただけに、関東方面の路線を差し置いて先に運行再開するとは、少し予想外でもあり、嬉しくも感じました。


新型コロナウイルス感染症の影響もまだ大きく、利用者の戻りもどの程度になるのか、期待できる状況ではないのは確かですが、ともあれ、運行再開すること自体、今の状況では嬉しいニュースだと捉えたいな、と感じた次第です。




●関連ニュースサイト:
13時間超え夜行バス1年ぶり復活! 酒田・鶴岡〜京都・大阪線 庄内交通&南海 | 乗りものニュース



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