南海電鉄では、大阪府及び高石市とともに、同市内の南海本線・高師浜線の連続立体交差事業に取り組んでおり、2021年5月から上り線(難波方面行き)の高架化が完成するとともに、高師浜線の高架化工事に伴い、同線の列車運休、及びバスによる代行輸送の実施を発表していました。
今回、この連続立体交差事業における上り線の高架運転の実施日、及び高師浜線の運休・バス代行輸送の概要が発表されました。
南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業 令和3年5月22日(土曜日)始発列車から上り線(難波方面)を高架化へ|南海電鉄
南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業に伴う高師浜線代行バスの運行内容・ご利用方法について|南海電鉄
概要は以下の通りです。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
冒頭に記したブログ記事で既にご紹介しているように、南海高師浜線では、羽衣駅付近の連続立体交差事業にともない、2021年5月から約3年間運休となり、その間バスによる代行輸送が実施されます。
今回そのバス代行輸送の概要が発表されましたが、伽羅橋・高師浜の両駅にバスが停車できるようなスペースもないことから、既存駅よりも若干離れた場所に代行バスの停留所が設けられることとなりました。
そのため、代行バスの「伽羅橋(南)」駅が鉄道駅の高師浜駅にほど近かったりするという現象も生じることとなりますが、周辺の道路事情を考えると致し方ないことと思われます。
また今回のバス代行輸送では、精算方法も独特なものとなっています。
すなわち、乗換駅である羽衣駅に乗換専用改札を設けた上に、伽羅橋、高師浜それぞれの精算ができるように、駅別の改札口を設けることとしています。
その上、乗車した代行バスの停留所と、通過する改札口は厳密に確認されているわけではなさそうで、一種の「信用乗車」ともいえるシステムとなっているようにも思われますが、実際にどのような乗換専用改札、そして代行バスの運用を行うのか、代行輸送実施後にも見にいきたいところであります。
一方で、高師浜線の運行は、2021年5月21日(金)をもって、3年間ほど運休となります。
その間、乗りつぶしのために高師浜線を訪問しても、目的が達成できないこととなりますので、ご注意いただくとともに、それまでの間に訪問しておく必要があります。
今回、高石市内の高架化・高師浜線の運休実施日が2021年5月22日(土)と発表されましたので、下記でご紹介した南海線・高野線の最終列車繰り上げも、同日から実施される可能性が高くなりました。
この日の発表では、南海本線のダイヤ改正内容については特に触れられていないことから、改正内容については、別途詳細が発表されることと思われます。
新型コロナウイルス感染症の影響により、特に空港線の利用が落ち込んでいることを踏まえると、基本的には減量改正になることが予想されますが、果たしてどのような内容になるのか、発表され次第、改めてご紹介できればと思います。
●関連ニュースサイト:
南海 羽衣駅・高石駅付近 上り線高架化(2021年5月22日〜) - 鉄道コム
南海 高師浜線 列車運休・代行輸送(2021年5月22日〜) - 鉄道コム
南海高師浜線「3年間バス代行輸送」へ 5月22日始発から連続立体交差事業で | 乗りものニュース
南海,羽衣駅上り線(難波方面)を5月22日から高架に切替|鉄道ニュース|2021年3月20日掲載|鉄道ファン・railf.jp
●関連ブログ:
高師浜線代行バスは5月22日から: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
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今回、この連続立体交差事業における上り線の高架運転の実施日、及び高師浜線の運休・バス代行輸送の概要が発表されました。
南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業 令和3年5月22日(土曜日)始発列車から上り線(難波方面)を高架化へ|南海電鉄
南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業に伴う高師浜線代行バスの運行内容・ご利用方法について|南海電鉄
概要は以下の通りです。
【上り線(難波方面)高架切り替え】
○切替日時:
2021年5月22日(土) 始発列車から
【高師浜線のバス代行輸送】
○代行輸送期間:
2021年5月22日(土)始発から高師浜線高架完成まで(約3年間)
○運行本数:
現在の高師浜線の運転本数に準ずるが、朝夕の通勤・通学時間帯等の多客時には運行本数を増加して対応。
○運賃:
従来の鉄道運賃と同額。
但し、(代行)伽羅橋(北、南)〜(代行)高師浜間のみ利用の場合、利用できる乗車券類は以下の通り。
・現金・回数乗車券(個札券に限る)・株主6回乗車カード(個札券に限る)・定期券(呈示による利用)・定期券式株主優待乗車券(呈示による利用)
○運行ルート:
(上記発表資料(http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/210318_1.pdf)より引用)
○代行バス利用方法:
・高師浜線各代行駅→南海線各駅(羽衣駅含む)
代行バスにそのまま乗車し、(代行)羽衣駅到着後バスをそのまま乗車。
羽衣駅(乗換専用改札)では、乗車券類(ICカード、回数券、定期券)をそれぞれ乗車した代行駅の乗換改札を通して入場。
(上記発表資料(http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/210318_1.pdf)より引用、以下同様)
現金の場合は、羽衣駅(乗換専用改札)で、乗車した代行駅の乗車駅証明書発行機で「乗車証明書」を取り、乗車した代行駅の乗換専用改札機から乗車。
降車駅で精算機で現金にて精算。
・高師浜線各代行駅(羽衣駅以外)相互間を利用の場合
バス車内で直接現金にて運賃(160円)を支払。
・南海線各駅(羽衣含む)→高師浜線各代行駅
乗車駅から乗車券類(ICカード、回数券、定期券)で改札口を通り、羽衣駅まで乗車。
羽衣駅の乗換専用改札で乗車券類をそれぞれ降車する代行駅の改札機を通り、出場。
その後代行バスに乗車し、代行駅でバスを下車。
現金の場合は、乗車駅で代行駅までの乗車券を購入。
その後はICカード等と同様。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
冒頭に記したブログ記事で既にご紹介しているように、南海高師浜線では、羽衣駅付近の連続立体交差事業にともない、2021年5月から約3年間運休となり、その間バスによる代行輸送が実施されます。
今回そのバス代行輸送の概要が発表されましたが、伽羅橋・高師浜の両駅にバスが停車できるようなスペースもないことから、既存駅よりも若干離れた場所に代行バスの停留所が設けられることとなりました。
そのため、代行バスの「伽羅橋(南)」駅が鉄道駅の高師浜駅にほど近かったりするという現象も生じることとなりますが、周辺の道路事情を考えると致し方ないことと思われます。
また今回のバス代行輸送では、精算方法も独特なものとなっています。
すなわち、乗換駅である羽衣駅に乗換専用改札を設けた上に、伽羅橋、高師浜それぞれの精算ができるように、駅別の改札口を設けることとしています。
その上、乗車した代行バスの停留所と、通過する改札口は厳密に確認されているわけではなさそうで、一種の「信用乗車」ともいえるシステムとなっているようにも思われますが、実際にどのような乗換専用改札、そして代行バスの運用を行うのか、代行輸送実施後にも見にいきたいところであります。
一方で、高師浜線の運行は、2021年5月21日(金)をもって、3年間ほど運休となります。
その間、乗りつぶしのために高師浜線を訪問しても、目的が達成できないこととなりますので、ご注意いただくとともに、それまでの間に訪問しておく必要があります。
今回、高石市内の高架化・高師浜線の運休実施日が2021年5月22日(土)と発表されましたので、下記でご紹介した南海線・高野線の最終列車繰り上げも、同日から実施される可能性が高くなりました。
この日の発表では、南海本線のダイヤ改正内容については特に触れられていないことから、改正内容については、別途詳細が発表されることと思われます。
新型コロナウイルス感染症の影響により、特に空港線の利用が落ち込んでいることを踏まえると、基本的には減量改正になることが予想されますが、果たしてどのような内容になるのか、発表され次第、改めてご紹介できればと思います。
●関連ニュースサイト:
南海 羽衣駅・高石駅付近 上り線高架化(2021年5月22日〜) - 鉄道コム
南海 高師浜線 列車運休・代行輸送(2021年5月22日〜) - 鉄道コム
南海高師浜線「3年間バス代行輸送」へ 5月22日始発から連続立体交差事業で | 乗りものニュース
南海,羽衣駅上り線(難波方面)を5月22日から高架に切替|鉄道ニュース|2021年3月20日掲載|鉄道ファン・railf.jp
●関連ブログ:
高師浜線代行バスは5月22日から: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
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