JR東日本では、青森県、岩手県、秋田県の線区で、交通系ICカード「Suica」を利用できるエリアの拡大を実施することを発表しました。

北東北3県におけるSuicaご利用エリアの拡大について|JR東日本

概要は以下の通りです。

【新たにSuicaを利用できる線区】
●青森エリア(10駅):
奥羽本線(弘前〜青森)

●盛岡エリア(17駅):
東北本線(北上〜盛岡)
田沢湖線(盛岡〜雫石)
釜石線(花巻〜新花巻)

●秋田エリア(17駅):
奥羽本線(和田〜追分)
男鹿線(追分〜男鹿)
羽越本線(新屋〜秋田)

【サービス導入予定エリア】
jreast_suica_northtohoku
(上記発表資料(https://www.jreast.co.jp/press/2021/20210406_ho02.pdf)より引用)

【サービス開始予定時期】
2023年春以降

【新たな改札システム開発】
今回のSuicaエリア拡大において、新たな改札システムの使用を予定。
(従来自動改札機にあったSuicaの主要な機能をセンターサーバに集約化)
jreast_suica_server
(上記発表資料(https://www.jreast.co.jp/press/2021/20210406_ho02.pdf)より引用)



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



JR東日本の交通系ICカード「Suica」のエリアも、随分広くなったような気もしますが、北東北の3件については、そもそも導入自体まだとなっていましたが、今回各県の県庁所在地を中心としたエリアでの導入が発表されました。

導入エリアをみてみると、青森エリアは青森〜弘前間、盛岡エリアは盛岡〜北上間を中心とした、これらの都市圏でも利用者の多いと予想がつきそうなところですが、秋田エリアは秋田〜男鹿間が全駅カバーされている一方、羽越本線については、秋田から2駅新津方の新屋から、そして奥羽本線も秋田から2駅福島方の和田から4駅青森方の追分までと、本線筋の方がエリアが狭いという、特徴的な状況になっていることも分かります。


今回のSuicaエリア拡大においては、新たな改札システムの導入も発表されています。
即ち、これまで改札機で運賃を計算していたものが、センターサーバで運賃計算を実施するシステムに変更するというものです。

Suicaに関しては、改札機に運賃計算機能を持たせていることで、センターサーバの不意のトラブルにがあっても対応できる利点がある一方、改札機に多数のデータを保存させる等の高機能化が求められる、という点もありました。


今回の北東北エリア拡大では、そのデータ計算をセンターサーバで実施するという、これまでのSuicaのシステム概念を大きく変える象徴的な導入とも感じられます。

今回の導入でセンターサーバによる処理が都心部の混雑した鉄道路線でも可能か、これらの地方都市で確認しつつ、今後の方針を検討していくのではないか、とも思われます。


サービス開始は2年後の2023年春以降を予定しているとのことです。
導入後、機会があれば、センターサーバ方式の導入により、どの程度安定しステムが運用できているのか、確認できればいいな、と感じたsニュースでありました。




●関連ニュースサイト:
青森 岩手 秋田の各エリア計44駅で「Suica」利用OKに 2023年春から JR東日本 | 乗りものニュース
JR東、2023年に北東北3県の在来線へSuicaを導入 - 鉄道コム



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