JR西日本では、新型コロナウイルス感染症の影響による利用者の回復が見込めないことを踏まえて、関西空港発着の特急「はるか」について、一部の列車を追加して運休することを発表しました。

特急「はるか」 5月以降の運転計画について:JR西日本

概要は以下の通りです。

【運転本数】
当面の間、1日12本での運行
(これまでは1日22本の運行)

【運休実施期間】
2021年5月1日から当面の間

【5月1日以降の「はるか」のダイヤ(平日)】
●京都方面→関西空港(下り)
はるか1号(京都5:45発→関西空港7:10着)
はるか3号(草津5:58発→京都6:21発→関西空港7:41着)
はるか9号(野洲7:12発→京都7:45発→関西空港9:13着)
はるか47号(京都17:30発→関西空港18:59着)
はるか59号(京都20:30発→関西空港21:59着)

●関西空港→京都方面(上り)
はるか2号(関西空港6:30発→京都8:02着)
はるか4号(関西空港7:27発→京都9:02着)
はるか6号(関西空港7:55発→京都9:34着)
はるか46号(関西空港18:16発→京都19:34着)
はるか54号(関西空港20:16発→京都21:32着→野洲22:04着)
はるか60号(関西空港22:16発→京都23:32着)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。




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▲関空特急「はるか」。
新型車両271系が投入されましたが、増結中止や運休本数増加で、本来の活躍ができない状況が続いています。


このブログでも度々ご紹介してきたように、関西空港方面の特急「はるか」については、新型コロナウイルス感染症の影響による利用者の激減から、昨年4月24日以降、大幅な運休を実施してきました。
上記発表資料で、これまでの運転本数の推移が掲載されています。
2020年4月23日まで:1日あたり60本
2020年4月24日以降:1日あたり32本
2020年9月1日以降:1日あたり18本
2021年3月13日以降:1日あたり22本


今回、新型コロナウイルス感染症の影響が再び拡大し、関西空港の国際線は言うまでもなく、国内線利用者の回復さえも見込めない状況のもと、5月1日から1日12本の運転となることが発表されました。
1日12本の運転は、つい1年ほど前の60本という本数の、わずか5分の1の本数でしかなく、海外との人の行き来が簡単にできないこの新型コロナウイルス感染症の影響の大きさを現しているとしかいえません。


さて今回運休となった列車をみますと、元より朝夕のラッシュ時のみとなっていた「はるか」であっても、更に運休が発生しています。
軒並み、朝ラッシュピーク時以降は早めに運転を終了、夕ラッシュ時はほぼ半減、といった感じですが、夕方下りの「はるか」は2本しかなくなってしまいました。
京都・新大阪・天王寺から和泉府中・日根野方面への着席サービスとしての利用でさえも、昨今の利用者の減少から多くは見込めない、といったところでしょうか。


今回の減便により、「はるか」は、1日あたりの最少本数を更新してしまうことになりますが、今後も利用者の回復が見込めない状況が続けば、もはや列車の設定そのものが見直される可能性もあるのかも知れません。

その際の姿がどのようになるのかは、全く分かりませんが、新型コロナウイルス感染症の影響がこれだけ続くとなると、関空アクセス等の多少利便性が低下したとしても、大ナタを振るわざるを得ない状況がやってくるのではないか、とも感じたニュースでありました。




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