JR西日本では、今後みどりの窓口を削減して、「みどりの券売機」等に置き換えていくことを発表していますが、加えて対面によらない乗車券購入・運賃収受を目指しており、この3月にはきのくに線全線で交通系ICカードの利用が可能となっているところです。


そういうこともあって、従来「みどりの窓口」が設置されていない係員配置駅でもきっぷうりばの閉鎖も行われており、きのくに線でも黒江駅のきっぷうりばが3月12日(金)限りで閉鎖となりました。



きっぷうりば閉鎖に加えて、駅自体の無人化も進められており、この5月末をもって、紀伊宮原、紀伊由良の各駅が無人化されることが発表されたことから、これらの駅で発売されているきっぷを購入してみよう、とういことで、休日出勤がてら、訪問してみることにしました。

HORIZON_0001_BURST20210515093538091_COVER
DSC_0546
▲紀伊宮原駅

駅舎内の様子です。
HORIZON_0001_BURST20210515093102997_COVER


DSC_0547
▲駅係員配置時間は7:00〜10:00の3時間です。
遠方からの方は訪問しづらい駅の一つではないかと思われます。

DSC_0548
▲無人化の案内

JR西日本のWebサイト「JRおでかけネット」にも掲載されていました。
jrw_kiimiyahara


DSC_0551
▲紀伊宮原駅 駅名標

DSC_0553
▲同、きのくに線のラインカラーが入ったデザインです。

DSC_0552
▲227系1000番台の和歌山行き。
105系の置き換えとして和歌山支社管内に投入された227系1000番台ですが、従前は105系の営業運転の無かった和歌山〜御坊間でもこのように223系・225系に混じって運用されています。



この紀伊宮原駅には「みどりの窓口」が設置されていないので、POS(駅収入管理システム)の端末による発券となります。

以下、購入したきっぷをご紹介します。

img408-紀伊宮原入場券
▲入場券
JR西日本のPOS端末発券の特徴でもある「太い駅名フォント」ですが、4文字も並ぶとなかなか迫力があります。

img408-紀伊宮原〜紀伊由良(ゆき)
img408-紀伊宮原〜紀伊由良(かえり)
▲次の訪問地、紀伊由良までの往復乗車券です。
ゆき券については実使用したものです。

img408-紀伊宮原〜和歌山港
▲紀伊宮原〜(紀勢線)〜和歌山市〜(南海線)〜和歌山港の連絡乗車券
取扱いしている範囲の連絡乗車券を購入するのも、私個人の定番です。
今回は和歌山市接続、南海和歌山港までを購入してみました。
「南海鉄線」という表記もPOS端末発券の特徴といえます。

img408-紀伊宮原〜箕島(回数券)
▲紀伊宮原〜箕島の回数券。
JR西日本では、ICカードエリア発着の回数券を基本的に発売終了することを、既に発表しています。


これから回数券の終了が近づくに従い、記録として購入しないといけないな、と思ってはいたのですが、POS端末設置駅にはおいそれと行けないので、この機会に購入しておくことにしました。


以上が、紀伊宮原駅で購入したきっぷのご紹介でした。
上記でご紹介したきっぷに示されているように、次に向かうのは紀伊由良駅でありますが、その報告は改めてのブログ記事でご紹介したいと思います。




↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム