久しぶりの鉄道関係書籍のご紹介であります。
今回ご紹介する書籍はこちらです。
小田急電鉄40年の軌跡 昭和末期から今日まで、車両のあゆみ (イカロスMOOK)
「小田急電鉄 40年の軌跡」という書籍です。
本書は、1980年から現在に至るまでの、この40年間の車両史を振り返るものとなっています。
この間、小田急の一般車両の動きをみますと、「大型車」(全長20m)に統一されつつある時代から、ステンレス製・インバータ制御といった質的な向上が図られた新型車両の投入が続いた前半の20年に対し、2000年代以降、老朽化が進んだいわゆる「小田急顔」の車両を一気に置き換えするべく、3000形等の投入が進み、現在の姿に至る後半の20年、という感じでまとめることができるでしょうか。
本書では、この40年間に小田急線で活躍した各車形の概要や特徴、そして登場から引退あるいは現在までの経緯をまとめた一冊で、これを読めば、これまで縁遠い存在だった「小田急」の「一般車両」にも、少なからず親近感を抱くことができる内容となっています。
勿論、全国的なファンが注目する特急車両についても、1980年代にはまだ運用していたSSE、NSEをはじめとし、LSE以降の各ロマンスカーは漏れなく紹介されており、加えて向ヶ丘遊園駅〜向ヶ丘遊園間で運行されていたモノレールや機関車・貨車といった車両も、紹介されているところが、小田急の車両を漏れなく掲載しているという意味では貴重な記録となっているものといえます。
「ロマンスカー」が全国的に有名な小田急が故に、どうしてもロマンスカーへの興味が集まるのは仕方がないことではありますが、それ以外にも小田急の日常の輸送を支えている一般車両の歴史とバリエーションについても、本書を機に理解して、愛着を持つ人が増えればいいな、と思った一冊でありました。
個人的には、小田急電鉄というのは、関西地区在住と言うこともあって、縁遠い存在であることは、否定しようがありません。
個人的にも、小田急に乗った記憶は数えるほどだったと思いますし、ロマンスカーはともかく、ましてや一般車両となれば、「そういやアイボリーと青帯の車両はもう見かけなくなったのか」という程度の意識でしかありませんでした。
そんな私が、この小田急一般車両を深く理解しようと、本書を手に取った経緯としては、当ブログからもリンクを貼らせていただいているブログ「Odapedia」さんの著者が本書の一部を執筆されているということで、日頃お世話になっていること、そしてOdapediaさんで毎日のように紹介されている小田急の世界を少しでも理解していくことができれば、と思い購入した次第であります。
「小田急」といえば「ロマンスカー」というイメージが私の中で大半を占めていたわけですが、そんなイメージだけではない、もっと奥深い世界を本書をきっかけに知ることができましたが、その本書を知ることができたきっかけが、ブログ・Twitterというところ、本当にこういったつながりは貴重ですし、今後も大事にしていきたいな、と感じた次第です。
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小田急電鉄40年の軌跡 昭和末期から今日まで、車両のあゆみ (イカロスMOOK)
「小田急電鉄 40年の軌跡」という書籍です。
本書は、1980年から現在に至るまでの、この40年間の車両史を振り返るものとなっています。
この間、小田急の一般車両の動きをみますと、「大型車」(全長20m)に統一されつつある時代から、ステンレス製・インバータ制御といった質的な向上が図られた新型車両の投入が続いた前半の20年に対し、2000年代以降、老朽化が進んだいわゆる「小田急顔」の車両を一気に置き換えするべく、3000形等の投入が進み、現在の姿に至る後半の20年、という感じでまとめることができるでしょうか。
本書では、この40年間に小田急線で活躍した各車形の概要や特徴、そして登場から引退あるいは現在までの経緯をまとめた一冊で、これを読めば、これまで縁遠い存在だった「小田急」の「一般車両」にも、少なからず親近感を抱くことができる内容となっています。
勿論、全国的なファンが注目する特急車両についても、1980年代にはまだ運用していたSSE、NSEをはじめとし、LSE以降の各ロマンスカーは漏れなく紹介されており、加えて向ヶ丘遊園駅〜向ヶ丘遊園間で運行されていたモノレールや機関車・貨車といった車両も、紹介されているところが、小田急の車両を漏れなく掲載しているという意味では貴重な記録となっているものといえます。
「ロマンスカー」が全国的に有名な小田急が故に、どうしてもロマンスカーへの興味が集まるのは仕方がないことではありますが、それ以外にも小田急の日常の輸送を支えている一般車両の歴史とバリエーションについても、本書を機に理解して、愛着を持つ人が増えればいいな、と思った一冊でありました。
個人的には、小田急電鉄というのは、関西地区在住と言うこともあって、縁遠い存在であることは、否定しようがありません。
個人的にも、小田急に乗った記憶は数えるほどだったと思いますし、ロマンスカーはともかく、ましてや一般車両となれば、「そういやアイボリーと青帯の車両はもう見かけなくなったのか」という程度の意識でしかありませんでした。
そんな私が、この小田急一般車両を深く理解しようと、本書を手に取った経緯としては、当ブログからもリンクを貼らせていただいているブログ「Odapedia」さんの著者が本書の一部を執筆されているということで、日頃お世話になっていること、そしてOdapediaさんで毎日のように紹介されている小田急の世界を少しでも理解していくことができれば、と思い購入した次第であります。
「小田急」といえば「ロマンスカー」というイメージが私の中で大半を占めていたわけですが、そんなイメージだけではない、もっと奥深い世界を本書をきっかけに知ることができましたが、その本書を知ることができたきっかけが、ブログ・Twitterというところ、本当にこういったつながりは貴重ですし、今後も大事にしていきたいな、と感じた次第です。
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