近畿日本鉄道〔近鉄)では、同社の名阪特急車両「ひのとり」80000系を、今後伊勢志摩方面(志摩線・賢島駅まで)へ臨時列車で運転することを発表するとともに、賢島駅で「ひのとり」グッズを臨時販売することとしました。
賢島駅でひのとりグッズなど発売します|近畿日本鉄道

この臨時列車運転に先立ち、7月19日(月)、21日(水)に、山田線・鳥羽線・志摩線で「ひのとり」の試運転を実施することが、併せて発表されています。


概要は以下の通りです。

【「ひのとり」試運転】
・日程:
2021年7月19日(月)・21日(水)

【グッズ販売】
・場所:
賢島駅

・日時:
7月19日(月)、7月21日(水)〜24日(土)の10:30頃〜

・販売グッズ:
ステンレス製タンブラー、スマホカバー、トーt−バッグ、ラバーキーホルダー、缶バッジ


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲特急「ひのとり」80000系。
7月には伊勢志摩方面への試運転が実施されます。


昨年3月に営業運転開始した、近鉄の名阪特急「ひのとり」。
登場後1年で、名阪特急のほぼ半数で運行されるようになり、すっかり沿線で見かける機会も増えてきたのではないか、と思われます。


一方で、この「ひのとり」80000系は、現在のところ大阪難波〜近鉄名古屋及び大阪難波〜奈良での運転に限られており、他線区での運転はこれまでのところ発表がありませんでした。

そんな中、伊勢中川以南の伊勢志摩方面、即ち山田線・鳥羽線・志摩線(伊勢中川〜賢島)での臨時列車としての運転が発表されました。
「ひのとり」の編成数に限りがあることもあってでしょうか、伊勢志摩方面へは臨時列車としての運転となりますが、何にせよ今後、「ひのとり」に乗車して伊勢志摩方面へ乗車できる機会ができることは確かなようです。

またそれに先立ち、「ひのとり」の賢島方面への試運転予定も発表されています。
昨今に限った話ではありませんが、珍しい列車が走るとファンが集まってしまうことから、こういったイレギュラーな試運転計画は、通常は発表しないと思われますが、そこを敢えて発表しているところが、興味深くも感じます。


伊勢中川以南の区間では、伊勢湾や英虞湾といた、海が見える区間があるわけですが、ここを初めて「ひのとり」が走ることから、海と「ひのとり」の組み合わせの写真を撮影しようと、多くのファンが集まるのかも知れません。

それ以上に、今後同区間で予定されている「ひのとり」臨時列車が、どのような形で実施されるのかも、気になるところです。
団体臨時列車としての運転か、それとも通常の特急列車と同じく特急券を一般販売するのか等、気になる点もありますが、今後の発表を待ちたいところであります。



【関連ニュースサイト】
近鉄 志摩線など ひのとり 試運転 実施(2021年7月19日) - 鉄道コム
近鉄「ひのとり」賢島駅へ - 7/19から「ひのとり」グッズ臨時販売 | マイナビニュース
7月19日・21日〜24日 近鉄,賢島駅で「ひのとり」グッズを臨時発売|鉄道イベント|2021年7月9日掲載|鉄道ファン・railf.jp



【関連ブログ】
【近鉄】賢島ひのとり爆誕!前代未聞の試運転日発表 | 鉄道プレス
(※)「ひのとり・しまかぜ・伊勢志摩ライナー/汎用特急」の並びを賢島で見られるかどうか、記事中で考察されています。
併せてチェックしてみてはいかがでしょうか。



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