関西空港特急「はるか」の増結用として2020年3月ダイヤ改正で運用開始した「271系」。
車両投入の計画当初、増加一途の訪日外国人旅行者(インバウンド)需要に対応するべく、当時6両編成であった「はるか」の輸送力増強用として投入されたこの271系でした。
しかしご承知のとおり、2020年2月頃から全世界を襲った新型コロナウイルス感染症の影響で国際線航空旅客需要が増発し、それに伴い「はるか」の利用者も激減した結果、この271系による増結はわずか半月程度実施された後、2020年4月からは6両編成に戻されることとなりました。
約1年の留置の後、2021年3月ダイヤ改正では、一部「はるか」が通勤輸送対応として9両編成に増結され、これに伴い271系も少しは運用に入ることになりましたが、そもそも「はるか」が朝・夕の限られた本数しか運行されていない現状、271系の稼働が著しく低い状況は変わっていません。
そんな中、本日この271系を使用した団体臨時列車ツアーが、JR西日本及び日本旅行より発表されました。
【JR西日本×日本旅行 共同企画 第一弾 】 「271系新型ハローキティ はるかで行く車両基地入線 日帰りの旅」発売について :JR西日本
JR西日本×日本旅行共同企画 271系新型ハローキティはるかで行く 車両基地入線日帰りの旅 | 日本旅行
概要は以下の通りです。
その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。

▲271系「はるか」
(2020.3.16、関西空港駅で撮影)
上述のとおり、本来の運用、即ち終日9両編成の増結用としての運用が行われたのは、現在のところ半月程度でしかない、この271系。
就学・就労していない人々のことを指す「ニート」と「トレイン」を組み合わせて「ニートレイン」(※下記参照)とかいう、正直あまり有り難くないあだ名さえもネット界隈では付けられてしまっている、この271系ですが、今回団体臨時列車として、注目の運用に入ることになりました。
(※)
【2021年】いまどきの鉄道ファン用語/列車の俗称集 - 鉄道プレス
とはいっても、運行区間は野洲派出所〜日根野支所と、通常の「はるか」でも運用されているルートになりますので、この点ではあまり珍しいものではないかと思われます。
むしろ、ツアーで271系が使用されることが銘打たれていることから分かるように、271系の3両、あるいは2編成併結した6両編成が使用されることになるのが注目でしょうか。
3両か6両かは、ツアーの募集定員が判明していないのため、断言できませんが、いずれにしても、本来ならば281系と併結される運用のはずが、271系単独の運用となることは、注目に値するかと思われます。
また、ツアー内では野洲・日根野の各車両では下車することはできませんが、271系の運転台での記念撮影も可能となっていますので、日頃は立ち入ることのできない場所だけに、これ目当てで参加する、というのもありでしょうか。
勿論、日根野支所での271系を並べた撮影会などを実施すれば、より人気を集める企画になるかも知れませんが、そのためには参加者を車両から下車させたり、立ち入り箇所を制限する等の様々な準備が必要であることから、調整が難しいのは仕方がありません。
ただ、有料での撮影会が一定ファンからも支持を得てきている昨今の状況を考えると、271系乗車に加えて、この271系をズラリと並べた撮影会を実施してみるのも面白そうですし、参加者も集まるのではないか、とも思われます。
特にインバウンドが消滅状態である今だからこそ、271系を多数編成並べることができるわけですし、そういう意味では実施のチャンスかも知れません。
あれこれ個人的な期待も書いてみましたが、ともあれコロナ禍だからこそできるこの企画、多くの参加者が集まることを期待したいと思います。
【関連ブログ】
271系はるか、野洲・日根野車両基地へ入線ツアーを実施 - 鉄道プレス
【関連ニュースサイト】
ハローキティはるか 車両基地入線ツアー(2021年11月23日) - 鉄道コム
JR西日本271系「ハローキティはるか」日帰りの旅、車両基地に入線 | マイナビニュース
JR西「271系 ハローキティ はるかで行く 車両基地入線 日帰りの旅」開催 11月23日 | RailLab ニュース(レイルラボ)
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車両投入の計画当初、増加一途の訪日外国人旅行者(インバウンド)需要に対応するべく、当時6両編成であった「はるか」の輸送力増強用として投入されたこの271系でした。
しかしご承知のとおり、2020年2月頃から全世界を襲った新型コロナウイルス感染症の影響で国際線航空旅客需要が増発し、それに伴い「はるか」の利用者も激減した結果、この271系による増結はわずか半月程度実施された後、2020年4月からは6両編成に戻されることとなりました。
約1年の留置の後、2021年3月ダイヤ改正では、一部「はるか」が通勤輸送対応として9両編成に増結され、これに伴い271系も少しは運用に入ることになりましたが、そもそも「はるか」が朝・夕の限られた本数しか運行されていない現状、271系の稼働が著しく低い状況は変わっていません。
そんな中、本日この271系を使用した団体臨時列車ツアーが、JR西日本及び日本旅行より発表されました。
【JR西日本×日本旅行 共同企画 第一弾 】 「271系新型ハローキティ はるかで行く車両基地入線 日帰りの旅」発売について :JR西日本
JR西日本×日本旅行共同企画 271系新型ハローキティはるかで行く 車両基地入線日帰りの旅 | 日本旅行
概要は以下の通りです。
【出発日】
2021年11月23日(火・祝)
【ツアー販売】
・発売開始時期:
2021年10月27日(水) 15時〜
・下記Webサイトで販売
ネット予約がお得!国内旅行なら赤い風船 関西版・北陸版 | 日本旅行
【行程】
新大阪駅10:08発〜網干総合車両所宮原支所 野洲派出所(11:04〜11:41)〜吹田総合車両所 日根野支所(13:12〜15:21)〜天王寺駅(15:40)
・野洲派出所では、乗車したまま電留線に入線して折り返し。
・日根野支所では、乗車したまま洗浄線体験や、271系の運転台での記念撮影を実施。
(野洲、日根野の各車両所での下車は不可)
・天王寺駅では、記念撮影後解散
【基本料金】
・おとな1名
2名以上申込 12,800円
1名で2席利用 14,800円
・こども1名
小学生 10,800円
幼児 3,000円
その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。

▲271系「はるか」
(2020.3.16、関西空港駅で撮影)
上述のとおり、本来の運用、即ち終日9両編成の増結用としての運用が行われたのは、現在のところ半月程度でしかない、この271系。
就学・就労していない人々のことを指す「ニート」と「トレイン」を組み合わせて「ニートレイン」(※下記参照)とかいう、正直あまり有り難くないあだ名さえもネット界隈では付けられてしまっている、この271系ですが、今回団体臨時列車として、注目の運用に入ることになりました。
(※)
【2021年】いまどきの鉄道ファン用語/列車の俗称集 - 鉄道プレス
とはいっても、運行区間は野洲派出所〜日根野支所と、通常の「はるか」でも運用されているルートになりますので、この点ではあまり珍しいものではないかと思われます。
むしろ、ツアーで271系が使用されることが銘打たれていることから分かるように、271系の3両、あるいは2編成併結した6両編成が使用されることになるのが注目でしょうか。
3両か6両かは、ツアーの募集定員が判明していないのため、断言できませんが、いずれにしても、本来ならば281系と併結される運用のはずが、271系単独の運用となることは、注目に値するかと思われます。
また、ツアー内では野洲・日根野の各車両では下車することはできませんが、271系の運転台での記念撮影も可能となっていますので、日頃は立ち入ることのできない場所だけに、これ目当てで参加する、というのもありでしょうか。
勿論、日根野支所での271系を並べた撮影会などを実施すれば、より人気を集める企画になるかも知れませんが、そのためには参加者を車両から下車させたり、立ち入り箇所を制限する等の様々な準備が必要であることから、調整が難しいのは仕方がありません。
ただ、有料での撮影会が一定ファンからも支持を得てきている昨今の状況を考えると、271系乗車に加えて、この271系をズラリと並べた撮影会を実施してみるのも面白そうですし、参加者も集まるのではないか、とも思われます。
特にインバウンドが消滅状態である今だからこそ、271系を多数編成並べることができるわけですし、そういう意味では実施のチャンスかも知れません。
あれこれ個人的な期待も書いてみましたが、ともあれコロナ禍だからこそできるこの企画、多くの参加者が集まることを期待したいと思います。
【関連ブログ】
271系はるか、野洲・日根野車両基地へ入線ツアーを実施 - 鉄道プレス
【関連ニュースサイト】
ハローキティはるか 車両基地入線ツアー(2021年11月23日) - 鉄道コム
JR西日本271系「ハローキティはるか」日帰りの旅、車両基地に入線 | マイナビニュース
JR西「271系 ハローキティ はるかで行く 車両基地入線 日帰りの旅」開催 11月23日 | RailLab ニュース(レイルラボ)
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