横浜市が整備を計画している、相模鉄道・相鉄本線の瀬谷(せや)駅から上瀬谷(仮称)にいたる約2.8kmの都市高速鉄道「上瀬谷ライン」(仮称)について、同市内で新交通システム「シーサイドライン」を運営する横浜シーサイドラインに対して今年の9月、横浜市から事業参画の依頼があったことが発表されていました。
この依頼について、横浜シーサイドラインでは2021年11月末までに事業参画可否の回答を行うこととしていましたが、今般その回答内容が発表されました。
(仮称)上瀬谷ラインへの事業参画依頼について(横浜市へ回答) |横浜シーサイドライン
概要は以下のとおりです。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
相鉄線の瀬谷駅から分岐する鉄軌道として整備が計画されている、この「上瀬谷ライン」。
上瀬谷ラインの計画に至るまでの経緯は、これまでのブログ記事でご紹介してきたところですが、今回の横浜シーサイドラインからの回答によると、「現時点では参画しない」ことが示されました。
その理由は上記発表内容のとおりで、テーマパークに依存した路線となることが明白であるが、テーマパーク運営側の出資が明確になっていないこと、需要予測が大きく変動する可能性があること、そして何より上瀬谷ライン単体での採算性のみならず、そのリスクが現在運営している「金沢シーサイドライン」に影響を及ぼすこと、が示されています。
先のブログ記事でも触れましたが、先の横浜市長選挙で当選・選出された市長は、この上瀬谷地区の構想について債券投資、新交通システムについても跡地利用を見極めて建設の可否を判断する考えを示していました。
そのような状況の中、横浜シーサイドライン側でも参画できると回答するにはあまりにもリスクが高く、今回「現時点では参画しない」という回答となりました。
ただ、「現時点では」という断りがついている以上、今後状況の変化によっては参画の可能性が無いわけではありませんが、現在のところ状況が好転することも考えにくいものと思われます。
今回の横浜シーサイドラインの回答を受けて、横浜市側ではこの上瀬谷地区の鉄軌道整備を進めるべきかどうか、といった判断も迫られるようになったのではないか、とも思われます。
先のブログ記事では「乗りつぶしに関わる」こともあり、注目していましたが、上述の状況ですと、すんなりと鉄軌道が整備されるものではなさそうです。
今後、この「上瀬谷ライン」計画そのものがどうなるのか、新たな動きがあればまたご紹介できれば、と思います。
【関連ニュースサイト】
横浜シーサイドライン、「上瀬谷ライン」への事業参画を拒否 - 鉄道コム
大きすぎるリスク…横浜市の新交通システム、横浜シーサイドラインが「参画せず」 | レスポンス(Response.jp)
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この依頼について、横浜シーサイドラインでは2021年11月末までに事業参画可否の回答を行うこととしていましたが、今般その回答内容が発表されました。
(仮称)上瀬谷ラインへの事業参画依頼について(横浜市へ回答) |横浜シーサイドライン
概要は以下のとおりです。
【回答内容】
現時点では参画しない
【回答理由】
1:
テーマパークの事業主体や具体的な事業内容が未定で、横浜市から提示された来園者数の予測値や交通分担率などが大きく変動する可能性があること。
2:
(仮称)上瀬谷ラインの整備については、具体的な延伸計画が示されていないことから、将来に渡りテーマパークに依存した路線となることが明白であるため、テーマパークのコンソーシアムからの出資が必要と考えているが、これが明確になっていないこと。また、適切な工事期間や整備事業費が示されていないこと。
3:
(仮称)上瀬谷ラインの運営について、需要予測等が弊社の認識と大きく乖離していることに加え、多額の借入金、資金ショート、債務超過の発生など(仮称)上瀬谷ライン事業単体で採算性、継続性が見込めないこと。
4:
同社が懸念するリスクヘッジ策が示されないまま事業参画した場合、新型コロナウイルス感染症の再拡大やテーマパーク事業の撤退等のリスクが発生すると、金沢シーサイドライン事業に深刻な影響を及ぼす可能性があること。
【回答日】
令和3年11月25日付け
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
相鉄線の瀬谷駅から分岐する鉄軌道として整備が計画されている、この「上瀬谷ライン」。
上瀬谷ラインの計画に至るまでの経緯は、これまでのブログ記事でご紹介してきたところですが、今回の横浜シーサイドラインからの回答によると、「現時点では参画しない」ことが示されました。
その理由は上記発表内容のとおりで、テーマパークに依存した路線となることが明白であるが、テーマパーク運営側の出資が明確になっていないこと、需要予測が大きく変動する可能性があること、そして何より上瀬谷ライン単体での採算性のみならず、そのリスクが現在運営している「金沢シーサイドライン」に影響を及ぼすこと、が示されています。
先のブログ記事でも触れましたが、先の横浜市長選挙で当選・選出された市長は、この上瀬谷地区の構想について債券投資、新交通システムについても跡地利用を見極めて建設の可否を判断する考えを示していました。
そのような状況の中、横浜シーサイドライン側でも参画できると回答するにはあまりにもリスクが高く、今回「現時点では参画しない」という回答となりました。
ただ、「現時点では」という断りがついている以上、今後状況の変化によっては参画の可能性が無いわけではありませんが、現在のところ状況が好転することも考えにくいものと思われます。
今回の横浜シーサイドラインの回答を受けて、横浜市側ではこの上瀬谷地区の鉄軌道整備を進めるべきかどうか、といった判断も迫られるようになったのではないか、とも思われます。
先のブログ記事では「乗りつぶしに関わる」こともあり、注目していましたが、上述の状況ですと、すんなりと鉄軌道が整備されるものではなさそうです。
今後、この「上瀬谷ライン」計画そのものがどうなるのか、新たな動きがあればまたご紹介できれば、と思います。
【関連ニュースサイト】
横浜シーサイドライン、「上瀬谷ライン」への事業参画を拒否 - 鉄道コム
大きすぎるリスク…横浜市の新交通システム、横浜シーサイドラインが「参画せず」 | レスポンス(Response.jp)
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