和歌山バスでは、来る1月22日(土)にダイヤ改正を実施することを発表しました。

ダイヤ改正を行います(2022/1/22実施) | 和歌山バス株式会社

概要は以下の通りです。

【実施日】
2022年1月22日(土)

【改正内容】
<平日>
・夕方一部時間帯の県庁前→JR和歌山駅間を増便

<土曜>
・122系統[JR和歌山駅〜和歌山城前・和歌浦口経由〜マリーナシティ]の運行を再開

<日曜>
・122系統[JR和歌山駅〜和歌山城前・和歌浦口経由〜マリーナシティ]の運行を再開
・44系統[南海和歌山市駅〜JR和歌山駅・紀三井寺駅経由〜医大病院]の運行を再開
・昼間時間帯の運行本数を土曜ダイヤと同等に変更
(朝夕の一部時間帯においては引き続き土曜ダイヤより運行本数が少ない路線あり)

<全日>
・各停留所の発車時間を修正


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



これまでは、毎年4月あるいは10月といったように、1年間に1回程度のダイヤ改正となっている和歌山バスですが、新型コロナウイルス感染症が広まりを見せてからというもの、特に4月や10月に拘らない時期に適宜改正しているように感じられます。

昨年は1月30日、6月23日といずれも年度初めでもない時期に2回も改正が実施されました。



昨年1月の改正では、最終便の繰り上げ(平日最大60分、休日最大106分)や休日の運行本数24%削減といった、かなり大幅な見直しを実施しました。
加えて、6月の改正でも、メイン系統の一つである「JR和歌山駅〜和歌浦口」において、平日の運行本数を減便するものとなっていました。

そういった減便に次ぐ減便のダイヤ改正が実施されたことで、今回も三たび減便のダイヤ改正か、と思いきや、今回は増発がメインの改正になっているのが特徴でしょうか。

削減後の利用者の動向から、減便しすぎて混雑等が増している便・路線や、コロナ感染が一定の落ち着きを見せ、需要が回復しつつある路線といったところで、便数を回復させた、といえるでしょうか。


とはいえ、今年に入って急に感染が広がった「オミクロン株」の影響から、利用者が再び減少に転じることも考えられることから、またもや減便のダイヤ改正が実施されることも考えられるだけに、事業者の苦悩は尽きないところ、と感じた次第です。




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