静岡県の伊豆半島を南北に走る伊豆急行(伊豆急)では、JR東日本の209系電車を導入し、今年春の運行開始を予定している旨、発表していました。


今回、この導入した209系(伊豆急3000系)のデザイン及び愛称が発表されました。

伊豆急3000系のデザイン・愛称決定!「アロハ電車」|お知らせ|伊豆急−おすすめ電車旅<観光・海・リゾート・温泉>

概要は以下のとおりです。

【車両形式】
3000系

【編成両数】
8両編成(4両編成×2編成)

【車両愛称】
アロハ電車

【ラッピングデザイン】
izukyu_3000_alohatrain
(上記発表資料内PDF(https://camel3.com/cms/files/izukyu/MASTER/0100/2sW0ICBt.pdf)より引用)

【運行開始】
2022年4月下旬

【デザインメッセージ】
・伊豆急開業60周年の意味を込め、開業以来の伊豆急のキーワード「ハワイアン」のイメージを生かす
・伊豆急のシンボルトレイン「リゾート21」の伝統色「海側に赤」「山側に青」への回帰


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



既にご紹介したように、伊豆急ではJR東日本の209系を導入し、今年春に運行を開始することを既に発表しています。
そのデザインについて、今回発表がありました。

デザインは上記の通り、赤と青を車両両側にラッピングを施したものとなりますが、このカラーリングは、伊豆急の「リゾート21」のオリジナル塗装をイメージしているものであります。

奇しくもこの3000系、「リゾート21」と同じく8両編成(4両×2編成)となるので、「リゾート21」の運用と共通になることも大いに考えられるかと思われます。
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▲伊豆高原駅ですれ違う「リゾート21」。
現在のリゾート21は、いずれも特別塗装(左:黒船電車、右:Izukyu KINME Train)が施されていますが、元々は赤色・青色の帯が斜めに入った大胆なものとなっていました。


「リゾート21」オリジナル塗装編成が姿を消して久しいところですが、今回の3000系でその配色を引き継がれるのは、ファンにとっても嬉しいことではないか、と思われます。


3000系の運行開始は4月下旬となっていますので、恐らくゴールデンウイークの多客期に向けて導入されるものと考えられますので、運行開始時の発表等にも引き続き注目していきたいところであります。




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