JR西日本・和歌山線の笠田(かせだ)駅、高野口(こうやぐち)駅の両駅は、この3月31日(木)限りで無人化されることとなりました。

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▲笠田駅無人化の案内
(JRおでかけネット(https://www.jr-odekake.net/eki/top?id=0621820より引用)


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▲高野口駅無人化の案内
(JRおでかけネット(https://www.jr-odekake.net/eki/top?id=0621816より引用)


これら両駅には、みどりの窓口は設置されていないものの、駅窓口できっぷを発売していますが、それも無人化により終了となります。

今回、橋本方面に向かう用事があったので、そのついでにこれら両駅を訪問し、間もなく販売を終了する窓口売りのきっぷを購入してきましたので、ご報告します。



【笠田駅】
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▲笠田駅駅舎
駅舎にはかつらぎ町の観光案内所が併設されています。

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▲駅舎内の様子

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▲3月末をもって無人化となる旨の案内。

ここ笠田駅で購入したきっぷをご紹介します。
上述のとおり、みどりの窓口が設置されていませんので、POS端末が設置されています。
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▲笠田駅入場券

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▲笠田→橋本→南海線・九度山の連絡乗車券
ここ笠田駅からは、南海線方面への連絡乗車券を購入することができます。
そのうち、九度山までの連絡普通乗車券を購入してみました。

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▲日根野→天王寺の自由席特急券。
「くろしお」は全車指定席となりましたが、「はるか」には引き続き自由席が設定されています。
そのため、このように日根野以北の区間では、引き続き自由席特急券を購入することができますので、今回購入してみました。

マルスとは若干異なる、POS端末での自由席特急券の券面も確認してみてはいかがでしょうか。



【高野口駅】
続いて、高野口駅の様子です。

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▲高野口駅駅舎

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▲高野口駅舎内
かつては高野山への玄関口として参詣客で賑わっていた歴史があるようで、その名残を残す広いコンコースが特徴です。

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▲3月末をもって無人化となる案内。

ここ高野口駅で購入したきっぷをご紹介します。
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▲入場券

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▲高野口→橋本→高野山の南海電鉄への連絡普通乗車券。
先に「高野山への玄関口」と書きましたが、それは南海高野線(高野山電気鉄道)が開業する前の話で、現在は勿論、このように高野山へ向かうには、橋本駅から南海高野線・鋼索線を経由して向かうことができます。

今回は折角ですので、「高野」という名前が起点・終点に記された駅名を、と思って購入してみました。
POS端末の特徴である経由欄の「南海鉄線」の表記も注目ポイントであります。



以上、この3月末をもって無人化となる笠田、高野口の両駅を訪問してきました。
これにより、和歌山線で引き続き窓口売りのきっぷを購入できるのは、岩出と粉河の両駅を残すのみとなりました。

残る2駅も、いつまで窓口できっぷを購入できるのかは、予断を許さない状況ですので、機会を見つけて購入してご報告できればと思っています。




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