阪神高速道路の14号松原線では、喜連瓜破(きれうりわり)付近の橋梁架け替え工事に伴い、喜連瓜破〜三宅JCTで、約3年間にかけて通行止めを実施することが発表されていました。


この度、通行止めの開始日及び実施期間、通行止めに伴う迂回ルートの利用等の内容が、阪神高速道路株式会社より発表されました。

14号松原線 喜連瓜破付近 橋梁大規模更新工事|阪神高速
14号松原線喜連瓜破付近の橋梁架替え工事に伴い、2022 年6月1日(水)午前4時から 2025 年3月末(予定)までの約 3 年間、喜連瓜破〜三宅 JCT 間で終日通行止めを実施|阪神高速道路株式会社

通行止め等の概要は以下のとおりです。

【通行止め期間】
2022年6月1日(水)午前4時〜2025年3月末(予定)の約3年間

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▲14号松原線・通行止め告知
(上記発表資料(https://www.hanshin-exp.co.jp/renewal/kireuriwari/)より引用。以下同様。)

【迂回ルートの案内】
6号大和川線、4号湾岸線、16号大阪港線、13号東大阪線及び近畿自動車道による迂回ルートの利用を呼びかけ。
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【迂回の際の料金調整】
・大阪都心部〜西名阪自動車道・南阪奈道路を利用の際
近畿自動車道、13号東大阪線や6号大和川線を利用するルートが、通行止め前の14号松原線ルートと同一料金(ETC車対象)で利用可能
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【大和川線迂回の際の料金調整】
6号大和川線へ迂回する際の出入口が、通行止め前の14号松原線利用時の出入口と異なる場合でも、近接する一部の出入口については同じ出入口とみなし、通行止め前の14号松原線利用時と同額になるよう料金調整(ETC車対象)

対象出入口は以下のとおり。
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【迂回乗り継ぎ】
通行止め区間を迂回するための乗り継ぎが利用可能。
対象区間:
14号松原線 駒川・喜連瓜破出入口〜6号大和川線 三宅西出入口
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詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



既に先の記事でご紹介したように、阪神高速道路14号松原線では、約3年間に渡る長期間の通行止めが実施されます。

この通行止めが実施される理由については、既に述べていますので、繰り返しの記述は避けますが、
大まかに言えば、喜連瓜破付近の橋梁でつなぎ目部分で沈み込みが発生し、抜本的な解決のためには橋梁を架け替える必要があるため、というものであります。

そのための工期が約3年間必要となるため、今回こういった長期間に渡る通行止めが実施されることとなりました。


この通行止めにおける迂回ルートとしては、6号大和川線が整備され、同線と4号湾岸線、16号大阪港線を経由して大阪市内都心部に向かうことが可能となっており、阪神高速道路でもこの迂回ルートを積極的に案内しています。

但し、この阪神高速道路6号大和川線ですが、全通が2年前と比較的新しい道路であるため、地図を更新していないカーナビではそもそも掲載されていないことも多いことが考えられます。

阪神高速が迂回ルートの告知に力を入れているのは、そのあたりの事情も考えられますので、この機会に「6号大和川線」が多くのドライバーに認知されることを願いたいと思います。

ともあれこの3年間、迂回ルートとなる各ルートでは通常より多い交通量となるため、渋滞の増加が予想されますので、これらの高速道路利用時には時間に十分ゆとりを持って利用していきたいところであります。




【関連ニュースサイト】
阪神高速、喜連瓜破〜三宅JCT間を6月1日から約3年間終日通行止め。14号松原線喜連瓜破付近の橋梁架け替え工事 - トラベル Watch

3年間通行止、阪神高速松原線・喜連瓜破-三宅JCT 6月1日より | レスポンス(Response.jp)



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