JR西日本では、岡山・備後エリアに227系をベースとした新型車両を2023年度以降導入することを、昨年11月に発表しています。


今回、この新型車両のデザインが発表されました。

岡山・備後エリアに導入する新型車両のデザインの決定について:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【車両デザイン】
jrwest_227_okayama_1


【デザインコンセプト】
「豊穏の彩」

【車内イメージ】
jrwest_227_okayama_2


【車両数】
2両編成と3両編成の計101両

【その他】
車両愛称を募集。詳細は別途発表


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



既に発表のあった岡山・備後エリアへの新型車両導入ですが、そのデザインについては、先の発表時点では検討中となっていました。

今回発表のあったデザインをみますと、「ピンク」を基調としたデザインが特徴的でしょうか。
この「ピンク」は、岡山の「桃」、福山の「バラ」、尾道の「桜」と、沿線を象徴する色を表現しています。

確かに岡山といえば「桃太郎」ですからピンク、というのはイメージしやすいところはありますが、現行の車両が黄色であることを考えると、大きなデザイン変更、ともいえるでしょうか。


一方、車内デザインをみますと、出入口付近のスペース拡大が行われていますが、その対応のため、座席数が他エリアの転換クロスシート車両に比べると減少しているようにも見受けられます。

近年、スムーズな乗降のために座席数を削減する動きも一部で出てきていますが、新製車両でもそういった思想が取り入れられていくということで、これまた投入後に座れない、といった議論が沸いたりしないのかな、と少し気になったところです。


とはいえ、岡山エリアへの久々の新型車両ということで、当該エリアの利用者にとっては朗報に違いありませんので、ピンクの帯を巻いた227系はどのような姿になるのか、実車の登場が楽しみにも感じたニュースでありました。




【関連ブログ】
【JR西日本】岡山・備後エリアに導入する新型車両のデザイン決定 - kqtrain.net(京浜急行)

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Msykの業務(鉄道)日誌:岡山へ導入される227系のデザインが決まる

岡山地区の新車は227系: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」




【関連ニュースサイト】
JR西、岡山・備後エリア向け新型車両のデザインを発表 - 鉄道コム

JR西日本 岡山・備後エリアに導入の227系 デザイン決まる シンボルカラーはピンク | 乗りものニュース

JR西日本,岡山・備後エリアに導入する227系のデザインを決定|鉄道ニュース|2022年5月10日掲載|鉄道ファン・railf.jp

JR西日本、岡山・備後エリアに導入する新型車両のデザイン決定 - トラベル Watch



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