南海高野線の小原田(おはらた)車庫(御幸辻〜橋本間)で、本日未明、回送車両を移動する際に車庫内の線路を支障する事象が発生し、その影響で特急「こうや」「りんかん」で使用予定の車両が、線路支障により使用できなくなりました。
小原田車庫内での車庫内支障について(ご報告)|南海電鉄
そのため、「こうや」「りんかん」の代替として、同一ダイヤで自由席特急を運行することとなりました。
高野線の自由席特急は、かつてはお盆等のシーズン時に特急「こうや」の補完として運行されていましたが、近年は人身事故等のイレギュラーな時にしか見かけることはできません。
そのため、狙って乗車・撮影できるような列車ではないわけで、当然私も手元に記録した写真を持っている筈がありませんでした。
しかし今回、上述のとおり線路支障の脱線のため、しばらくは自由席特急が運行されること、そしてこの4月の転勤で高野線沿線が勤務地となったことから、この機会に、この「高野線自由席特急」を見にいくことにしました。
見にいったのは橋本駅。
仕事が終わった19時前に到着しました。
▲特急「りんかん10号」(橋本19:07発)の代走となる自由席特急。
2000系4両編成による自由席特急でした。
▲方向幕。
「特急」の文字が新鮮です。
▲極楽橋方から到着した各駅停車との縦列停車のシーンです。
このシーンでの2000系による自由席特急の記録も、ある意味貴重なものといえます。
▲橋本19時38分発の特急「りんかん12号」の代走となる自由席特急。
こちらも2000系4両編成でありました。
車両のみならず、駅の案内表示等にも注目してみます。
ホームの発車案内LED表示。
ここ橋本駅を境にして、極楽橋方面は、いわゆる「ズームカー」のみが入線できることもあり、多くの列車が折り返しとなっています。
一方で、ホームは上下2本のみであることから、このようにホームの前後に縦列に停車することがままあります。
そんな橋本駅でも、今回の自由席特急列車は「特急」として表示されていました。
(通常は「こうや」「りんかん」として表示。)
一方、英語表記では、単なる「特急」は用意されていなかったのか、種別が空白のままでありました。
▲特急券券売機は、「こうや」「りんかん」全列車の運休を受け使用中止となり、操作用ディスプレイには案内文が貼られていました。
以上、小原田車庫の脱線・線路支障にともない運行された2000系「自由席特急」の様子をご紹介しました。
本来は、こういった線路支障はあってはならないことですし、再発防止をお願いしたいところですが、一方で運用可能な車両を集めて、自由席特急で運行したのは、利用者への影響を最小限に留めるためであったかと考えられます。
そういった実績についても、やはり記録として残しておくのも大事なのかな、と感じました。
とはいえこの自由席特急、今週末までは確実に運行され、その後も「こうや」「りんかん」が運転再開となるのは未定となっています。
特に今週末に高野山方面へ観光にお越しの方は、乗り換え検索の結果とは列車の時刻は変わらないものの、種別が異なるため、駅の案内に注意していただきたいところであります。
【関連ブログ】
【南海】小原田車庫で脱線事故が発生 - 鉄道プレス
列車番号T-TAKE(てぃーていく) : 南海高野線自由席特急代走は当分継続か?
高野線特急「こうや」「りんかん」全便運休 自由席特急運行 : 702鉄道ノート
【南海電鉄】高野線特急「こうや」「りんかん」28日・29日も運休、自由席特急運行へ : 702鉄道ノート
【関連ニュースサイト】
南海高野線の特急が料金不要の通勤電車に 脱線で車両使えず:朝日新聞デジタル
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小原田車庫内での車庫内支障について(ご報告)|南海電鉄
5月27日(金)0時21分ごろ、小原田(おはらた)車庫にて、回送車両を移動する際に車庫内の線路を支障する事象が発生しましたので、以下にご報告いたします。
なお、本事象によるケガ人はおりません。
運行ダイヤに影響はないものの、当該車両により車庫内を支障しているため、特急こうや・りんかんで使用する予定の車両が使用できません。そのため自由席特急で運行しております。
(上記発表資料より引用)
そのため、「こうや」「りんかん」の代替として、同一ダイヤで自由席特急を運行することとなりました。
高野線の自由席特急は、かつてはお盆等のシーズン時に特急「こうや」の補完として運行されていましたが、近年は人身事故等のイレギュラーな時にしか見かけることはできません。
そのため、狙って乗車・撮影できるような列車ではないわけで、当然私も手元に記録した写真を持っている筈がありませんでした。
しかし今回、上述のとおり線路支障の脱線のため、しばらくは自由席特急が運行されること、そしてこの4月の転勤で高野線沿線が勤務地となったことから、この機会に、この「高野線自由席特急」を見にいくことにしました。
見にいったのは橋本駅。
仕事が終わった19時前に到着しました。
▲特急「りんかん10号」(橋本19:07発)の代走となる自由席特急。
2000系4両編成による自由席特急でした。
▲方向幕。
「特急」の文字が新鮮です。
▲極楽橋方から到着した各駅停車との縦列停車のシーンです。
このシーンでの2000系による自由席特急の記録も、ある意味貴重なものといえます。
▲橋本19時38分発の特急「りんかん12号」の代走となる自由席特急。
こちらも2000系4両編成でありました。
車両のみならず、駅の案内表示等にも注目してみます。
ホームの発車案内LED表示。
ここ橋本駅を境にして、極楽橋方面は、いわゆる「ズームカー」のみが入線できることもあり、多くの列車が折り返しとなっています。
一方で、ホームは上下2本のみであることから、このようにホームの前後に縦列に停車することがままあります。
そんな橋本駅でも、今回の自由席特急列車は「特急」として表示されていました。
(通常は「こうや」「りんかん」として表示。)
一方、英語表記では、単なる「特急」は用意されていなかったのか、種別が空白のままでありました。
▲特急券券売機は、「こうや」「りんかん」全列車の運休を受け使用中止となり、操作用ディスプレイには案内文が貼られていました。
以上、小原田車庫の脱線・線路支障にともない運行された2000系「自由席特急」の様子をご紹介しました。
本来は、こういった線路支障はあってはならないことですし、再発防止をお願いしたいところですが、一方で運用可能な車両を集めて、自由席特急で運行したのは、利用者への影響を最小限に留めるためであったかと考えられます。
そういった実績についても、やはり記録として残しておくのも大事なのかな、と感じました。
とはいえこの自由席特急、今週末までは確実に運行され、その後も「こうや」「りんかん」が運転再開となるのは未定となっています。
特に今週末に高野山方面へ観光にお越しの方は、乗り換え検索の結果とは列車の時刻は変わらないものの、種別が異なるため、駅の案内に注意していただきたいところであります。
【関連ブログ】
【南海】小原田車庫で脱線事故が発生 - 鉄道プレス
列車番号T-TAKE(てぃーていく) : 南海高野線自由席特急代走は当分継続か?
高野線特急「こうや」「りんかん」全便運休 自由席特急運行 : 702鉄道ノート
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