日本一営業日が短いJR駅として有名な、JR四国・予讃線の「津島ノ宮」（つしまのみや）駅。

駅のほど近くにある「津嶋神社」の夏季例大祭にあわせて開設される駅ということから、毎年8月4日・5日の二日間のみ営業する臨時駅となっています。

この「一年間のうち二日間」というのは、長期休止中の駅を除くと、日本一営業日が短いJRの駅となることから、夏季例大祭訪問は勿論のこと、毎年二日間しか乗り降りできないレアな駅として、鉄道ファンにとっても注目の駅であります。

しかしこの津島ノ宮駅、新型コロナウイルス感染症の影響により夏季例大祭が中止されたことにともない、2020年・2021年と2年連続で臨時駅の開設が中止されました。

しかし今回、夏季例大祭が開催されることにともない、津島ノ宮駅についても3年ぶりに開設されることが発表されました。

日本一営業日が短いＪＲ駅「津島ノ宮駅」を３年ぶりに開設します！ ｜JR四国

概要は以下のとおりです。

【開設日】
2022年8月4日(木)、5日(金)

【臨時停車する列車】
・8月4日(木)
下り21本（多度津8:31発〜21:00発）
上り22本（観音寺8:06発〜20:52発）

・8月5日(金)
下り10本（多度津8:31発〜15:34発）
上り11本（観音寺8:06発〜15:12発）

【記念駅名標の設置】
開設の二日間、臨時に列車が停車する時間帯に、ホームにある駅名標の裏面に記念駅名標を設置。


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


上述のとおり、「一年に二日間しか営業しない」駅として有名なこの津島ノ宮駅。

私自身も2019年8月にこの津島ノ宮駅を訪問しました。
阪和線の沿線から : 予讃線・津島ノ宮駅に行く（2019.8.5）一年に二日間しか営業しない臨時駅です

ところがこの訪問の翌年、2020年には新型コロナウイルス感染症の影響で駅の開設は中止となりました。
その翌年、2021年も開設は中止されたことから、次に津島ノ宮駅に乗り降りできるのは果たしていつになるのか、気がかりになっていたファンも多かったかも知れません。


しかし今回、JR四国より津島ノ宮駅開設の発表が行われたことから、3年ぶりにこの駅での乗り降りができることになります。

DSC08969_R
▲津島ノ宮駅駅名標。
「すまいるえきちゃん」も描かれた、記念駅名標となっていました。

DSC08958_R
▲津島ノ宮駅に停車する7200系

DSC08972_R
▲津島ノ宮駅の駅舎

DSC08985_R
▲津嶋神社へ続く橋。
ここを人が渡る様子も、3年ぶりに見られることになりそうです。


毎年二日間しか開設されない臨時駅の訪問さえも叶えさせてくれないほどの、新型コロナウイルス感染症の影響でありますが、それも3年ぶりに叶えられそうであります。
勿論、今後の感染状況により急遽取り止め、という可能性もありますが、ウイズコロナの方向へ向かうなか、今年こそは津島ノ宮駅に訪問できそうだな、と嬉しく感じた次第です。


3年ぶりに開設される津島ノ宮駅。
訪問の際には、上記でご紹介した津島ノ宮駅訪問記のブログも参考にしていただければ嬉しく感じたニュースであります。



【関連ブログ】
【日本一営業日が短い駅】3年ぶりに開設へ。JR四国・津島ノ宮駅 - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
津島ノ宮駅 臨時営業（2022年8月4日） - 鉄道コム

「日本一営業日が短いJR駅」3年ぶりに営業へ！ 8月の2日間 そもそもどこにある？ | 乗りものニュース


↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム