名古屋市交通局では、市営交通100周年を記念した「市営交通100年祭」を実施することとしており、その一環として市営地下鉄(東山線、名城線・名港線)において、地下鉄運行当初に施された黄色(ウインザーイエロー)でラッピングした「黄電メモリアルトレイン」の運行を開始しました。

黄電メモリアルトレインの運行 | お知らせ&トピックス | 名古屋市営交通100年祭【名古屋市交通局】

概要は以下のとおりです。

【対象路線】
・東山線:
1編成(100形デザイン)

・名城線・名港線
1編成(1000形デザイン)

【運行期間】
・東山線:
2022年8月1日〜2023年1月22日

・名城線・名港線:
2022年8月8日(※)〜2023年1月29日
(※)作業の状況により運行開始日が遅れる場合あり。

【イメージ】
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(上記発表資料(https://100th.kotsu.city.nagoya.jp/topics/detail/62/)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



今では様々なラインカラーが用いられている名古屋市営地下鉄ですが、一昔前は「黄色」一色に塗色された車両がメインで活躍していました。

元々のラインカラーが黄色の東山線は勿論、ラインカラーが名城線でもイエローの塗装が採用され、タイトルにあるように「黄電(きいでん)」とよばれるようになりました。

その「黄電」も、後継の車両が登場し、2000年代初頭には消滅しましたが、今回市営交通100周年記念事業の一つとして、22年ぶりに復活することとなりました。

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▲東山線・藤が丘駅のN1000形と5050形。
今回「黄電」復活塗装ラッピングが施されるのは、5050形となります。


黄色一色が採用されたのは、「暗い地下鉄内でも明るく見えるように」というのが理由とのことです。
ホームドアの普及により、一般旅客が注意しなければならないケースは少なくなりはしました。
しかし黄色一色の地下鉄は、名古屋市民の方々は勿論、鉄道ファンにとっても懐かしいものに映るのではないか、と思います。

幸い、東山線には地上走行区間がありますので、名古屋市内へ立ち寄った際には、この「黄電」を記録してみるのもいいな、とも感じたニュースでありました。




【関連ブログ】
【名古屋市地下鉄】「黄電」が復活!東山線・名城線で8月から運行へ - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
名古屋市 黄電メモリアルトレイン 運転(2022年8月1日〜) - 鉄道コム

名古屋市交通局 東山線と名城線・名港線で「黄電メモリアルトレイン」を運転|鉄道ニュース|2022年7月31日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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