毎年10月に泉北高速鉄道・光明池車庫で開催されている「せんぼくトレインフェスタ」。
4年前の2018年に開催されてからというもの、2019年は台風接近のため、そして2020年・2021年は新型コロナウイルス感染症の影響から現地での開催は中止となりました。

しかし今年、下記記事でご紹介したように、4年ぶりに開催の案内が発表されました。
阪和線の沿線から : 【泉北高速鉄道】「せんぼくトレインフェスタ2022開催」(2022.10.8)



今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、「事前応募・抽選制」でしたが、抽選は嬉しいことに「当選」の返信をいただきました。
上記記事でご紹介したように「めでたいでんしゃ かしら」が光明池車庫にやってくることから、期待を膨らませて当日の開催を楽しみにしていました。



迎えた当日、指定された入場時間枠である11時30分をめがけて光明池車庫に向かいました。

20221008_122215_R

「のぼり」も本日のために新調されていたものと思われます。

20221008_122305_R

入場には、事前に送付された「当選メール」の提示が必要でした。
見たところ、入場に関して特に混乱はなかった模様です。

20221008_121620_R

事務所の中に入るのも久しぶりです。
事務所内の屋内展示では、「トイトレイン走行展示」というイベントが実施されていました。
「トイトレイン」とは初耳ですが、何のことはありません、「プラレール」のことでした。

そのプラレールが会場内を走り回る、というものですが、そこには大きな「仕掛け」がありました。
20221008_112957_R
▲走っている車両は泉北高速の車両がメインであることは勿論ですが、駅名も「泉ケ丘」「栂・美木多」と書かれています。

20221008_113004_R
▲同じく「光明池」駅があります。

20221008_113011_R
▲こちらは「中百舌鳥」駅。

これらの3枚の写真を見ると、「実際の泉北高速鉄道・南海電鉄の配線をプラレールで再現している」ことが分かります。
近年、このように「プラレールで実在の配線を再現」するイベントが実施されている事例は聞いていましたが、まさかここ「せんぼくトレインフェスタ」でそれを目にするとは、思いもしませんでした。
まさに、「子供だけでなく大人も楽しめる」展示となっていたかと思います。

事務所から外に出て、ステージに向かいます。
ステージでは丁度、「泉北高速鉄道クイズ大会」が行われている時間でした。
20221008_113515_R
▲ステージショー「クイズ大会」の様子です。

20221008_113653-2_R
▲鉄道タレントの斉藤雪乃さんが司会進行をされていました。
ご覧のとおり、泉北高速鉄道の制服を着用されていました。

DSC07908_R
▲ステージの反対側には保守車両「マルチプルタイタンパ」が展示されていました。

車庫内に入り、車両撮影会に参加します。
これまで「せんぼくトレインフェスタ」での車両撮影は、開場時間内では自由に出入りが可能のように記憶していましたが、今回は新型コロナウイルス感染症対策もあり、撮影スペースに滞留する人数を常に一定に制限していました。

そのため、入場まで10分前後の待ち時間が必要でしたが、その効果として、撮影スペースが比較的空いている状態で撮影することができました。

今回は既にご紹介している「めでたいでんしゃ かしら」が泉北高速鉄道の車両と並んで撮影できる貴重な機会、ということでしたので、家族連れや鉄道ファンが熱心に撮影に勤しんでいました。

「めでたいでんしゃ かしら」「泉北12000系『泉北ライナー』」「泉北5000系」の並びの写真、どうぞご覧ください。
20221008_115452_R


20221008_115158_R


20221008_115111_R


20221008_115338_R


「めでたいでんしゃ かしら」と泉北高速鉄道の車両との並びは勿論、「泉北ライナー」12000系の単独写真も撮影できて、非常に満足でありました。


撮影スペースをあとにし、グッズ販売コーナーに向かいます。
20221008_120737_R

泉北高速鉄道に加え、南海電鉄、阪堺電軌軌道、南海バス等が販売を行っていました。

今回の「トレインフェスタ」開催のお礼がてら、このように泉北高速鉄道のグッズを購入しました。
全て合わせて2,600円程度だったかと思います。
20221008_120837_R


泉北高速鉄道のグッズコーナー向かいには、「和泉こうみ」の等身大パネルが設置されていました。
DSC07931_R



撮影・グッズ購入といずれも満足し、会場をあとにしました。



以上が、泉北高速鉄道「せんぼくトレインフェスタ2022」の訪問報告でした。

都合4年ぶりに開催のこの「トレインフェスタ」。
泉北高速鉄道の社員さんからも、久々の開催を嬉しく感じることができたのは、私だけではなかった、かも知れません。

また今回、「めでたいでんしゃ かしら」7100系の展示が実現しました。
ということは、7100系と併結されている10000系「サザン」の展示も一応可能ではないか、と素人的な希望を抱いたりしました。

また、長年に渡り泉北高速鉄道及び南海高野線で活躍した「6000系」の全面引退が間近に迫ってきましたので、来年の車両撮影では、南海6000系との並びが実現するとファンの注目も集めるのではないかと感じました。
アンケートにもその旨を記入しましたので、是非実現するといいな、と思いました。


最後になりましたが、4年ぶりの開催となる「せんぼくトレインフェスタ」を運営して下さった、泉北高速鉄道の社員の方々に御礼を申し上げるとともに、来年もまた、このような楽しいイベントを実施していただけるよう、希望と期待を記して、今回の記事の終わりとさせていただきます。




↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム