和歌山バスでは、通勤及び通学(1年)の各定期乗車券について、割引率を改定するとともに、鉄道・バス連絡定期乗車券の発売を終了することを発表しました。
通勤・通学(1年)定期乗車券の割引率改定および鉄道・バス連絡定期乗車券の発売終了について | 和歌山バス株式会社
概要は以下のとおりです。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。

▲JR和歌山駅で発車待ちをする和歌山バスの車両。
少子高齢化に加え、このコロナ禍で、バスに限らず公共交通機関の運営は厳しい状況が続いています。
利用者の負担増も踏まえた運賃の値上げや割引きっぷの整理等、収入増に向けた取り組みも各社等で実施されておりますが、ここ和歌山バスでも例外ではありません。
今回和歌山バスから発表されたのは、定期券の割引率見直しと、「鉄道・バス連絡定期券」の発売終了のニュースであります。
定期券の割引率見直しで、通勤定期券は概ね7.1%の値上げとなりますが、苦しい中いままでこの運賃水準を維持してきたことを考えると、やはりそろそろ限界、と思えるところです。
それ以上に衝撃だったのは、「鉄道・バス連絡定期乗車券の発売終了」であります。
現在、和歌山バスとJR西日本、南海電鉄との連絡定期乗車券を発売しています。
この連絡定期乗車券は、2枚の定期券が1枚となるメリットがあります。
JR西日本との連絡定期券は、2000年代初頭に発売開始されたものと思われますが、通勤の都合もあり、幾度かこの連絡定期乗車券を購入したことがありました。
JR阪和線と和歌山バスを乗り継いで通勤することもあった私にとっては、この連絡定期乗車券は2枚の定期券を1枚にまとめることのできる、便利なものでありましたが、一方で磁気定期券のみの発売であり、再発行は不可能であることから、紛失しないか常に緊張していた覚えがあります。
(ICカード定期券の場合、再発行が可能です。)
そんなこともあり、その後はバスカード、そしてICカード「kinoca定期券」を使うようになり、この連絡定期乗車券はあまり利用しなかったのですが、今回、定期券の割引率改定に伴い発売を終了することとなりました。
この和歌山バスの連絡定期券を購入する際、停留所とその対応するエリア(上述の場合「西1」エリア)を毎回確かめてもらう必要があったのですが、その確認に時間を要したのも、そして、「バス和歌山」というレアな表記が見られた思い出も、全て過去のものになるのかな、と思うと時代の流れも感じたニュースでありました。
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通勤・通学(1年)定期乗車券の割引率改定および鉄道・バス連絡定期乗車券の発売終了について | 和歌山バス株式会社
概要は以下のとおりです。
【実施日】
2022年12月1日(木)
(鉄道・バス連絡定期券については、2022年11月30日(水)をもって発売を終了)
【改定内容】
・通勤定期乗車券の割引率改定
現行30%→25%に引き下げ(約7.1%値上げ)
・通学(1年)定期乗車券の割引率改定
現行45%→42.5%に引き下げ
(1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月の通学定期券及び学期定期券の運賃は現行どおり)
【鉄道・バス連絡定期乗車券の発売終了】
2022年11月30日(水)をもって発売を終了。
今後は鉄道及びバスの定期乗車券を別々に購入する。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。

▲JR和歌山駅で発車待ちをする和歌山バスの車両。
少子高齢化に加え、このコロナ禍で、バスに限らず公共交通機関の運営は厳しい状況が続いています。
利用者の負担増も踏まえた運賃の値上げや割引きっぷの整理等、収入増に向けた取り組みも各社等で実施されておりますが、ここ和歌山バスでも例外ではありません。
今回和歌山バスから発表されたのは、定期券の割引率見直しと、「鉄道・バス連絡定期券」の発売終了のニュースであります。
定期券の割引率見直しで、通勤定期券は概ね7.1%の値上げとなりますが、苦しい中いままでこの運賃水準を維持してきたことを考えると、やはりそろそろ限界、と思えるところです。
それ以上に衝撃だったのは、「鉄道・バス連絡定期乗車券の発売終了」であります。
現在、和歌山バスとJR西日本、南海電鉄との連絡定期乗車券を発売しています。
この連絡定期乗車券は、2枚の定期券が1枚となるメリットがあります。
JR西日本との連絡定期券は、2000年代初頭に発売開始されたものと思われますが、通勤の都合もあり、幾度かこの連絡定期乗車券を購入したことがありました。
▲JR・和歌山バスの連絡定期乗車券(一部加工しています。)
JRとの連絡定期券では、和歌山バスの区間は上記のとおり、「バス和歌山西1」等と表示されていました。
「西1」というのは、和歌山駅から見て西側の1番目のエリア、という意味でしょうか。
また経由欄も、「和歌バス」と表記されているところも注目です。
JR阪和線と和歌山バスを乗り継いで通勤することもあった私にとっては、この連絡定期乗車券は2枚の定期券を1枚にまとめることのできる、便利なものでありましたが、一方で磁気定期券のみの発売であり、再発行は不可能であることから、紛失しないか常に緊張していた覚えがあります。
(ICカード定期券の場合、再発行が可能です。)
そんなこともあり、その後はバスカード、そしてICカード「kinoca定期券」を使うようになり、この連絡定期乗車券はあまり利用しなかったのですが、今回、定期券の割引率改定に伴い発売を終了することとなりました。
この和歌山バスの連絡定期券を購入する際、停留所とその対応するエリア(上述の場合「西1」エリア)を毎回確かめてもらう必要があったのですが、その確認に時間を要したのも、そして、「バス和歌山」というレアな表記が見られた思い出も、全て過去のものになるのかな、と思うと時代の流れも感じたニュースでありました。
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