先日泉北高速鉄道より発表のあった新型通勤車両「9300系」。
7020系以来、16年ぶりの新型通勤車両の導入ということで話題を集めましたが、SNS上でよく聞かれた感想として「小田急に似ている」というのがありました。
ブルーが基調、というのは泉北高速鉄道開業以来からの伝統でもありますし、今回カラーリングを「ブルー」のみにしたのも原点回帰と個人的に解釈してのですが、「小田急に似ている」という感想は、個人的に「目から鱗」でありました。
「小田急」に似ている、という話題であれば、やはり小田急をメインに取り上げられているファンの方に語っていただくのがいいのでは、と思っていたところ、当ブログからもリンクを貼らせていただいているOdapediaさんが、丁度下記のような記事を記されましたので、ご紹介したいと思います。
詳細な分析は、上記Odapediaさんの記事を読んでいただければ、納得であります。
「基本のカラーリング」「ブラックフェイス」「4扉」「冷房装置のキセ」…短時間で細かく、そして的確に分析されている記事には、感服の思いしかありません。
ただ単に「似ている」という感想めいた内容を、具体的に分析した記事となっています。是非お読みいただければ幸いです。
また、当ブログ記事にもリンクを貼っていただき、ありがとうございます。
その「似ている」小田急の写真、私の手元にありましたので、ご紹介します。
ところでこの9300系、なぜ「9300」という中途半端な型式が与えられたのでしょうか。
その理由について、個人的な考察をまとめてみたいと考えます。
これまでの泉北高速鉄道の通勤車両では、モデルチェンジの際にキリのいい型式番号が与えられてきたように思えます。
歴代の泉北高速鉄道の通勤車両を列挙してみますと、
となっています。
このうち7020系は「7000系の設計思想を踏襲」(同社Webサイト)ということから、7000系の連番と考えると、それ以外は「最初の桁」以外が全て0という、キリの良い番号となっていることがわかります。
加えて、「最初の桁」を注目しますと、100系→3000系→5000系→7000系と、全て「奇数」となっています。
この規則性から考えると、7020系の次の新型通勤車両は、最初の桁が「9」となることは自然な流れになるのかな、と考えられます。
では、なぜ「9000系」というキリのいい形式名にならなかったか。
勝手に想像するに、理由は二つはあるのではないか、と考えられます。
まず「1:」についてですが、南海電鉄には、南海線・空港線で運用されている「9000系」という型式がありますが、この9000系との重複を避けるために、別の番号を充てたというものです。
▲南海電鉄9000系。
ただ7000系導入の際には、当時南海電鉄にも7000系(南海線)が存在していたことがあったため、過去から完全に重複を避けていたわけでもなかったようです。
ただ、かつては大阪府都市開発というグループ外企業であった頃と違い、現在では泉北高速鉄道は南海電鉄の子会社となり、当時に比べるとより密接な両社の運営関係となっていることを考えると、車番の重複は避けておくべき、という判断は、十分あり得ると思われます。
そこに加えて、「2:」で挙げた南海8300系をベースにした新車両、というのでその要素を型式名で現しておくために、「300」という数字を取り入れた、というのも十分あり得る考えでしょう。
これらを組み合わせて、「南海電鉄8300系の泉北高速鉄道版」として、「9300系」という型式名が与えられたのではないのでしょうか、というのが個人的な見立てです。
以上、泉北高速鉄道9300系の投入発表に絡めた関連記事を本日はお届けしました。
「小田急に似ている」という感想から、関東地区のファンからも注目を集めた泉北9300系。
来年夏予定の営業運転開始に向けて、今後車両メーカーからの搬入や試運転といった準備が進められるものと考えられます。
また16年ぶりの新型通勤車両の導入でもあることから、試乗会などのイベントが実施される可能性も考えられます。
そういった話題を、当ブログでも皆さんにお届けし、多くの皆さんに泉北高速鉄道に関心を持ってもらえると、かつて沿線に住んでいた者の一人としても嬉しく思いますので、引き続き新型車両「9300系」の話題には注目していきたいな、と思います。
↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
7020系以来、16年ぶりの新型通勤車両の導入ということで話題を集めましたが、SNS上でよく聞かれた感想として「小田急に似ている」というのがありました。
ブルーが基調、というのは泉北高速鉄道開業以来からの伝統でもありますし、今回カラーリングを「ブルー」のみにしたのも原点回帰と個人的に解釈してのですが、「小田急に似ている」という感想は、個人的に「目から鱗」でありました。
「小田急」に似ている、という話題であれば、やはり小田急をメインに取り上げられているファンの方に語っていただくのがいいのでは、と思っていたところ、当ブログからもリンクを貼らせていただいているOdapediaさんが、丁度下記のような記事を記されましたので、ご紹介したいと思います。
詳細な分析は、上記Odapediaさんの記事を読んでいただければ、納得であります。
「基本のカラーリング」「ブラックフェイス」「4扉」「冷房装置のキセ」…短時間で細かく、そして的確に分析されている記事には、感服の思いしかありません。
ただ単に「似ている」という感想めいた内容を、具体的に分析した記事となっています。是非お読みいただければ幸いです。
また、当ブログ記事にもリンクを貼っていただき、ありがとうございます。
その「似ている」小田急の写真、私の手元にありましたので、ご紹介します。
▲「似ている」中でも、「よく似ている」車両でもある小田急8000形。
恐らく小田原駅で撮影したものと思われます。
確かに前面がブラックフェイスなのは、小田急もそうだった、と写真を見て改めて感じた次第です。
ところでこの9300系、なぜ「9300」という中途半端な型式が与えられたのでしょうか。
その理由について、個人的な考察をまとめてみたいと考えます。
(※注意)
以下は個人的な研究(というか想像)であり、泉北高速鉄道からの公式発表とは一切関係がありません。
あくまで管理人の個人的な考えとして、肩肘張らずにお読みいただければ幸甚に存じます。
これまでの泉北高速鉄道の通勤車両では、モデルチェンジの際にキリのいい型式番号が与えられてきたように思えます。
歴代の泉北高速鉄道の通勤車両を列挙してみますと、
●100系(1971年・・・全車両廃車済)
(泉北高速鉄道Webサイト(http://www.semboku.jp/fun/zukan/100kei/)より引用)
●3000系(1975年)
●5000系(1990年)
●7000系(1996年)
●7020系(2007年)
(※)カッコ内は営業運転開始年
となっています。
このうち7020系は「7000系の設計思想を踏襲」(同社Webサイト)ということから、7000系の連番と考えると、それ以外は「最初の桁」以外が全て0という、キリの良い番号となっていることがわかります。
加えて、「最初の桁」を注目しますと、100系→3000系→5000系→7000系と、全て「奇数」となっています。
この規則性から考えると、7020系の次の新型通勤車両は、最初の桁が「9」となることは自然な流れになるのかな、と考えられます。
では、なぜ「9000系」というキリのいい形式名にならなかったか。
勝手に想像するに、理由は二つはあるのではないか、と考えられます。
1:南海電鉄に「9000系」が存在しているため。
2:南海8300系をベースにした車両であるため。
まず「1:」についてですが、南海電鉄には、南海線・空港線で運用されている「9000系」という型式がありますが、この9000系との重複を避けるために、別の番号を充てたというものです。
▲南海電鉄9000系。
ただ7000系導入の際には、当時南海電鉄にも7000系(南海線)が存在していたことがあったため、過去から完全に重複を避けていたわけでもなかったようです。
ただ、かつては大阪府都市開発というグループ外企業であった頃と違い、現在では泉北高速鉄道は南海電鉄の子会社となり、当時に比べるとより密接な両社の運営関係となっていることを考えると、車番の重複は避けておくべき、という判断は、十分あり得ると思われます。
そこに加えて、「2:」で挙げた南海8300系をベースにした新車両、というのでその要素を型式名で現しておくために、「300」という数字を取り入れた、というのも十分あり得る考えでしょう。
これらを組み合わせて、「南海電鉄8300系の泉北高速鉄道版」として、「9300系」という型式名が与えられたのではないのでしょうか、というのが個人的な見立てです。
以上、泉北高速鉄道9300系の投入発表に絡めた関連記事を本日はお届けしました。
「小田急に似ている」という感想から、関東地区のファンからも注目を集めた泉北9300系。
来年夏予定の営業運転開始に向けて、今後車両メーカーからの搬入や試運転といった準備が進められるものと考えられます。
また16年ぶりの新型通勤車両の導入でもあることから、試乗会などのイベントが実施される可能性も考えられます。
そういった話題を、当ブログでも皆さんにお届けし、多くの皆さんに泉北高速鉄道に関心を持ってもらえると、かつて沿線に住んでいた者の一人としても嬉しく思いますので、引き続き新型車両「9300系」の話題には注目していきたいな、と思います。
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