JR西日本グループのJR西日本交通サービスと日本旅行は、両社が協力のもと、JR西日本グループの全面協力を得て、「JR旅客営業制度探究講座」前期2日間・後期2日間をそれぞれ実施することを発表しました。
JR西日本グループ全面協力のもと初開催!! 「JR旅客営業制度探求講座 前期2日間 後期2日間」を募集 〜指導歴40年のJR旅客営業制度の匠が講師を担当する探求講座〜:JR西日本
概要は以下のとおりです。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
JR旅客営業制度とは、JR線を利用する際のきっぷ・運賃計算などのルールの総称で、JRグループを利用する際に購入するきっぷは、全てこれらの制度を元にして販売することとなっています。
そのルールは、大変複雑なもので、上記発表資料でも「その複雑さから内容を習得することが大変難しく、JR社員でも繰り返し講習を受けるとともに、社内資格を取得することが求められ」ているくらい、難易度の高いものとなっています。
そんなJR旅客営業制度ですが、それを習得しているのは、JR社員や旅行業者は勿論ですが、それだけでなく、このJR旅客営業制度そのものを趣味の対象とし、その解釈と実際の運用を研究している方も決して少なくありません。
また、これらの旅客営業制度を元にして発行されるのが、いわゆる「きっぷ」でありますので、きっぷの収集と旅客営業制度の理解は、表裏一体のものであります。
今回、JR西日本グループでは、この「JR旅客営業制度」の講義を中心とした旅行商品が発売されることとなりました。
その内容ですが、「営業制度の歴史」に始まり、運賃、定期、料金の計算、そして後期講座では「効力」「運行不能時の取扱い」と、旅客営業制度の隅から隅まで網羅する内容となっています。
加えて、鉄道体験も、シミュレーター体験等に加え、「マルス操作体験」「手書き補充券発行体験」と、旅客営業制度を趣味とするファンや、きっぷ愛好家、いわゆる「きっぷ鉄」のファンが是が非でも参加したい、と思えるメニューが満載となっています。
これまでこのブログでは、特にコロナ禍後に増えてきた「鉄道事業者主催の撮影会」も多くご紹介してきました。
しかし、鉄道ファンの中には様々な分野があり、鉄道車両そのものよりも、きっぷや営業制度を趣味の対象とする人も決して少なくありません。
実は私自身も、鉄道趣味の対象としては、車両よりこういった営業制度に興味があり、この趣味を楽しむようになった初期の頃から、時刻表のいわゆる「ピンクのページ」(旅客営業制度等が記載されている部分。かつてはピンク色の用紙で印刷されていたので、このように呼ばれていました。)をひたすら読み続けていた記憶があります。
この時の経験は、その後「国内旅行業務取扱主任者」(現・国内旅行業務取扱管理者)「一般旅行業務取扱主任者」(現・総合旅行業務取扱管理者)の受験の時に大変役立ちました(改めて勉強する必要が無く、他の科目の学習に時間を費やすことができた)。
このように、私の個人的なエピソードに触れてみましたが、私以外にも多くの方が、「旅客営業制度をガチで学んでみたい」「マルスなどの発券業務を体験してみたい」と考えているのではないのでしょうか。
今回のツアーはそういったファン向けの方々に対する商品として、注目を集めるのではないのでしょうか。
ここまで書いていて、私自身も本当に参加したい、と思ったりしましたが、1回60,000円という価格以前に、家庭的に忙しい時期ですので、断念せざるを得ません。
非常に惜しいところですが、参加者の方々のレポートを楽しみにしたいな、と感じたニュースでありました。
【関連ニュースサイト】
●JR旅客営業制度 探求講座(ツアー)(2023年2月11日) - 鉄道コム
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JR西日本グループ全面協力のもと初開催!! 「JR旅客営業制度探求講座 前期2日間 後期2日間」を募集 〜指導歴40年のJR旅客営業制度の匠が講師を担当する探求講座〜:JR西日本
概要は以下のとおりです。
【ツアー概要】
・日程:
前期・・・2023年2月11日(土)から1泊2日
後期・・・2023年3月4日(土)から1泊2日
・募集人員:
各期12名(最少催行人員:各期1名)
・旅行代金:
前期・後期各60,000円
・参加資格:
18歳以上で、JR旅客営業制度に興味のある者
(基本的に時刻表の旅客営業制度のページをおよそ理解できている者を対象)
後期は、前期に参加した者(前期のみの受講は可能)
【発売開始】
2022年12月23日(金) 15時〜
【申込先】
専用予約サイト(https://va.apollon.nta.co.jp/train-bus-desk/)で申し込み
【ポイント】
・JR社員が学ぶJR旅客営業制度について、国鉄・JR営業部門指導歴40年のプロが講義。
・単に営業制度の学習だけではなく、その制度が生まれた歴史的背景や経緯などを深堀し、丁寧に解説。
・前期・後期を受講し、修了試験に合格された参加者には「修了証」を授与。
・本講座受講者には特別に、鉄道の裏側見学・解説(深夜の駅、出区点検の様子など)や鉄道体験(マルス操作、車掌・運転士シミュレーター など)、実設訓練(線路内作業、安全に関わる駅業務など)を体験。
【主なメニュー】
・制度講座:
前期:「営業制度の歴史」「賃率による運賃計算」「定期運賃」「料金計算」
後期:「前期講座の振り返り」「乗車券類の効力」「講師からの挑戦状」「運行譜の宇治の取扱い」「まとめ」
・鉄道体験:
前期:「車掌シミュレーター体験」「深夜の駅見学」「マルス操作体験」「線路内作業・安全関連駅業務実設訓練」
後期:「運転シミュレーター体験」「クローズ後の『みどりの窓口』見学」「手書き補充券発行体験」
▲ツアーに盛り込まれている操作体験ができる「マルス」
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/221220_00_press_tankyukoza.pdf)より引用)
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
JR旅客営業制度とは、JR線を利用する際のきっぷ・運賃計算などのルールの総称で、JRグループを利用する際に購入するきっぷは、全てこれらの制度を元にして販売することとなっています。
そのルールは、大変複雑なもので、上記発表資料でも「その複雑さから内容を習得することが大変難しく、JR社員でも繰り返し講習を受けるとともに、社内資格を取得することが求められ」ているくらい、難易度の高いものとなっています。
そんなJR旅客営業制度ですが、それを習得しているのは、JR社員や旅行業者は勿論ですが、それだけでなく、このJR旅客営業制度そのものを趣味の対象とし、その解釈と実際の運用を研究している方も決して少なくありません。
また、これらの旅客営業制度を元にして発行されるのが、いわゆる「きっぷ」でありますので、きっぷの収集と旅客営業制度の理解は、表裏一体のものであります。
今回、JR西日本グループでは、この「JR旅客営業制度」の講義を中心とした旅行商品が発売されることとなりました。
その内容ですが、「営業制度の歴史」に始まり、運賃、定期、料金の計算、そして後期講座では「効力」「運行不能時の取扱い」と、旅客営業制度の隅から隅まで網羅する内容となっています。
加えて、鉄道体験も、シミュレーター体験等に加え、「マルス操作体験」「手書き補充券発行体験」と、旅客営業制度を趣味とするファンや、きっぷ愛好家、いわゆる「きっぷ鉄」のファンが是が非でも参加したい、と思えるメニューが満載となっています。
これまでこのブログでは、特にコロナ禍後に増えてきた「鉄道事業者主催の撮影会」も多くご紹介してきました。
しかし、鉄道ファンの中には様々な分野があり、鉄道車両そのものよりも、きっぷや営業制度を趣味の対象とする人も決して少なくありません。
実は私自身も、鉄道趣味の対象としては、車両よりこういった営業制度に興味があり、この趣味を楽しむようになった初期の頃から、時刻表のいわゆる「ピンクのページ」(旅客営業制度等が記載されている部分。かつてはピンク色の用紙で印刷されていたので、このように呼ばれていました。)をひたすら読み続けていた記憶があります。
この時の経験は、その後「国内旅行業務取扱主任者」(現・国内旅行業務取扱管理者)「一般旅行業務取扱主任者」(現・総合旅行業務取扱管理者)の受験の時に大変役立ちました(改めて勉強する必要が無く、他の科目の学習に時間を費やすことができた)。
このように、私の個人的なエピソードに触れてみましたが、私以外にも多くの方が、「旅客営業制度をガチで学んでみたい」「マルスなどの発券業務を体験してみたい」と考えているのではないのでしょうか。
今回のツアーはそういったファン向けの方々に対する商品として、注目を集めるのではないのでしょうか。
ここまで書いていて、私自身も本当に参加したい、と思ったりしましたが、1回60,000円という価格以前に、家庭的に忙しい時期ですので、断念せざるを得ません。
非常に惜しいところですが、参加者の方々のレポートを楽しみにしたいな、と感じたニュースでありました。
【関連ニュースサイト】
●JR旅客営業制度 探求講座(ツアー)(2023年2月11日) - 鉄道コム
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