下記記事でご紹介したように、来年3月18日のダイヤ改正に伴い、大阪駅(うめきたエリア)地下ホームが開業することで、特急「くろしお」「はるか」が大阪駅に停車することとなります。
阪和線の沿線から : 【JR西日本】大阪駅・うめきたエリア開業に伴う運行体系を発表。「くろしお」「はるか」に加え「おおさか東線」も乗り入れへ

但し、地下ホームへの線路の切替は、ダイヤ改正の約1か月前の2023年2月11日(土・祝)夜間から2月13日(月)早朝にかけて実施されることから、現在の地上区間を走行するのは、来年2月11日の最終列車までとなっています。
阪和線の沿線から : 【JR西日本】大阪駅・うめきたエリアの線路切替工事に伴う「くろしお」「はるか」運休実施(2023.2.12)

あと一ヶ月半ほどで見納めとなるこの地上区間、乗り納めのためには、「くろしお」「はるか」の各特急列車に乗車する必要があります。
今回、京都鉄道博物館にDEC741の展示を見にいった帰りに、いい機会だということで、新大阪から天王寺まで、地下化前の梅田貨物線を経由する特急「くろしお」に乗車してみました。

しかも今回は、283系「オーシャンアロー」のグリーン車に乗車し、前面展望もしっかり記録に残しておきたいな、と思い、新大阪から天王寺までの約15分間、グリーン車を奮発して前面展望を楽しんできましたので、画像・動画をご紹介したいと思います。

20221223_131152
▲新大阪駅に停車中の特急「くろしお」13号(新大阪13:15発)
この先頭車両のグリーン車に乗車します。

20221223_131504
▲この座席(1号車1D席)から撮影してみます。

発車して淀川を渡ると、反対側から323系がやってきました。
DSC08930_R


営業ダイヤでは梅田貨物線を走行することのない323系ですが、時折このように走っている模様で、この日も何度か新大阪駅にやって来ていました。
「くろしお13号」に乗車する前にも大阪駅に顔を出しており、このように珍しい取り合わせを撮影しておきました。
20221223_124734
▲新大阪駅に停車中の323系。
このまま西九条訪問に引き換えしていきました。

列車はその後、かつての「梅田貨物駅」、現在のグランフロント大阪など梅田の高層ビルを眺めながら走ります。
DSC08933_R

DSC08934_R


新設の地上区間と合流した後は、西九条駅構内を通過して天王寺まで向かうのは、ダイヤ改正前と同様になります。


今回、グリーン車先頭車を確保して臨んだ動画撮影。
下記にてアップしていますので、グランフロント大阪など梅田の高層ビルを車内から眺めることのできる風景も、間もなく見納めとありますので、この動画でも楽しんでみてはいかがでしょうか。