先月21日に発売された鉄道趣味の月刊誌で、まだ「鉄道ピクトリアル」をご紹介していませんでした。

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鉄道ピクトリアル[本/雑誌] 2023年3月号 (雑誌) / 電気車研究会
鉄道ピクトリアル[本/雑誌] 2023年3月号 (雑誌) / 電気車研究会




特集は「国鉄〜JRの格上げ・格下げ車」として、新製時からの環境変化により、グリーン車から普通車へ、あるいはその逆、はたまた優等列車用から一般列車用やその逆といったような、「格上げ」「格下げ」改造された車両の研究がテーマとなっています。

表紙の車両はクハ455形600番代で、急行形電車の「サロ455」「サロ165」に運転台を追加した車両で、即窓の下降窓が特徴となっていました。

この手の「格上げ車」「格下げ車」は、国鉄時代には多くみられましたが、民営化後30年を経たいまでも少なからず見られますので、かつての用途に思いを馳せながら乗車する、というのも乙なものでしょうか。

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▲和泉砂川駅に停車中の298系「くろしお」。
1号車の「クロハ288」は、オリジナルが「クロ682」でしたが、直流化で「クロ288」となった後、半室グリーン車化により現在の形式に至ります。
半室グリーン車化により「格下げ」された車両のひとつ、といえます。




さて、次号以降の「鉄道ピクトリアル」予告を見ますと、見逃せない内容が記されていました。

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(鉄道ピクトリアル2023年3月号 P131より引用)


ご覧のとおり、「臨時増刊 南海電鉄鉄道」が発行されることが発表されました。
発行予定は今年の夏となっています。

鉄ピク臨時増刊の「南海電鉄」は、2008年8月に発行されて以来ですので、15年ぶりの臨時増刊号であります。
この間、大きな出来事としては「泉北高速鉄道のグループ化」と、それに伴う「泉北ライナー運行開始」、「8300系増備」「7000系引退」などが挙げられるでしょう。
また、夏頃の発行ということでしたら、泉北高速鉄道9300系の試運転も紹介されるかも知れません。

泉北高速鉄道がグループ化されたことから、同社に関する興味深い記事が掲載されるかも知れないので、それも楽しみといえます。


写真の募集は6月末までとのことですので、貴重な写真の投稿を楽しみにしていますし、それによりできあがった特集号も楽しみにしたいと思います。
勿論私も購入し、このブログでしっかりレビューを書きたいと思います。




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