下記記事でご紹介したように、本日(2月12日)は、大阪駅・うめきたエリアの線路切替工事に伴い、関西空港発着の特急「はるか」は全列車運休、白浜・新宮方面発着の特急「くろしお」は、京都・新大阪〜天王寺間の区間を運休することとなっていました。
(参考)
阪和線の沿線から : 【JR西日本】大阪駅・うめきたエリアの線路切替工事に伴う「くろしお」「はるか」運休実施(2023.2.12)
全列車運休となる「はるか」はともかく、天王寺駅折返しで運転される「くろしお」は、果たして当日どのホームを使用して発着するのか、またその折返し運用などはどのようにするのか。
通常のダイヤでは見られない、この日限りの様子を見にいこうと、天王寺駅まで出かけることにしました。
自宅から天王寺駅までは小一時間ですが、どうせなら区間運休となる特急「くろしお」に乗ろうと、日根野〜天王寺間で特急「くろしお12号」(日根野10:08発→天王寺10:33着)に乗ってみました。
▲日根野駅改札口の発車案内。
通常は「京都」となっている本列車の行先が「天王寺」となっています。
定刻通り、「くろしお12号」が到着しました。
列車の行先も「天王寺」となっていました。
日根野を発車して約25分、間もなく天王寺駅に到着します。
天王寺駅到着時の案内放送、そして通常は設定のない天王寺駅1番ホーム到着の様子を、動画で収録してみました。
▲天王寺駅1番のりばに到着した特急「くろしお12号」289系。
▲通常は特急列車の発車がない1番のりば。
この日に限り「くろしお」が1番のりばから発車することから、臨時の乗車位置案内が作成・掲示されていました。
▲1番のりばに停車中の289系。
かつて新大阪方面への直通運転が始まるまでは、ここに381系が多数発着していましたが、現在ではここを特急列車が頻繁に発着する光景は見られませんでした。
懐かしいとも新鮮ともいえるこの光景を見ようと、多くのファンが訪れていました。
(参考)
阪和線の沿線から : 【JR西日本】大阪駅・うめきたエリアの線路切替工事に伴う「くろしお」「はるか」運休実施(2023.2.12)
全列車運休となる「はるか」はともかく、天王寺駅折返しで運転される「くろしお」は、果たして当日どのホームを使用して発着するのか、またその折返し運用などはどのようにするのか。
通常のダイヤでは見られない、この日限りの様子を見にいこうと、天王寺駅まで出かけることにしました。
自宅から天王寺駅までは小一時間ですが、どうせなら区間運休となる特急「くろしお」に乗ろうと、日根野〜天王寺間で特急「くろしお12号」(日根野10:08発→天王寺10:33着)に乗ってみました。
▲日根野駅改札口の発車案内。
通常は「京都」となっている本列車の行先が「天王寺」となっています。
定刻通り、「くろしお12号」が到着しました。
列車の行先も「天王寺」となっていました。
日根野を発車して約25分、間もなく天王寺駅に到着します。
天王寺駅到着時の案内放送、そして通常は設定のない天王寺駅1番ホーム到着の様子を、動画で収録してみました。
▲天王寺駅1番のりばに到着した特急「くろしお12号」289系。
▲通常は特急列車の発車がない1番のりば。
この日に限り「くろしお」が1番のりばから発車することから、臨時の乗車位置案内が作成・掲示されていました。
▲1番のりばに停車中の289系。
かつて新大阪方面への直通運転が始まるまでは、ここに381系が多数発着していましたが、現在ではここを特急列車が頻繁に発着する光景は見られませんでした。
懐かしいとも新鮮ともいえるこの光景を見ようと、多くのファンが訪れていました。
しばらくすると、この289系、天王寺駅阪和ホーム構内の引込線に引き上げていきました。
▲引上線に移動中の289系。
留置中には、223系・225系といった阪和線の車両との並びも見られました。
これも通常ここでは見られない光景だけに、貴重なシーンでありました。
▲225系5100番台との並び。
▲225系5000番台との並び。
▲223系2500番台との並び。
そうこうしているうちに、天王寺11:32発の特急「くろしお9号」入線の案内がありました。
入線時刻は11:18頃とのことでしたが、通常ダイヤでは「はるか16号」が天王寺11:18となっており、この日全列車運休となる「はるか」のダイヤを使って、日根野から車両を回送していることが分かりました。
この日の「くろしお9号」は「パンダくろしお」編成での運行でした。
これまた通常は見られない天王寺駅・阪和線ホーム1番のりばへの「パンダくろしお」入線シーンを撮影しようと、多くのファンが集まってきました。
▲阪和ホーム手前のカーブを通過する「パンダくろしお」。
▲引込線に停車中の289系と並びます。
▲ポイントを通過し、1番のりばに入線してきます。
1番のりばに「パンダくろしお」が入線します。
随一の人気を誇る「パンダくろしお」が、これまた通常はやって来ないホームにやって来るというので、ファンは勿論、家族連れも多数集まってきました。
特急列車の発着が無くなって久しいこの1番のりばが、ここまで華やいだ雰囲気になったのは、本当に久々のことではないのでしょうか。
▲天王寺駅1番のりばに停車中の「パンダくろしお」。
天王寺駅行き止まりホームに停車している証として、次駅表示が「美章園」のみの駅名標とセットで撮影してみました。
11時32分、「パンダくろしお」くろしお9号は白浜に向けて出発しました。
間髪入れずに、天王寺11:33着の「くろしお14号」が到着しますが、この列車、本日に限り「車両運用の都合でグリーン車無し」との案内がありました。
つまり、これまた通常は見られない287系3両編成(普通車のみ)を2編成連結した6両編成でやって来るというではないですか。
ただでさえ天王寺駅1番のりば発着が珍しい光景に、それに加えて287系3両2編成の列車がやって来るとは、レア過ぎる光景が展開されることとなりました。
その様子を以下の画像でご紹介していきたいと思います。
▲手前カーブを通過する「くろしお14号」287系3両2編成。
▲引込線に停車中の289系と並びます。
▲構内のポイントを通過します。
ご覧のとおり、編成中央に運転台が2台設けられているのが分かります。
これこそが、3両2編成を連結している証にほかなりません。
到着した「くろしお14号」を見にいきます。
▲天王寺駅1番のりばに停車中の287系。
▲同・種別及び行先表示。
珍しい「くろしお|天王寺」の表示ですが、天王寺到着後もしばらくの間表示されていました。
このレア表示を一目見ようと、これまた多くのファンが集まっていました。
▲287系3両2編成の連結面です。
このように、先頭車同士が連結されていますが、特筆すべき点は「貫通路が開いている」ことです。
通常の6両編成に増結する際には、貫通路は閉じたままとなっていますが、この日はあくまで6両編成の代走で途中の切り離しが無いからでしょうか、開けた状態で運行されていました。
これまた珍しいシーンでありました。
帰りはこの折返しとなる12:32発「くろしお11号」で天王寺駅をあとにしました。
▲「くろしお11号」天王寺駅1番のりばの発車案内。
定刻通り、12:32に発車しましたが、発車直後の車窓及び車内放送も動画で撮影してみました。
「運用変更によりグリーン車がない」「天王寺駅始発」というイレギュラーが重複して発生している状況の車内放送は、これまた貴重なものではなかったでしょうか。
その他、駅構内の案内表示も記録してきました。
この日限りの「はるか」全列車運休、「くろしお」全列車阪和ホーム発車ということで、天王寺駅構内の至る所に臨時の案内表示が掲示されていました。
▲「くろしお」乗り場変更の案内
▲「はるか」全列車運休の案内
▲構内の案内ディスプレイも、この日は「はるか」「くろしお」の運休・変更に特化して表示していました。
▲中央口改札では、目立つような配置で「くろしお号は1番のりば」を案内していました。
以上が、本日実施された特急「くろしお」天王寺折り返し運転の様子でした。
かつてはここ、1番のりばは特急「くろしお」などの始発ホームとして運用されており、特急券を確認するための中間改札などが設けられていました。
しかし、新大阪駅までの直通運転が可能となったことから、いつしかそのような設備は撤去され、現在では天王寺駅始発の快速列車などが発着するだけとなりました。
ところが本日、うめきたエリアの線路切替に伴い、天王寺駅での「くろしお」折り返し運転が実施されることとなり、この1番のりばが一日限定の「特急線用ホーム」として復活することとなりました。
国鉄時代の阪和線を知る方にとっては「懐かしく」もあった、特急発着の様子ではなかったでしょうか。
この「くろしお」一部区間運休は、本日最終まで続く予定です。
明日には、新たに地下に移設されたうめきたエリアを通過して、新大阪発着で運行されることになりますので、そちらも楽しみにしつつ、まずは線路切替工事が無事終了することを願いたいと思います。
【関連ブログ】
●【JR西日本】天王寺行きの特急「くろしお」が爆誕 - 鉄道プレス
●帰ってきたくろしお号(@天王寺駅阪和線ホーム) : JR阪和線つれづれ記
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▲引上線に移動中の289系。
留置中には、223系・225系といった阪和線の車両との並びも見られました。
これも通常ここでは見られない光景だけに、貴重なシーンでありました。
▲225系5100番台との並び。
▲225系5000番台との並び。
▲223系2500番台との並び。
そうこうしているうちに、天王寺11:32発の特急「くろしお9号」入線の案内がありました。
入線時刻は11:18頃とのことでしたが、通常ダイヤでは「はるか16号」が天王寺11:18となっており、この日全列車運休となる「はるか」のダイヤを使って、日根野から車両を回送していることが分かりました。
この日の「くろしお9号」は「パンダくろしお」編成での運行でした。
これまた通常は見られない天王寺駅・阪和線ホーム1番のりばへの「パンダくろしお」入線シーンを撮影しようと、多くのファンが集まってきました。
▲阪和ホーム手前のカーブを通過する「パンダくろしお」。
▲引込線に停車中の289系と並びます。
▲ポイントを通過し、1番のりばに入線してきます。
1番のりばに「パンダくろしお」が入線します。
随一の人気を誇る「パンダくろしお」が、これまた通常はやって来ないホームにやって来るというので、ファンは勿論、家族連れも多数集まってきました。
特急列車の発着が無くなって久しいこの1番のりばが、ここまで華やいだ雰囲気になったのは、本当に久々のことではないのでしょうか。
▲天王寺駅1番のりばに停車中の「パンダくろしお」。
天王寺駅行き止まりホームに停車している証として、次駅表示が「美章園」のみの駅名標とセットで撮影してみました。
11時32分、「パンダくろしお」くろしお9号は白浜に向けて出発しました。
間髪入れずに、天王寺11:33着の「くろしお14号」が到着しますが、この列車、本日に限り「車両運用の都合でグリーン車無し」との案内がありました。
つまり、これまた通常は見られない287系3両編成(普通車のみ)を2編成連結した6両編成でやって来るというではないですか。
ただでさえ天王寺駅1番のりば発着が珍しい光景に、それに加えて287系3両2編成の列車がやって来るとは、レア過ぎる光景が展開されることとなりました。
その様子を以下の画像でご紹介していきたいと思います。
▲手前カーブを通過する「くろしお14号」287系3両2編成。
▲引込線に停車中の289系と並びます。
▲構内のポイントを通過します。
ご覧のとおり、編成中央に運転台が2台設けられているのが分かります。
これこそが、3両2編成を連結している証にほかなりません。
到着した「くろしお14号」を見にいきます。
▲天王寺駅1番のりばに停車中の287系。
▲同・種別及び行先表示。
珍しい「くろしお|天王寺」の表示ですが、天王寺到着後もしばらくの間表示されていました。
このレア表示を一目見ようと、これまた多くのファンが集まっていました。
▲287系3両2編成の連結面です。
このように、先頭車同士が連結されていますが、特筆すべき点は「貫通路が開いている」ことです。
通常の6両編成に増結する際には、貫通路は閉じたままとなっていますが、この日はあくまで6両編成の代走で途中の切り離しが無いからでしょうか、開けた状態で運行されていました。
これまた珍しいシーンでありました。
帰りはこの折返しとなる12:32発「くろしお11号」で天王寺駅をあとにしました。
▲「くろしお11号」天王寺駅1番のりばの発車案内。
定刻通り、12:32に発車しましたが、発車直後の車窓及び車内放送も動画で撮影してみました。
「運用変更によりグリーン車がない」「天王寺駅始発」というイレギュラーが重複して発生している状況の車内放送は、これまた貴重なものではなかったでしょうか。
その他、駅構内の案内表示も記録してきました。
この日限りの「はるか」全列車運休、「くろしお」全列車阪和ホーム発車ということで、天王寺駅構内の至る所に臨時の案内表示が掲示されていました。
▲「くろしお」乗り場変更の案内
▲「はるか」全列車運休の案内
▲構内の案内ディスプレイも、この日は「はるか」「くろしお」の運休・変更に特化して表示していました。
▲中央口改札では、目立つような配置で「くろしお号は1番のりば」を案内していました。
以上が、本日実施された特急「くろしお」天王寺折り返し運転の様子でした。
かつてはここ、1番のりばは特急「くろしお」などの始発ホームとして運用されており、特急券を確認するための中間改札などが設けられていました。
しかし、新大阪駅までの直通運転が可能となったことから、いつしかそのような設備は撤去され、現在では天王寺駅始発の快速列車などが発着するだけとなりました。
ところが本日、うめきたエリアの線路切替に伴い、天王寺駅での「くろしお」折り返し運転が実施されることとなり、この1番のりばが一日限定の「特急線用ホーム」として復活することとなりました。
国鉄時代の阪和線を知る方にとっては「懐かしく」もあった、特急発着の様子ではなかったでしょうか。
この「くろしお」一部区間運休は、本日最終まで続く予定です。
明日には、新たに地下に移設されたうめきたエリアを通過して、新大阪発着で運行されることになりますので、そちらも楽しみにしつつ、まずは線路切替工事が無事終了することを願いたいと思います。
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