岡山県の水島臨海鉄道では、2014年5月より、JR東日本より譲り受けたキハ37・キハ38・キハ30の各形式を運行しています。
(参考)
阪和線の沿線から : 【水島臨海鉄道】JR東日本より譲受したキハ37・38・30形式を5月12日より運行開始

水島臨海鉄道での営業運転開始から、早9年が過ぎましたが、今回ようやくこの国鉄型気動車に乗車することができました。

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▲倉敷市駅に停車中のキハ37及びキハ38。
オールロングシートで乗降のしやすい車両であり、夕方の通勤・通学輸送に大活躍していました。

16時25分発の水島行きに乗車することにします。
約20分で水島に到着します。
到着後、折り返しの倉敷市行きまでの間に、撮影してみることにします。
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車内には扇風機も残っていました。
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17時1分に、倉敷市行きとして発車していきました。
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水島臨海鉄道のキハ30・キハ37・キハ38は、基本的に平日ダイヤの朝2往復・夕3往復のみの運行です。
(参考)
時刻表 | 旅客事業 | 水島臨海鉄道株式会社

ただ、5月3日(水・祝)〜5月7日(日)のゴールデンウイーク期間中は、これら3形式が日中に運行されることが、同社より発表されています。
【GWキハ特別運行】ゴールデンウィーク中のキハの運用について | イベント情報 | 水島臨海鉄道株式会社

今回乗車したキハ37+キハ38の編成の他、キハ37の2両編成、そしてキハ30+キハ37の2両編成も予めダイヤが発表されています。
特にキハ30は、「冷房がついていないのでご乗車は上級者の方にお勧めします」とありますので、是非ともこの機会に乗車してみてはいかがでしょうか。



もう一つ水島臨海鉄道に関するファン向けのご紹介。
水島臨海鉄道では、主にファン向けに「常備券」を販売しています。
常備券とは、区間・運賃等が予め印刷されたきっぷで、日付を記入すればすぐ販売できることから、特に利用の多い区間を中心に用意されているきっぷの種類です。

水島臨海鉄道では、自動券売機等も用意されている一方で、この「常備券」も販売しています。
その一例を購入してきましたので、ご紹介します。

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▲倉敷市→弥生・水島間(330円)の常備券

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▲水島→三菱自工前(190円)の常備券

常備券は倉敷市駅と水島駅で販売しています。
このうち水島駅は、土休日は休みとなっていますので、水島発の常備券は、土休日に限り倉敷市駅で購入することになります。

「キハ」目当てで水島臨海鉄道を訪問される方も、少し懐かしい「常備券」を購入してみて、旅行のお土産とするとともに、これら「キハ」3形式が末永く運用されるために同社に協力してみてはいかがでしょうか。

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▲倉敷市駅に掲示されていた「常備券あります」のお知らせ。
水島駅・倉敷市駅ともに4種類あるようです。
「キハ」乗車や撮影のついでに、これらの常備券を買うことで、水島臨海鉄道の売上に少しでも協力するのが、ファンとしてできることなのかな、と思っています。
是非とも多くの方に手に取っていただければと幸いです。




【関連ニュースサイト】
水島臨海鉄道 キハ30・37・38形 特別運転(2023年5月3日) - 鉄道コム



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