JR西日本では、ゴールデンウィーク(4月28日〜5月7日の10日間)の利用状況を発表しました。

ゴールデンウィークのご利用状況について 【4月28日(金曜日)から5月7日(日):10日間 同曜比較】:JR西日本

合計で前年比131%、2018年比94%と、コロナ前に近い水準までの利用者の回復が見られました。

特に顕著なのが、昨年度の年末年始に引き続き、関西空港への特急「はるか」でありましょうか。

【「はるか」(日根野〜関西空港間)利用状況】
[下り]
利用者数:4.0万人
前年比:1063%
2018年比:94%

[上り]
利用者数:4.1万人
前年比:1463%
2018年比:82%

[合計]
利用者数:8.1万人
前年比:1235%
2018年比:87%


ご覧のとおり、前年比で約12倍、コロナ禍前の2018年比でも9割弱と、久々に行動制限の無いゴールデンウィークということもあり、かなりの水準で利用者が戻ってきたように感じました。

昨年度の年末(2022年12月〜2023年1月)の実績の前年度比2053%(約21倍)ほど大幅な増加ではないものの、このゴールデンウィークも大幅増であったのは確かであります。
(参考)
阪和線の沿線から : 【JR西日本】年末年始の利用状況を発表。「はるか」は前年度比2053%増(およそ21倍)

加えて「はるか」の場合は、海外からの利用者も顕著に増えていることも、これだけの数字を押し上げた要因といえるでしょう。


5月8日(月)からは新型コロナウイルス感染症も感染症法上の五類(季節性インフルエンザと同等)の扱いとなりました。
日々の感染者数の公表も無くなり、また五類引き下げを前にマスク着用が個人の判断となったこともあり、街中でもコロナ前の様子が徐々に戻ってきた印象ですが、それも利用者の数字で現れてきたのかな、とも感じたニュースでありました。

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▲新大阪駅に停車中の「はるか」281系。
この連休中に私も新大阪→日根野間で「はるか」を利用しました。
コロナ禍中の頃には殆ど見られなかった外国人も、「はるか」にとっては当然の光景として見られるようになりました。




【関連ニュースサイト】
「成田エクスプレス」「はるか」復調。JR特急利用者数ランキング2023年ゴールデンウィーク版 | タビリス



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