能勢電鉄では、同社の運営する妙見の森関連事業の営業を終了し、それに伴い「妙見の森ケーブル」(鋼索線)の廃止届を近畿運輸局宛てに提出したことを発表しました。
妙見山で展開する「妙見の森関連事業」の終了および鋼索線(ケーブル)の廃止届の提出について|能勢電鉄
概要は以下のとおりです。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
能勢電鉄の妙見口駅から先、およそ20分ほど歩いた先に能勢電鉄の「妙見の森ケーブル」の乗り場があります。
このケーブルカーに乗車し、更にリフトに乗車することで、妙見山の山頂近くまで登ることができます。
大阪近郊でお手軽に登山が楽しめる場所として、能勢電鉄でも長年に渡り観光地開発を行ってきましたが、今後大規模な更新投資が必要なこと、一方利用者はコロナ前から減少傾向が続いてたことから、今回これらの事業を全て営業終了することを発表しました。
営業終了は2024年6月24日(月)となっていますが、これはあくまで鉄道事業法の規定で廃止の日の一年前までに廃止の届出が必要であることから、一年後の日付となっているものです。
上記発表資料にあるように、今後公衆の利便を阻害するおそれがないと認められた場合は、廃止の日を繰り上げることが考えられます。
この「妙見の森ケーブル」、私も5年ほど前に乗車したことがあります。
この時は連休合間の平日でありましたが、時折小雨も降る天気であったこともあり、訪問していた方は少なく、その分ゆったりと過ごすことができました。
このケーブルも、鉄道事業法に基づく鉄道でありますので、乗りつぶしの対象とされている方もおられるかと思います。
そのため、今回廃止が届出されたことから、未乗車の方は廃止までに訪問しなければ、とこの発表を受けて考えておられる方もいらっしゃるかと思います。
一方で上述のとおり、廃止日が繰り上がる可能性もあることに加え、毎週水曜日・木曜日は休業日(運休)となっていること、また年末年始を除き冬季は基本的に運休(下記「鉄道プレスネット」記事)であることから、未乗の方はこの秋までに、運行スケジュールを確認の上訪問しなければなりません。
(参考)
●能勢電鉄の妙見山ケーブルカー「廃止」リフトなども営業終了へ | 鉄道ニュース【鉄道プレスネット】
能勢電鉄では、川西能勢口〜日生中央の運転をメインとし、妙見口方面が折り返しとなる大規模なダイヤ改正を昨年12月に実施しました。
(参考)
■阪和線の沿線から : 【能勢電鉄】ダイヤ改正実施(2022.12.17)川西能勢口〜日生中央間の運行がメインに、妙見口方面は折返し運行に
今回のケーブル廃止は、これに続く能勢電鉄の大きなニュースであるかと思います。
私自身は既に乗車しているこのケーブルですが、今後廃止日繰り上げ等の続報があれば、当ブログでご紹介したいと思います。
なお、妙見の森ケーブル・リフトを乗車の際には、阪急・能勢電鉄・大阪モノレールの指定区間と妙見の森ケーブル・リフトが一日乗り放題となる「妙見の森フリーパス」というフリーきっぷが発売されています。
●妙見の森フリーパス(1日乗り放題のお得な乗車券)|きっぷ案内|鉄道情報|のせでん【能勢電鉄】
このフリーパスの発売期間は12月3日(日)までですので、「公衆の利便を阻害するおそれがない」と認められれば、最短でも今年12月3日(日)での営業終了もあり得そうですね。
【関連ブログ】
●【さよなら】妙見の森ケーブル、2024年に廃止へ。64年の歴史に幕 - 鉄道プレス
●【能勢電鉄】妙見の森関連事業、および妙見の森ケーブル・リフトも廃止へ | NOSE KNITs
●【能勢電鉄】妙見の森ケーブル・リフト廃止へ 廃止届提出 : 702鉄道ノート
【関連ニュースサイト】
●能勢電鉄、妙見の森事業の2024年終了を決定 妙見の森ケーブルも廃止へ - 鉄道コム
●64年の歴史に幕「妙見の森ケーブル」廃止へ 山上公園の撤退で リフトも廃止 能勢電鉄 | 乗りものニュース
●能勢電鉄の妙見山ケーブルカー「廃止」リフトなども営業終了へ | 鉄道ニュース【鉄道プレスネット】(再掲)
●能勢電鉄、妙見の森ケーブル・リフト営業終了へ - 廃止日繰上げも | マイナビニュース
●妙見の森ケーブルの廃止日は? 上部リフトとあわせ姿消す | タビリス
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妙見山で展開する「妙見の森関連事業」の終了および鋼索線(ケーブル)の廃止届の提出について|能勢電鉄
概要は以下のとおりです。
【営業終了する事業】
・鋼索線(妙見の森ケーブル:黒川〜ケーブル山上)
・索道線(妙見の森リフト:ふれあい広場〜妙見山)
・その他事業(妙見の森バーベキューテラスなど)
【営業終了予定日】
鋼索線(ケーブル)を、2024年6月24日(月)の営業をもって廃止することをについて、近畿運輸局へ届出。
なお、公衆の利便を阻害するおそれが無いと認められた場合、廃止の日を繰り上げる場合あり。
また、鋼索線(ケーブル)の営業終了日をもって、索道線(リフト)とその他事業の営業を終了。
【営業終了理由】
1960年に鋼索線・索道線の営業を開始し、その後広場やバーベキュー等を整備してきたが、通年にわたる安定した集客に繋がらず、利用者数は年々減少傾向が続いていた。
こうしたなか、コロナ禍の影響で事業環境が一層厳しさを増し、また今後大規模な更新投資が必要となる見込みであることから、これ以上営業を継続していくことが難しいと判断し、事業終了を決定した。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
能勢電鉄の妙見口駅から先、およそ20分ほど歩いた先に能勢電鉄の「妙見の森ケーブル」の乗り場があります。
このケーブルカーに乗車し、更にリフトに乗車することで、妙見山の山頂近くまで登ることができます。
大阪近郊でお手軽に登山が楽しめる場所として、能勢電鉄でも長年に渡り観光地開発を行ってきましたが、今後大規模な更新投資が必要なこと、一方利用者はコロナ前から減少傾向が続いてたことから、今回これらの事業を全て営業終了することを発表しました。
営業終了は2024年6月24日(月)となっていますが、これはあくまで鉄道事業法の規定で廃止の日の一年前までに廃止の届出が必要であることから、一年後の日付となっているものです。
上記発表資料にあるように、今後公衆の利便を阻害するおそれがないと認められた場合は、廃止の日を繰り上げることが考えられます。
この「妙見の森ケーブル」、私も5年ほど前に乗車したことがあります。
この時は連休合間の平日でありましたが、時折小雨も降る天気であったこともあり、訪問していた方は少なく、その分ゆったりと過ごすことができました。
▲黒川駅に停車中の妙見の森ケーブル車両「ほほえみ」号。
▲妙見の森ケーブル・黒川駅
▲妙見の森ケーブル・山上駅
このケーブルも、鉄道事業法に基づく鉄道でありますので、乗りつぶしの対象とされている方もおられるかと思います。
そのため、今回廃止が届出されたことから、未乗車の方は廃止までに訪問しなければ、とこの発表を受けて考えておられる方もいらっしゃるかと思います。
一方で上述のとおり、廃止日が繰り上がる可能性もあることに加え、毎週水曜日・木曜日は休業日(運休)となっていること、また年末年始を除き冬季は基本的に運休(下記「鉄道プレスネット」記事)であることから、未乗の方はこの秋までに、運行スケジュールを確認の上訪問しなければなりません。
(参考)
●能勢電鉄の妙見山ケーブルカー「廃止」リフトなども営業終了へ | 鉄道ニュース【鉄道プレスネット】
能勢電鉄では、川西能勢口〜日生中央の運転をメインとし、妙見口方面が折り返しとなる大規模なダイヤ改正を昨年12月に実施しました。
(参考)
■阪和線の沿線から : 【能勢電鉄】ダイヤ改正実施(2022.12.17)川西能勢口〜日生中央間の運行がメインに、妙見口方面は折返し運行に
今回のケーブル廃止は、これに続く能勢電鉄の大きなニュースであるかと思います。
私自身は既に乗車しているこのケーブルですが、今後廃止日繰り上げ等の続報があれば、当ブログでご紹介したいと思います。
なお、妙見の森ケーブル・リフトを乗車の際には、阪急・能勢電鉄・大阪モノレールの指定区間と妙見の森ケーブル・リフトが一日乗り放題となる「妙見の森フリーパス」というフリーきっぷが発売されています。
●妙見の森フリーパス(1日乗り放題のお得な乗車券)|きっぷ案内|鉄道情報|のせでん【能勢電鉄】
このフリーパスの発売期間は12月3日(日)までですので、「公衆の利便を阻害するおそれがない」と認められれば、最短でも今年12月3日(日)での営業終了もあり得そうですね。
【関連ブログ】
●【さよなら】妙見の森ケーブル、2024年に廃止へ。64年の歴史に幕 - 鉄道プレス
●【能勢電鉄】妙見の森関連事業、および妙見の森ケーブル・リフトも廃止へ | NOSE KNITs
●【能勢電鉄】妙見の森ケーブル・リフト廃止へ 廃止届提出 : 702鉄道ノート
【関連ニュースサイト】
●能勢電鉄、妙見の森事業の2024年終了を決定 妙見の森ケーブルも廃止へ - 鉄道コム
●64年の歴史に幕「妙見の森ケーブル」廃止へ 山上公園の撤退で リフトも廃止 能勢電鉄 | 乗りものニュース
●能勢電鉄の妙見山ケーブルカー「廃止」リフトなども営業終了へ | 鉄道ニュース【鉄道プレスネット】(再掲)
●能勢電鉄、妙見の森ケーブル・リフト営業終了へ - 廃止日繰上げも | マイナビニュース
●妙見の森ケーブルの廃止日は? 上部リフトとあわせ姿消す | タビリス
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