前回の松尾寺から若干間が開きましたが、西国三十三ヵ所巡りの続きの記事をご紹介していきたいと思います。



松尾寺の次に向かったのは、京都府宮津市の「成相寺」。
日本三景の一つ「天橋立」を見下ろす場所に位置する、西国三十三ヵ所では最北の札所です。

ここ成相寺へは、天橋立の観光がてら訪問される方も多く、また曜日と時刻の関係もあり、今回訪問した札所のなかでは一番来訪者で賑わっていたのではないか、と思います。

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▲本堂の前にある門をくぐっていきます。

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▲本堂

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▲本堂内に掲げられている木彫りの龍。
「真向きの龍」とうもので、飛騨の伝統的な彫刻職人である「左甚五郎」の作品と伝えられています。
本堂内は撮影禁止ですが、この「真向きの龍」だけは撮影可能となっていましたので、私も撮影してみました。

境内には五重塔もそびえ立っていました。
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塔の背後、弁天山展望台に至る登山道の途中でも撮影してみました。
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さて一通り成相寺を参拝したあと、帰りはバスとケーブルカーで下山してみようと思います。
成相寺まで乗ってきた自家用車は同行者に回送してもらい、私は一人、バスのりばへ向かいます。

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丁度やってきたのは、このような小型バスでした。
バスとケーブルカーの通し券を往復購入する利用者が多いのですが、バス単体の利用も可能です。
その場合は、車内で運賃(360円)を支払います。

バスは成相寺を出ると、バス1台がやっと通れる細い道を下っていきます。
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天橋立が綺麗に見えるポイントで停車し、運転士が観光案内をします。
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続けて、細い山道を下っていきます。
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約7分で、ケーブルカー傘松駅に到着します。
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ここでケーブルカーに乗り換えて、麓まで降ります。
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▲ケーブルカー車内

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▲ケーブルカーの車窓

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▲中間地点ですれ違います。

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▲麓の府中駅に到着しました。
これで丹後海陸交通ケーブルカー(天橋立鋼索鉄道)にも乗車することができました。

駅の周りには、外国人を中心とした観光客が多数おり、大変賑わっていました。
もはや「コロナ前」の観光地の姿が戻ってきた、ともいえる光景でした。



成相寺への公共交通機関でのアクセスは、上述のとおり「天橋立ケーブルカー」と「登山バス」となります。
いずれも、観光地らしく15分〜30分間隔で運行しており、アクセスには難が無いと思われます。
また、ケーブルカー乗り場の府中駅までは、丹後海陸交通のバス(概ね1時間間隔)か、船(30分間隔)、はたまた天橋立を歩いて渡る(所要時間1時間程度)で向かうことができます。

その他、モーターボートやレンタサイクルなど、多様な手段が用意されているようですので、訪問者の都合に応じて選択することが可能です。

公共交通機関でアクセスする場合は、下記ポータルサイトでの検索が便利ですので、ご紹介しておきます。



ケーブルカー府中駅付近で同行者と無事合流し、次の札所に向かうことにします。



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