南海電鉄では、高野線で運行する「6000系」のうち6両を、なつかしのステンレス無塗装に戻して運行することを発表しています。」
(参考)
阪和線の沿線から : 【南海電鉄】6000系車両をステンレス無塗装で運行(2023.9.11〜)車両撮影会は9月9日(土)に開催

9月11日(月)からの運行に先立ち、本日9月9日(土)に、「復活デザイン車両撮影会」が実施されました。
場所は千代田工場内で、参加費は大人6,000円でしたが、発売開始後にあっという間に定員に達した模様です。

かくいう私も、募集開始時刻となる8月8日(火)10時きっかりにネット申込を行い、無事に申し込みができました。

チケットが瞬殺だったところから、ファンの関心が高い撮影会。
かつて高野線・泉北高速鉄道線で走っていた無塗装の6000系が、この令和の時代に戻ってくることから、ワクワクしながら本日の撮影会に臨みました。



千代田工場に向かい、受付を済ませて南海電鉄の社員さんの案内に従い、撮影会場に向かいます。
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そこに停車していたのは、まぎれもなく「無塗装」の6000系でした。

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▲扉付近に設けられていた南海電鉄の社章も復元されていました。

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▲銘板も、緑地に復元されており、手の入れようを感じました。
私が小学生、中学生、そして高校の初め頃まで、当たり前のように見ていた「銀色一色」の南海電車が、そこには停車していました。
この無塗装の状態は、6000系以降の高野線ステンレス車両では導入時から採用されていましたが、1992年から青色とオレンジ色の帯の入った現在の塗色に変更されました。

ある年齢以上の方には「懐かしい」、そしてそれ以下の方にとっては「新鮮」と思えるこの無塗装の姿を、とくとご覧いただければと思います。

まず、無塗装に復元された各車両を記録してみました。
・モハ6001
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・サハ6601
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・サハ6602
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・モハ6002
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・クハ6097
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・モハ6028
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最初は「試運転」のみだった幕も、色々回していただけました。
その中でも特徴的な幕をいくつかご紹介します。
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▲準急|御幸辻

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▲準急|北野田

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▲各停(行先無し)

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▲準急(行先無し)

幕回しの結果現れたのは、「特急|なんば」でした。
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そして、参加者持参及び南海電鉄が保有している「方向板」が掲出されました。
参加者の挙手による投票で、「区間急行 難波・林間田園都市」「準急 難波・光明池」の二種類が掲出されました。

まずは「区間急行 難波・林間田園都市」。
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そして、「準急 難波・光明池」
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この「準急 難波・光明池」は、泉北高速鉄道方面の列車であることを区別するための「四角」の方向版が特徴で、それが故に参加者の方々もその姿をもう一度見たかった方は多かったのではないのでしょうか。

6000系がこのような方向版を掲出していたのは、同系式が更新修理と冷房化改造が完了するまでの1980年代後半までだったかと思います。

私自身といえば、小学生から中学生の頃で、そもそも列車に乗るのが大イベント、という頃でした。
そんな懐かしい姿、そして子供の頃には最も多く乗ったであろう、泉北高速鉄道乗り入れの準急行の姿を再現した6000系を、もはや50代に差し掛かろうかという今、改めて見ることができるとは、本当に感無量でありました。

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女性専用車の表示。
今でこそ当然のように設定されていますが、この女性専用車が高野線で設定されたのは2003年6月でありました。
その頃には当然、この6000系は現在の塗装になっていましたので、「無塗装」「女性専用車」は初めての組み合わせとなります。

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▲側面の様子を撮影。
無塗装のシンプルさが感じ取れます。

終わり近くまで、幕回しのサービスをしていただきました。
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以上、2時間に渡る撮影会は終了となりました。
6000系1編成の撮影会で、しかも車両外観のみの撮影ということで、果たして2時間もどのように持たせるのか、若干気になっていたところはありましたが、その心配は杞憂に終わりました。

上述のように、方向幕の変更(いわゆる「幕回し」)や方向板の掲出など、ファンの心をつかむ企画が盛り込まれていたので、撮影を楽しみながら、あっという間に終わりました。

本日ご対応いただきました、南海電鉄のスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。


今回の撮影会、相当の人気であったことは冒頭にも記しましたが、やはり無塗装の姿に復元された6000系を、営業運転前に一目見てみようという注目度の高さを実感しました。

営業運転は、週明けの9月11日(月)からとなりますが、このオリジナル6000系が、高野線・泉北高速鉄道線の様々な場所を走ることで、多くの利用者やファンが「なつかしさ」を感じることになるでしょう。

下記記事のとおり、当初予定よりも2年ほど遅れて2025年度の引退が発表されている6000系。
(参考)
阪和線の沿線から : 【南海電鉄】6000系引退は2025年度に延期。2022年度第2四半期決算説明会で明らかに

およそ60年近く走り続けてきた6000系の最後の飾るにふさわしい今回の企画。
私も運行開始後、様々な場所でこの6000系無塗装を記録していきたいと思います。



【関連ニュースサイト】
南海で「6000系復活デザイン車両撮影会」開催|鉄道ニュース|2023年9月9日掲載|鉄道ファン・railf.jp
南海 6000系 無塗装復刻編成 撮影会(2023年9月9日) - 鉄道コム
南海 6000系 無塗装復刻編成 運転(2023年9月11日〜) - 鉄道コム



【関連ブログ】
Msykの業務(鉄道)日誌:南海6000系ステンレス無塗装車と見ておく



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